博多座花組「Sante!!」ライブ中継~客席降りにも乾杯☆彡~
「サンテ!」の掛け声から勢いある華やかなプロローグ。
あのプロローグ、大好きです。
藤井先生の作品は、初見の帰り道でも、
「B席2回分我慢 VS DVD」で激しく悩みます。
裸眼でも映画の字幕が見れる視力ですが、3列目で眼鏡をかけて見ました。
前回から、結局予習できずに観たので、かっこよすぎる若手スターさんたちの名前は分からずじまい。
5人位並ばれると、「右から2番目」などと、場面ごとにインプットします。
ただ、場面が多すぎて、後でパンフレットを見ても、混乱するだけで無意味。
「ルサンク」で運が良ければ判明します。
さいたまんぬの脳みそでは、ショーにおける、スター検挙率が低いです。
「芝居」の方が、役名や場面での登場人数が少ない分、分かりやすいです。
ただ、キラッと光る若手ジェンヌさんは、ショーで発見することが多いんですよね。
「お金で買える幸せもある」と思う瞬間ですね ( ´Д`)=3 フゥ
本題のショーの感想です。
客席降り復活。
客席のお客様の笑顔が、ホント嬉しそう。
他人の幸せを喜べる、清い心がさいたまんぬにもまだ残ってたのね、、と思える位、見ていて幸せになれる場面でした。
「客席降り」復活にも「乾杯」です。
そして、次に思った事は、実に、さいたまんぬらしい発想。
「ワイングラス」所持率高いなぁΣ(・□・;)と驚きました。
ちょっと、お高めなので、パンフレットですら我慢のさいたまんぬには、グラスは敷居が高い。
宝塚大劇場での「グラス所持率」は、博多座ほど高くなかった気がしたのですが。
もちろん、記憶違いかもしれません。
でも、あんなに熱く盛り上がっている様子を見ると、やはりグラスで「乾杯」したいです。
ジェンヌさんたちも楽しそうで、前回より熱量が高く感じられました。
大劇場公演より人数が減ってる事を忘れる位、カッコイイ男役さんと娘役さんが満載でした。
ダンスのキレっぷりでやはり目立つ「華男」、「柚香さん」。
群舞で同じ動きでも、ダンサーは、歌でいう「余韻」が残る仕草がありますね。
「柚香さん」は目を引きます。
他にも見たい方々がいるのに、つい群舞の際、目で追ってしまいます。
ただ、ビジュアルは妖艶なのに、「清らかさ」が勝っています。
「芹香さん」は太陽なら、「柚香さん」は「月」のイメージ。
なのに、同じ「月」イメージの「愛月さん」とは違い、「芹香さん」と同じ「白い王子様」系なのが不思議なお方です。
とにかく、見惚れてしまうので、あまり登場されると、他の方を見損ねてしまう罪なお方です。
ショーでも中臣鎌足的な「瀬戸さん」。
舞台をビシッと締める、踊りもビシッと決める。
渋くてカッコイイです。
大劇場公演での水美さんとの2人で踊っていた場面、「ザ・花男」的な場面。
歌手の方もさりげにカッコイイです。(映画館なので中々映らない、涙)
大劇場公演では「和海しょうさん」(座談会参照)で、「宝塚おとめ」で確認すると、このお方、ショーのあちこちで見かけて気になっておりました☆彡。
「柚香さん」が「ダバダバダ~」って、ソロで歌われる場面のアップがあり、ごっちゃになってますが、多分「和海さん」ですよね(パンフが欲しい)!?。
そう、「柚香さん」、「歌上手くなられた Σ(・□・;)」と、思いました。
歌と言えば、「桜咲さん」のピアフの場面。
失礼ながら、歌はテクニック的な上手さより、感情を載せて歌える人も上手いし、舞台俳優の上手さとしては、これが必要なんだなぁ、なんて思いました。
情感溢れる歌と、ピアフの哀しみをこらえて歌う姿、これまたアップで涙が見えて、一緒に涙しました。
「桜咲さん」、最近、薄幸の人が続いてますが、好きなので、もっと観たいです。
鳳月さん、この場面は、ソロで目立つのに、ピアフの方に焦点がいってしまい、ちょっと損な役回り。
そして爽やか系はあまり似合わない、、、中大兄皇子が強烈過ぎた!?
印象的な場面が多すぎるこのショー。
時系列がごちゃごちゃですが、ダンスは勿論、魅力満載です。
プロローグの後、娘役さんが順番に「明日海さん」にワインを勧めて誘惑する場面。
多分、「花野さん」(パンフが欲しい)。
「明日海さん」との絡みで、最後、長い脚をピーンと伸ばす場面。
すごくかっこよかったです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
層が厚すぎる花組、そして娘役陣。
歌からダンスへ無理矢理持っていったのは、あのお方のダンサーぶりがすごかったからです。
もちろん、「仙名さん」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「3拍子揃う」って時々、下駄履かせている場合もある(失礼)のですが、この方は本当に、弱点ないですね。
「華」って後から身に付くものではない、と、以前申し上げましたが、撤回します。
舞台を重ねるごとに、センターの風格「オーラ」が出てます。
「歌」は勿論、素晴らしいですが、デュエットダンスも見応えあり。
群舞で、「柚香さん」と、どちらを見ようか、、、間をとって真ん中(明日海さん)も棄て難いし、と悩みました。
ブルーレイの「〇〇アングル」の存在意義が分かりました。
「キリスト」の場面は、「柚香さん」と「仙名さん」が一緒に踊っていましたが、お二方を同時に見れる貴重な場面。羽がついたように軽やか。
そして、上手さを見せつけず、さりげない。
全てに渡って「さりげない」。
さらっとこなして、ふと気づけば、誰よりもすごくて、まだ成長途上なのがすごい!!
長年、ヅカ熱が平熱で、マリアおばさん役も、「桜咲さん」版しか観なかったのを今更ながらに悔やんでおります。
そうそう、「キリスト」の場面、少し「シトラスの風」の「明日へのエナジー」に似てません?
好きな場面です。
ついでに、「明日海さん」、あの場面は「キリスト」として歌われ、踊られることがないです。
激しく一緒に踊らないのが、「花男」じゃないなぁと思う所以です。
でも、「キリスト」が美しく、お似合うなので、決して文句ではありません。
思いつくままに書いたので、箇条書きメモのようになってしまいました。
予習が足りず、お顔と名前が一致していないので、間違っていたらご容赦下さい。
今度は万全の準備をして観たいので、再演希望します。
さいたまんぬ