星組『眩耀の谷』東京宝塚劇場① ~「華形ひかるさん」の退団 ~
☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【華形さんのご卒業】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆
公演再開から無事千秋楽を迎えられ、何よりです。
新型コロナウイルス収束の見通しは立っていない今のご時世。
それでも、人生の長い年数を「タカラジェンヌ」として舞台に注ぎ、沢山の人々に夢や希望を与えて下さったジェンヌさんの夢(と思う)は叶ってほしい。大階段を降りて、観客にお見送りされて、ご卒業されてほしい。
と思ってしまうので、何よりです。
☆゚・*:.。.☆ご卒業おめでとうございます☆゚・*:.。.☆
『眩耀の谷』の「宣王」は、王様のえらそうな「圧」度、圧巻でした(*TーT)b!
MY千秋楽(前千秋楽)の翌日から、全身筋肉痛。
同じ姿勢で、全神経を遠い舞台に集中、緊張で筋肉を使うのか、たまになりますの。
私の「B席観劇あるある」、コリはあっても、懲りない。
ご卒業にあたり、「華形さん」を語れる程、観ていない・・・。
ただ、「華形さん」がいらっしゃるのが「ヅカの常」だったので、また一つ、ヅカの節目を感じます。
「華形さん」で、最初に浮かぶのは、花組版『オーシャンズ11』のイエン。
(ヅカ熱の波を実感)
「イエン」が印象的だったので、
宙組版『オーシャンズ11』(2019年)新人公演イエン役「愛海ひかるさん」の娘役転向に、驚きつつ、勝手に縁を感じた芝居上手なW「ひかる」さん。
「華形さん」は、当時スターさん宝庫の「花組若手衆」のお一人だった記憶。
『おかしな二人』で轟理事様の相手役(「未沙のえるさん」演じた役 (゚ロ゚屮)屮エェッ!?)。
「おかしいな???σ(・・?)ナゼに???」と思っている間に「専科」へ異動され、
星組公演の「貧ちゃん」で久しぶりの再会を果たし、
星組『鎌足』の入鹿様に圧倒・・・「イエン」から、時の流れを感じました。
「宣王」として舞台の真ん中に立つ「華形さん」は、「入鹿」のラストを彷彿させ、舞台を制するかのような「圧」、圧巻でした。
ショー『Ray』、MY千秋楽で「華形さん」、銀橋でウインクや片手(2本指ビシッと立てて)を挙げて去る「さりげなくキラー姿」に原点、「元花男」を感じました。
年数や経験を重ねることで出てくる円熟味のある「男役さん」は、得難い貴重な魅力。
(えらそうな物言いごめんなさい)
各組でご活躍される「専科スターさん」は、中々いない・・・ヅカの時流。
「組」に属さないことによるのか、何色にでも染まる、透明感のある「華形さん」。
「専科」で、たゆまぬ努力を続けられた精神や忍耐は、今更ですが凄いに尽きます。
「入鹿」で、極みの一端を垣間見たようで、ひれ伏しました。
「男役集大成」となった「宣王」に再び、ひれ伏しました。
そして、しっかり目に焼き付けました。
ありがとうございます。.:*・゚☆
今回の「礼さん新生星組公演」
・「華形さん」が、この公演を以って、宝塚、そして星組公演からご卒業。
・星組の母「万里組長さん」が、この公演を以って「専科」へ異動(母の愛に飢えそう)。
・「専科」から参入された「愛月さん」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°、強くて、頼もしい存在感。
・他組比、上級生が多く、芝居で重要な登場人物として活躍。
芝居『眩耀の谷』は、実力ある上級生が、舞台を締める(占める)重厚な布陣。
と同時に過渡期(どの組も過渡期!?)。
次回『ロミオとジュリエット』で、「ロミオ」の友達やライバルの配役が、楽しみ。
『眩耀の谷』の感想は、ぼやきから感動に至るまで、思うことが多くて、まとまらない。
よって、②へ続く。
さいたまんぬ