『レ・ミゼラブル』2019年(帝国劇場)~初プレビュー公演!ざっくり感想~

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【初プレビュー公演】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆

4日間の内、初日を除く、3日間連続で観に行ってきました。

(プレビュー初日のキャストがベテラン揃いの印象・・・)

『レミゼ』好きと言っても、生の舞台でハマったのは、

前回の公演(2017年)なので、超初心者。

気に入った主要キャスト(と楽曲)の記憶以外はおぼろげで、

初観劇後、

パンフを読み、「ミュージック・フェア」(録画)を見直して、復習し、

残り2日間の公演に臨みました。

「革命家たち」アンサンブルキャストまで気になり、

2年の間に、自分の観方も随分変わったことを実感。

そして、時間も知識も不足したまま、あっという間に終わってしまいました。

 

ただ、熱かった、とにかく舞台も客席も熱かった w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w !!

いよいよ初キャストが観れるワクワク感、高揚感に客席全体が包まれているo(*▼▼*)o

特に、初主要キャストに、どっと湧き起こる拍手☆゚・*:.。.☆

・・・大袈裟ではなく、すごかった w(*゚o゚*)w(私も惜しみなく送った!)

 

というわけで、

新キャストの芝居の違いに驚いたり、新鮮さを感じたものの、

「にわか勉強」ではついていけない、奥深い作品 Σ( ̄ロ ̄lll) 

連日、感動と熱気に興奮し、圧倒されて、力尽きました。

(まだ月組公演から復活できていないので、ノックダウン)

 

初観劇の時、前回より、演出がシンプルになった・・・そして展開が早い?(゚_。)?(。_゚)?

「ジャベール」に、温かみを感じる台詞が増えたような・・・??

(パンフにも演出の変更があることは記載されていました。)

そう思い、「レミゼ」通の方に、感想を送ると、

「ミュージック・フェア」の歌詞も違うとのご指摘 Σ(T▽T;) ・・余計な事言えない。

 

「レミゼ好き」の方は、皆様親切に、教えて下さるのですが、

どのバルジャンが、オリジナル演出との違いが、〇〇さんはアンサンブルから・・.etc

・・・ごめんなさい、分かりません (TmT)ウゥゥ・・・

「百聞は一見に如かず」でこれから学びます。。

 

なので、初心者のミーハーな個人的感想、ご容赦ください。

(どの公演も、知る程、書けなくなる感想。)

ざっくり、印象的だったキャストの感想・・・備忘録です。

 

① 初観劇日( プレビュー公演2日目)

個人的最大の注目、「佐藤隆紀さんバルジャン」と「上原理生さんジャベール」初日。

そして、知らなかった「斎藤司さん」(「ぺ」??)の「テナルディエ」も初日。

 

最初、「佐藤さん」と分からなかった風貌・・・そしてバルジャン、若い!!

「上原さんジャベール」熱い炎のようなイメージを予想してたのが、

人間味がなく冷酷さと厳格さの塊で、真っ黒な衣装通り、恐ろしい気迫。

気迫と共に気合いも強く伝わってきた「上原さん」。

 

最初にお二人が対決する場面、争い方が迫力を増していて、怪我しそう。

お二人が並ぶと・・・若い (-_-) と思ってしまいました。

ただ、歌が・・・歌が、ハーモニーが美しすぎる、見事な歌唱のお二人 (*TーT)b !

見た目は若いけれど、歌唱はどっしりと風格がある「佐藤さんバルジャン」。

そして、司教によって改心し、その時点から、もう聖人になってしまわれた・・・

荒くれ者ではなく、品のある「佐藤さんバルジャン」・・・とにかくやさしい!!

個人的に「佐藤さん」の、情感こもる歌唱(しっとり系)が好きなので、

バリケード内での夜、切々と歌う「彼を帰して」が胸に沁みる(涙)。

そして、「マリウス」に自分の正体を打ち明ける場面。

「ひとかけらのパンを盗んだ」の台詞で、右手指でつまむ仕草が良かった(涙)。

「あの時はそれしか方法がなかった」後悔が滲み出て・・・いい (*TーT)b !

