『レ・ミゼラブル』2019年(帝国劇場)~本公演MY初日:若き4大スターの競演~
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆【本公演MY初日】☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆
個人的感想なので、ご容赦ください。
主要キャストは、個人的に熱い「4大スター」が登板☆(゚∇゚☆)(☆゚∇゚)☆
「佐藤さん」バルジャン
「上原さん」ジャベール
「海宝さん」マリウス(今回初で待望の「マリウス」)
「小野田さん」アンジョルラス
年齢不詳の素晴らしい方々が集結・・・豪華すぎる夢の競演\(*T▽T*)/
非常に耳心地の良い公演でした。
(もう出会えない「組み合わせ」(T-T*)…)
そして、本公演MY初日。
「プレビュー公演」との細かい演出等の違いは分からなかったですが、
舞台の濃密度が高く、変わらず、重厚感のある始まりの音楽(音響もいい!)。
初観劇時に感じた、「シンプルさ」をさほど感じない舞台。
偶然重なった「佐藤さんバルジャン」3回目です(4回中、3回佐藤さん)。
5日ぶりですが、
「佐藤さんバルジャン」変化してる w(*゚o゚*)w
最初の場面が、少し荒々しく激しい気性が垣間見え、老けてました(良い意味)。
声質と歌唱は、初観劇時から円熟してましたが、
胸に沁みるしっとり歌唱に加えて、熱いナンバーも絶叫「絶唱」で力強い (TmT)・・・
(銀食器を盗むところから、改心するまでの葛藤を歌う辺りが力強くなった!)
「優しい」より「人格者で穏やか」がしっくりきた「佐藤さんバルジャン」。
司教様によって、改心した後、演出上?いきなり「聖人」になってしまわれる為、
「佐藤さんバルジャン」は「善人」にしか見えない ??(・_・*)(*・_・)??
なので「ひとかけらのパンを盗んで19年もの間、牢獄にいた~♪」の告白に、
より「あぁ無情 (T△T)」と思ってしまう。
実年齢がお若いのに、
「老いぼれ」(バリケードで言われてる)た辺りから最期までの、
老成した雰囲気のお芝居と素晴らしい歌唱の「佐藤さんバルジャン」(*TーT)b☆・゚:*
これから益々、老成し、円熟味を増しそうで楽しみです。
「バルジャン」を追いかけている時、取り憑かれているかのような表情が怖ろしくて、
血が通っていないように冷たく、厳格で迷いのない「上原さんジャベール」。
第一印象と変わらず、強そう。
声に凄みがあり、睨まれたら怖いので、退散したくなる雰囲気。
街で、「テナルディエたち」と「バルジャン」が再会する場面に登場した時、
「睨み」に凍りつき、怖さがMAX━━━(゚ロ゚;)━━ !!
(「駒田さんテナルディエ」も「怖っ」と仰ってた・・)
「自分の信念と正義」に迷いがなく、揺るがない自信に満ち溢れているだけに、
「ジャベール」最期の場面、「迷っているこの俺が~ ♪(多分)」に納得。
「バルジャン」改心後の行動は、見えないのか、善人面を被ってると思っているのか、
「罪人」は牢獄でしか罪を償えないの・・・?
と、観ていて思ってしまう日(組み合わせ)でした。
この「ジャベール像」は、私のイメージ (゚ー゚*)(。_。*)に近くて、
信念に揺るぎない自信がみなぎっている辺りが、「上原さん」に合ってる (*`д´)b !!
(個人的感想です)
低音ボイスと素晴らしい歌唱で、バルジャンとの歌の掛け合いが、耳心地いい (*TーT)b
「対比」が鮮明な「佐藤さんバルジャン」と「上原さんジャベール」!
前回の公演では、1回観ただけなのに、
「我が理想のマリウス」像となった「海宝さんマリウス」。
美化していなかった (*゚▽゚人゚▽゚*) 素敵な「海宝さんマリウス」。
知的な大人の青年で、恋に心躍ってはいるものの、仲間との絆も強く、
しっかり者で、活動にもかなり深く関わっているように見え、熱心そう。
仲間内でも、存在感が大きく見えたので、準リーダー位に見える・・・。
(影の準リーダーは「ガブローシュ少年」(*`д´)b ・・・巧い。)
「三浦さんマリウス」(若く見える)を2回観た後のせいか、
「海宝さんマリウス」は、大人な印象が強く、
同じく大人な「小野田さんアンジョルラス」とのバランスがいい感じ。
ただ、熱心に活動に関わっているように見える分、
「仲間」と「コゼット」を想う気持ちの間で葛藤し、戦いの最中、苦悩が深そう・・・
結局、一人だけ生き延びてしまったことを嘆く姿が切ない。
・・・切なく情感溢れる歌唱(上手い!)に涙・゚゚ '゜(/へ\*) '゜゚゚・。。
恋に舞い上がる青年と、力強く戦いに臨む勇敢さを合わせ持つ「海宝さんマリウス」。
「マリウス」もキャストによって、雰囲気と魅力が違うので、
活動に割と積極的で、仲間との絆の強さが印象的な「海宝さんマリウス」では、
「バリケード」の戦いの場面が、より熱く見えた分、涙も大量に流れました。
そして、「小野田さんアンジョルラス」は存在感を増し、前回よりしっくりきた!!
勝手に「小野田さん」に対して、「熱いアンジョルラス」を予想していたので、
知的で冷静な「小野田さん」の「アンジョルラス」は意外に正統派で、
第一印象は、大人しく観えました。
それが、今回は、大人で風格があり、冷静な紳士な「小野田さんアンジョルラス」に、
頼もしさを感じ、
同じく知的で活動に熱心に見える大人な「海宝さんマリウス」が加わると、
「革命家たち」は、学生よりは年齢が上に見え、
「若者たち中心の民衆」は、綿密に計画し、準備を進めてきた感がある。
その分、情熱をより強く感じたので、
命を懸けて戦う場面にハラハラし、
「ガブローシュ少年」が銃弾に倒れ、崩れ落ちる時、一気に静まる舞台と客席。
「革命家たち」と一緒に戦っているような、高揚感を抱いた分、
「散り様」に、「あぁ無情(T△T)」でした・・・。
脱線しましたが、「小野田さんアンジョルラス」の存在感が大きく見えたことで、
「バリケードの戦い」場面が、より熱い印象的な場面に見えました。
やはり恐るべし「小野田さん」・・・冷静だけど、熱い方ですd(≧▽≦*) !!
(でも、次のステップへ進んでも良さそうなベテラン感は感じる。)
というわけで、
主要キャストが個人的に熱い若き「4大スター」の今回は、
4名が揃う「バリケード」の場面がツボでした。
「革命家たち」の中では、
「フイイ」のWキャスト「小暮真一郎さん」と「杉浦奎介さん」は応援中なので、
毎回注目。
(ソロのワンフレーズを高い所から、2回!?歌われるので、注目のツボ場面☆彡)
あとは「グランテール」が個性的で目立つので、違うキャラクターなので気になる。
(「川島大典さん」と「丹宗立峰さん」)
Wキャストで常に走りまわっていて、且つ、「色々な役」で登場するので、
現時点では判別できていない、気になる「革命家たち」。
そして、「屋比久知奈さんエポニーヌ」も2回目でしたが、不良っぽく気が強い姿に、
今回は妙にしっくりきて、良かった☆゚・*:.。.☆
オペラグラスの焦点が定まらず、楽しみが尽きない公演です。
(『笑う男』CD化決定も楽しみ☆彡)
さいたまんぬ