花組『マスカレード・ホテル』シアタードラマシティ~ 瀬戸さんプレお披露目公演と気になるこちらの「F4」~
華やかな色彩のホテルの舞台(チラシ通り)。
幕開けとフィナーレでセンターに立つ、貴公子感漂う「瀬戸さん」 w(*゚o゚*)w 。
※(追記)いきなり記憶違いでごめんなさい。。
スラっとしたスタイルに、目が惹き付けられました・・・きれい(*゚.゚(゚.゚*)☆゚・*:.。.☆
スタイリッシュさと大人な雰囲気が滲む、男役を従えたダンス場面。
※(追記)⇒2幕の幕開けとフィナーレ
「瀬戸さん」、最近、観ていた役が個性的だったので、
正統派な佇まいに驚き、
フィナーレで、純白の衣装でのデュエットダンスとか、
☆゚・*:.。.☆こちらも新生花組プレお披露目感☆゚・*:.。.☆
作品とはあまり関係なさげでも、タカラヅカらしい雰囲気で心地よい余韻が残り、良かったです(゚∇゚*)(。。*)ウンウン。(フィナーレ)
作品は、ミステリアスよりは、ヒューマンドラマ色が濃い。
原作もので、パンフに役名が書いてある時点で、犯人探しにハラハラすることはなく、どう脚色されるのか、そして配役にワクワクする舞台☆彡
原作を観る前に再読した割に、肝心の配役を見ずに観に行き、意外なキャスティングの方々もおりました。
「瀬戸さん」演じる「新田警部補」が、警察組の中で、一番ホテルマンが似合う雰囲気設定の原作にこだわってはいけない。
「和海さん」がホテルマンじゃない・・・
「羽立さん本宮警部補」はソファの座り方、違和感なく高級ホテルの客に見える・・・
ホテルマンや宿泊客の演技が自然で上手すぎな警察組・・・
とか、よぎったものの、それはさておき、
題名通り、4名のキャストが、個人的に印象に残りました。
個人的感想です。(※間違えも多いです)
余計な一言を申せば、花組分割はこちらに、歌ウマビトが揃っており、花組の大人組。
なのに、あんまり歌わない・・・歌の印象があまり残らなかった!?
(※劇中では主要キャストは勿論歌い、「瀬戸さん」は、かなり歌ってる。)
「緯度と経度が~♬」の楽曲と歌詞は、残りました。
ついでに、4名以外はあまり目立たず、4名のお披露目感な舞台。
その4名(Flower4)は、「瀬戸さん」「朝月さん」「飛龍さん」「音さん」。
①「瀬戸さん新田警部補」
役が、発表時から似合いそうだったし、似合ってました。
意外性は冒頭に書いた、作品以外の場面の貴公子ぶり(失礼?)。
原作より、事件解決への貢献ぶりが高くて有能すぎで、大活躍!
そして、他のキャストもですが、事件の説明台詞が長くて大変そう。
「長く語るのはあまり好きじゃない」東京公演中の主演とは違い、喋りまくる。
そつなくこなし、安定感が頼もしい「瀬戸さん」 。
新たな魅力発見というよりは、安定した存在感を改めて実感。
新体制の花組には、必要で貴重な存在とも実感。
②「朝月さん山岸尚美」
「朝月さん」結構好きです。(ちらほら書いてます)
ただ、原作の魅力は、新田・山岸コンビが、互いに仕事に対して高いプライドを持っていて、対等に張り合う所だと勝手に思っております。
ついでに、張り合う中で、相手から自分に足りない部分を発見し、相手を尊敬し、人間的に成長しあう辺り!?
そこが、対等でないと、欠けてしまう・・・描かれていない気がしました。
優しい雰囲気が漂い、勝ち気ではない「朝月さん」演じる「山岸さん」は、パンチ力に欠ける。。
事件も2人を中心に解決していくはずが、「瀬戸さん新田警部補」大活躍により、「瀬戸さん」中心の印象が強い(脚本上)。
「朝月さん」、劇中での存在感は、そんなに大きく見えなかった(脚本上)。
とはいえ、ラストでいきなり、超ヅカっぽくなり、「娘役ヒロイン」の雰囲気が漂う「朝月さん」、「ヒロイン」が強調されていて、デュエットダンスで決定打。
柔らかい雰囲気と包容力のある控えめな感じで、寄り添い系に見えた「朝月さん」。
「華さん」といい、新生花組は、男役さん偏重!?
③「飛龍さん能勢」
「能勢」は「羽立さん」か「帆純さん」と予想してました。
意外なキャラクターになって登場の「能勢」。
作品に脱力系のスパイスを加えて、いい味出してるキャラ (≧∇≦)b!!
おいしい役所!!
「飛龍さん」の「能勢さん」は好感度が高くて、気に入った!良かった d(≧▽≦*)OK!!
全国ツアー公演の時から思えば、飛躍的に芝居が上手くなられた感と、安定感と存在感も増し増し↗↗
単に私の認識不足です。
(そして偉そうな物言い、失礼)
新生花組を支える頼もしい存在になられそう o(*▼▼*)o ワクワク・・
フィナーレの幕開け、中心で歌う姿は、花組スター°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
④「音さん長倉麻貴」
敢えて、青太文字。
「音さん」好きなので、ちょっと贔屓入ってしまいます。
芝居のクライマックスは、この方が芝居と歌唱で、場をさらっていったように見えたのは、私だけでしょうか!?(だから青太文字)
度肝を抜かれました。
そして、泣いてしまった・・・作品のヒューマンドラマ度が一気に高まった。
冒頭の個性的な役柄から気になる存在ではありますが、 クライマックスで、あの芝居と歌唱は、押し出しが強いだけに、ディープインパクトでした。
今回、「音さん」が「山岸さん」を演じたら、作品の雰囲気が変わったかも!?
と思いつつ、「朝月さん」ヒロインに納得でした。
今後、花組でどのような位置付けになられるのか、目立つだけに、気になるお方です。(花組のままなのかなぁ?)
上記4名以外にも、
「汝鳥さん(藤木総支配人)」は、やはり存在感大きい(大きすぎ)。
「高翔組長さん」の「栗原(個性的な宿泊客!)」は、かなり意外な配役。
(「汝鳥さん」により、役柄が宿泊客になっちゃった!?)
若手さんが「帆純さん(杉下キャプテン)」を筆頭に目立たず・・残念。(意図的?)
比較的「珀斗星来さん」は台詞があって、目立つな~位。
「青騎司さん」は、今回もすぐに発見(目を引く)。
役柄が多い割に、若手さんは、個々の出番があまり目立たない、「大人組(とF4)」中心の公演。(意図的?2度目)
「瀬戸さん」を頂点に安定感があり、「柚香さん組」とは違う魅力を放ってました。
余計な一言を再び申せば、「柚香さん組」の少し足りない部分を補強するメンバーがこちらに揃ってるような気もしました。
というわけで、
無難な締めくくりですが、
二つの組が合流する、大劇場公演『はいからさんが通る』は、とても楽しみ☆彡
やっぱり、長文になってしまいました。
人間、すぐには変われない。
さいたまんぬ