「やさしいバルジャン」なので、「ジャベール」によっては、負けそうな雰囲気。

とはいえ、歌唱が素晴らしく、切なさに胸を打つ、やさしい「佐藤さんバルジャン」。

 

対する「上原さんジャベール」は、鬼警部のように怖い迫力。

冷徹で、自分の信念に揺るぎない強さと自信を抱いているので

打ち砕かれたら、もう潔く「死」を選ぶだろうな・・・という感じの最期。

「アンジョルラス」が似合うから「ジャベール」は似合いそう (゚∇゚*)(。。*)

と何となく思っていましたが、全く違う雰囲気で、掴みきれなかった、ジャベール像。

今まで観た(少ない)「上原さん」とも、イメージの「ジャベール」とも違う・・・。

 

大好きな「ジャベール」のナンバー「星よ」が、

早い段階で歌われたように感じた初日。

でも、待ち焦がれていた、力強い「歌唱」は、素晴らしかった☆彡

強い冷酷で厳格な「上原さんジャベール」。

 

「斎藤さんテナルディエ」は、皮肉っぽさがなく、悪くない人に見えた初日。

(お茶目さが強くて、憎めない。)

ソロナンバーは、舞台上でお一人になって、歌う印象が残った今回の舞台。

「斎藤さんテナルディエ」初日は、少し、空間を持て余し気味に感じました。

それが、2回目では、皮肉っぽさが滲み、歌唱も向上し、存在感が増していて

驚きました・・・さすが!!選ばれるには理由がある (*゚▽゚ノノ゙☆

 

初バルジャン・初ジャベールの登場に、割れるような拍手が湧き、熱い夜でした。

 

②2回目(プレビュー公演3日目) 

「ジャベール」の印象が頭に残っていた「吉原さんバルジャン」は、強い w(*゚o゚*)w !

 逞しく、生き延びる姿に説得力があり、人間臭さを感じるバルジャン。

 やさしい「佐藤さんバルジャン」の翌日に観たので、より感じ、威圧感のある強さ。

 力持ちの設定に説得力がある (゚д゚)(。_。) ので、「伊礼さんジャベール」負けそう。

「吉原さん」は「ジャベール」のイメージだっただけに、頭が混乱 !!!∑(゚ロ゚!(゚ペ?)???

(前回、「吉原さんジャベール」が一番気に入り、頭の中でベースとなった。)

「佐藤さんバルジャン」との違いが大きく、バルジャン像が分からなくなり、

・・・出直そうと思いました。

 

そして、初レミゼ「伊礼彼方さんジャベール」も初日。

苦悩や心の動揺がよく表れる感情豊か、真面目で品行方正な「伊礼さんジャベール」。

力強く、冒頭は特に荒々しい「吉原さんバルジャン」に対して、

お役目に忠実で、やさしさや温かみを感じて、人間味のある「伊礼さんジャベール」。

自分の中の「ジャベール」とはかなり違うイメージで、とにかく驚いた !!(゚ロ゚屮)屮

最期は、もう、自分がどうしたらいいか分からず、「自殺」を選ぶのに納得・・・。

鬼気迫る芝居が印象的でした。

「バルジャン」によっては、弱くも見える線の細めで繊細な「伊礼さんジャベール」。

(だから自殺して、生き延びることができなかったと、勝手に納得。)

 

「相葉裕樹さんアンジョルラス」(前回、見逃した悲願の方)も初日

 若き「革命家たち」のリーダーで美男子設定・・・ぴったり (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪

 若さと闘志、正義感がみなぎり、歌唱も思った以上にとても良かった!!

