月組『幽霊刑事』~原作から配役を妄想する~

原作を読んだので、原作(ミステリー)のネタバレありです。

ミステリーよりは、断然コメディ(* ̄m ̄)ぷっ

電車の中では読まないことをオススメしたい(思わず吹き出す系)。

よく見つけてきたな・・・

と感心する程、「神崎達也」が「珠様」にハマる(゚∇゚*)(。。*)ウンウン。

確かに「傑作」(*T-T)b・・・「石田先生」ナイスチョイス。

(有名な本なら失礼します。個人的感想です。)

公式ホームページの公演解説

恋愛と本格ミステリーが融合した有栖川有栖氏著の傑作「幽霊刑事」】

青字部分は「コメディとミステリーが融合し、恋愛がちょっぴり絡む」に書き換えたい。

そして、

「鳳月さん」演じる「青森出身でイタコの血を引く霊媒体質の同僚刑事・早川篤」。

登場するだけで、笑いと拍手が湧き起こるのが目に浮かぶ「鳳月さん早川」。

本人は大真面目で誠実な青年だけど、周りに見えない「神崎」と喋る姿は、周囲には奇妙に見えるため、ツッコまれた時のごまかし方が苦しい(笑う)。

しかも、本人の趣味や生真面目な性格が若干ズレているため(笑う)、「神崎」との会話で、的がずれた「ツッコミ」しつつ、誠実な人柄が滲む発言をする「いい人早川」。

「早川」は、周囲で一人「神崎」が見えるので、「神崎」と会話しつつ、周りとも会話して、ごまかしたり、とにかく「台詞」も「芸」も細かくて、忙しそうな役柄。

「神崎」は「堅物で真っ直ぐな性格」。結構気を遣う割に、真面目も過ぎると苦笑したくなるようなことを考えていたり(一人称語りの原作本・・「心の声」になる?)、「幽霊」であることを忘れるため、「早川」がそこを「ツッコミ」、「フォロー」する関係性。

「神崎」は、自然体で大真面目な姿(独り言)に笑ってしまい、

「早川」は大忙しの大活躍で大笑いが起きそう。

・・・『ピガール狂騒曲』と設定が似てる「珠様」と「鳳月さん」。

『ピガール狂騒曲』のラスト、「珠様」の「それでいいのさ」に共感すると、前に書きましたが、この作品も「珠様そのまんま」で「神崎」に見えそう (゚∇゚*)(。。*)イイ感じ。

やはり、周囲の方が、個性が濃いキャラ揃い ⇒ 狂騒曲第2番!?

原作では、「早川」は「神崎」の「後輩」設定。

その設定が変わるのか、結構注目 o(*▼▼*)oワクワク

・「後輩」だから渋々付き合ったり、事件のカギを握るポイントもある。

それ以上に、「後輩」なら「風間さん」でも良さそうな位、「鳳月さん」に演じてもらいたい役柄がある!!

⇒「毬村」 (・ω・)b観たい

⇒ 年齢設定が割と上で見かけは「紳士」でクセがある、難しい役柄なので配役に注目。

 

登場人物は、結構少ない代わりに、皆「濃いキャラ」(笑う)⇒ 目立つ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

【ざっくり主要キャスト】⤵

・「神崎」を射殺する上司「経堂課長」

・フィアンセ「森須磨子」

・やり手の美人警部補「漆原」

・裕福な生まれに対する恩返しで社会の正義を守る紳士ぶって仕事しない刑事「毬村」

・拳銃マニアが高じて刑事になった「佐山」

・窃盗常習犯でも彼なりの哲学がある「怪盗紳士」で、署に入り浸る「ドクターX」

(※:真面目(「神崎」含む)、他は超個性的・・・の極みが「早川」

 

主要キャストが「珠様」「鳳月さん」以外は、上記の6名(多分)。

「漆原」は、「男役さん」でも、作品に影響あまりなさそう。

「珠様」ライブ『Eternità』の出演者(鳳月杏・輝月ゆうま・佳城 葵・朝霧真)と、「ドクターX」(いい味出してる!)を「千海華蘭さん」で、ええやん!

熱い「佐山」を「輝月さん」(また似た役柄。「夢奈さん」がイイかな)と妄想して、

クセが強くて、大きい役が、「毬村」と「ドクターX」。

今回、「神崎」を射殺する犯人は、やはり「悪い人」。

「悪い人」は「スターさん」に演じさせない則(勝手に最近思う)からすると「鳳月さん」の「早川」に納得 (゚∇゚*)(。。*)。

そもそも、この公演は「神崎」「早川」売りなので、「早川」が「風間さん」だと、「珠様」ラストバウ公演にはちょっと・・・(「風間さん」は悪くない)。

「夢奈さん」「蓮さん」あるいは「若手さん」が、一人位主要キャストに入ってもいいのになぁ ( ̄_ ̄ )。o0○??

(「漆原」「佐山」か、一人後輩刑事追加・・・妄想膨らむ)

(「刑事」=ごついイメージ、「スーツ」がビシっと系じゃないイメージ(失礼))

 

原作を読んだ目的?の1つは、フィアンセ「森須磨子」の存在感(と性格)。

⇒ 美人で憧れのマドンナっぽい存在で、刑事らしい凛々しさもありつつ、「神崎」を慕う健気な女性。事件の解決には、携わるけど、「早川」よりは存在感薄い。

(「神崎」の姿が見えない。)

ただ、原作ラストは、「森須磨子」により、「ハート・ウォーミング・ストーリー」に感じるので(いきなり「じ~ん」とくる、これ大事な場面!)、そこそこ目立ちそう。

(主要な)登場人物も少ないし。

次期トップ娘役さん候補にはなりそうな役だけど、分からん ?(゚_。)?(。_゚)?

「リタ」と「森須磨子」は、「健気な女性」の部分が大きく出ると「天紫さん」はあまりしっくりこない。

逆に「自由奔放さ」や「凛々しさ」が魅力的な女性という点では「天紫さん」似合う。

「役」の存在感は「リタ」の方が「森須磨子」より大きそう。

(「海乃さん」は「森須磨子」似合いそうと思い、「海乃さん」のありがたみを実感。)

 

原作本、「神崎」の生真面目な性格と一人称語りの文章が、洗練されてない感じで、スピーディー感もあまりなくて、ちょっとお堅い感じが、「珠様」に合う。

(著者の他の本を読んでいないので、この本限定の感想で、いい意味です。)

やっぱり、コメディ色が強い作品。

配役時点で、笑えて、ラストしんみり(涙)は、予想できるので、ぜひ観たい!!

けど・・・激戦になりそうな「バウホール公演」。

『ダル・レークの恋』組から、『幽霊刑事』も気になり出すと、だらだら読んでましたが、一気に読了。

☆゚・*:.。.☆めちゃ楽しみな公演☆゚・*:.。.☆

(あとは「美園さん」・・・まさかの「森須磨子」はないだろうな)

 

さいたまんぬ