 

「三浦宏規さんマリウス」も初日。

「革命家仲間」の中では、か弱く、恋する青年が似合う、線が細くて儚げで若々しい。

「大丈夫かな~戦いで死んじゃいそう」と頼りなさげに見えた(失礼)のですが、

  迷いの多い弱い人に見えたのですが、恋にも革命にも懸命で必死さが伝わってくる、

  どこか「マリウス」に説得力を感じた「三浦さんマリウス」。

「海宝さんマリウス」が前回素敵すぎたのに、中々観れずに終わった未練。)


③ 3回日( プレビュー公演3日目)

  ついに「濱田めぐみさんファンテーヌ」とご対面 (TmT)ウゥゥ・・・

 「濱田さん」が「レミゼカンパニーの中にいらっしゃる」だけで、涙が滲む感動!

  他のお2人に比べて、最初は、強く逞しく見えました。

  でも「夢やぶれて」を歌う辺りでは、やっぱり「ファンテーヌ」。

  力強くなきゃ、生きていけないよね、と説得力ある「ファンテーヌ」像。

  聴かせる力強い歌唱に、涙が溢れましたが、圧巻は「死」の姿!!

  魂が抜けた姿は「みすぼらしい娼婦」・・・素晴らしかったです(*TーT)b !

 

  そして、同じく待望の「小野田龍之介さんアンジョルラス」ともご対面!

  意外に正統派、知的で、頼り甲斐のあるリーダーで、魅力的でしたが、

「若き革命家」にしては、貫禄があり過ぎる「小野田さん」・・・。

  若さで突っ走るというより、冷静な判断によって、行動しているように見える。

  余裕のある舞台で、初レミゼに見えない。

  さすが・・・見事な散り様でした。

  もう、「若き青年役」は卒業しても良さそう(しつこい)。

 

   初レミゼ「屋比久知奈さんエポニーヌ」もご対面。

   勝気で気の強さが滲む、不良っぽい「屋比久さんエポニーヌ」

   育った境遇からは、説得力のある「エポニーヌ」。

   素直になれず強がりな印象が強かっただけに、銃弾に倒れた後、

   本来の素直でやさしい素顔が垣間見える感じで、その差が切ない「エポニーヌ」。

   今回、3名の「エポニーヌ」の違いが大きく、其々に魅力が違う「エポニーヌ」。

 「昆さん」は、自分のイメージにぴったりで、絶品!!

 「唯月さん」は、不良っぽさがなく、優しさ溢れる健気で愛らしい「エポニーヌ」。

 

「佐藤さんバルジャン」対「伊礼さんジャベール」は、温かみを感じるお二人で、

「何で追いかけられるの?」「何で追いかけるの?」

 ・・・「正義はどこにある?(゚_。)?(。_゚)?」と、悩んでしまう人間ドラマのよう。

  キャストの人物像と組み合わせで、作品が違って見える舞台。

  貧困の中、人々が懸命に生きようとする色んな生き方と姿に、

  強さと熱いエネルギーを感じるので、

  観てるだけなのに、消耗する舞台。

 

「革命仲間」は、Wキャストの「フイイ」(応援中!)「グランデール」が印象的。

  後は・・・勉強中です。(見分ける余裕も知識もなく・・・無念)

 

  初観劇の印象は変わるので、「プレビュー公演」の個人的感想です。

 

  やはり、初キャスト、特に主役「バルジャン」や「ジャベール」は、

  自分まで、幕が開く前、緊張でドキドキしたので、

  登場した瞬間と台詞の声に、緊張MAX、最後までドキドキして・・・感動!!

  新たな「バルジャン」「ジャベール」たちの誕生に立ち会えた喜び \(*T▽T*)/

 

  そして、初日はシンプルに見えた舞台も、3日目には華やかに見えた舞台。

  プレビュー公演中も、演出の変更があるのか、疑問。

  細かい点は、やっぱり分からずじまい。

  キャストの変化、組み合わせの違いも、これからが楽しみな公演 o(*▼▼*)o ワクワク・・

  新たなキャストの役の人物像に悩む幸せな日々が始まる・・・

  幸せに戦い抜いた!?「プレビュー公演」の3日間でした (。TωT)ノ☆・゚:*:

 

  さいたまんぬ   

 


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