『ロミオとジュリエット』大阪公演:熱い舞台!!
・*。☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【菊田一夫演劇賞「古川さんロミオ」】*:・゚~ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*。
「古川さん」おめでとうございます(。TωT)ノ☆・゚:*:
一昨日、大千秋楽だった『ロミオとジュリエット』
観劇したのは、かなり前ですが・・・リピートしたかった(未練)。
「感動」連発で、価値が下がりそうですが、
☆゚・*:.。.☆熱く激しい情熱をビシビシ感じた感動の舞台☆゚・*:.。.☆
やや曖昧な記憶と偏見ありの個人的備忘録です。
私が観た日のキャストは、以下のとおり・・・DVDと同じバージョン!!
(敬称略)
ロミオ:大野拓朗/古川雄大
ジュリエット:木下晴香/葵わかな
ベンヴォーリオ:三浦涼介/木村達成
マーキューシオ:黒羽麻璃央/平間壮一
ティボルト:渡辺大輔/廣瀬友祐
死:宮尾俊太郎/大貫勇輔
「生田絵梨花さんジュリエット」は観れず、Wキャスト。
イケメン集結、イケメン色々、イケメンも音楽も芝居も歌唱もダンスも魅力満載!
若さで有り余るエネルギーをぶつけ合うような情熱的で熱い舞台、良かった (*TーT)b
(語彙力が乏しい)
「携帯電話」は、やっぱり気になるけど、キャストと音楽の魅力で昇華されました。
(とはいえ、「本来の時代版」も上演してほしい。)
東京公演の初観劇時より、
連日観たことも加わり、
「大人組」の印象が、より強く残り、
「大人組」が、舞台を引き締め、魅力に大きく貢献していることを実感。
「春野さんキャピュレット夫人」と拮抗する位、
「秋園さんモンタギュー夫人」存在感を増し、歌唱のかけ合い・ハーモニーが力強い!
「岸さんロレンス神父」の慈愛に満ちて、切なさと共に力強い歌唱、
「岡さんキャピュレット卿」(夫人と共に色気がある)の娘を想う歌唱が胸に響き、
「石井さんヴェローナ大公」は威厳を増して、力強い歌唱、
「シルビアさん乳母」の情感溢れる歌唱、
ちょっと計算高そうな「姜さんパリス」
・・・やはり楽曲が魅力的な作品、そして手堅く力強い歌唱が印象的な「大人組」☆彡
男性陣の低音ボイスと女性陣の力強い歌唱に、
「大人」の強さや逞しさを感じて聞き惚れました ♪ (゚ー゚*)(。_。*) ♪
役の印象はほぼ変わらず、より磨きがかかり、押し出しも強くて、心に残りました。
そして、主要キャストの「若者組」!!
各々が魅力的で、悩まされた、罪な「若者組」。
東京公演で観たキャストの印象は、ほぼ同じ(良かった!)。
① ロミオ
「大野さんロミオ」は、瑞々しさ、初々しさ・・一生懸命さ(健気)を感じるロミオ。
そこが、青春と恋愛に命を懸ける若者らしさを感じて、魅力的 (゚∇゚*)(。。*)!!
そして、「古川さんロミオ」。
第1幕では、歌唱も余裕さを感じ、ベテラン感が滲んでいたのが、
芝居が進むにつれて、徐々にピュアになっていき、
脆くて儚い弱さを増し、守ってあげたくなるような純真の塊、ロミオ(TmT)・・・
第1幕のベテラン感は幻だったのかも・・・と思った若くて瑞々しいロミオ。
美しさも純度が高くて、
「さすが」は、ピュアなので、適切ではないけれど「ロミオ役者」!!と思いました。
「あぁ、ロミオ、どうしてそんなにお二人共、美しくて優しくて弱くて健気なの?」
汚れていない、透明感滲み出まくりの美しい「ロミオ」、見惚れるばかり (*゚.゚(゚.゚*) ♪
② ジュリエット
少女の幼さと、ロミオよりちょっとしっかり者で勇気があるところが、個人的に
しっくりきた「葵さんジュリエット」。
歌唱が前回より向上して、やっぱり魅力的!!
「葵さん」は初観劇時のインパクトが強かったので、
「木下さんジュリエット」は、少し大人びて見えました。
(「木下さん」は歌唱も魅力的で好き。)
③ ベンヴォーリオ
初「木村達成さん」。
個性的でシャープなお顔立ちの「三浦さん」を観た後のせいか、丸顔で正統派の印象。
10回以上S席で観た友人の「絶対小池先生推しで、次来る!!」お墨付きの方。
3階席で1回観ただけなので、印象に自信がなくなる・・・。
正統派なので、ロミオの良き親友で「いい人」に違和感がなかったです。
「三浦さん」は、良い意味で、個性的な顔立ちと熱い印象が強い方。
その個人的偏見(良い意味)から、ひと含みありそうな感じがして、
「いい人」と素直に観れないまま「・・・いい人だった」と思う「ベンヴォーリオ」。
「正統派の木村さんベンヴォーリオ」
「熱さの余韻と存在感が印象に残る三浦さんベンヴォーリオ」
「ベンヴォーリオ」は自分の中で消化不良な人物(理解不足)。
(ロミオを心から大切に想う親友だけど、不良っぽい初期設定が、
ロミオ程、素直に「いい人」に見えにくい・・・「不良偏見」!?)
違う魅力を感じるお二人の「ベンヴォーリオ」。次は『エリザベート』ルドルフ役。
「どうやって伝えよう」は好きな曲。
④ マーキューシオ
やんちゃで少しキテレツで激しい気性を持つ印象の「マーキューシオ」。
なので、ティボルトに刺された後、ロミオへ残す言葉に思いやりと優しさが滲み、
これが「本来の彼」で隠してるのね、と勝手にイメージが出来上がっている人物。
キテレツ感にインパクトがあり魅力的だった「黒羽さんマーキューシオ」。
キテレツ感はあまり感じず、最期の芝居が泣かせる「平間さんマーキューシオ」。
どちらも魅力的で、再び観たいと思ったお二人の「マーキューシオ」(*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
(テンションの違いは、多分、ベンヴォーリオよりマーキューシオの方が好き!?)
⑤ ティボルト
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
大きく印象が違った、色気漂う大人の男「ティボルト」
存在感がある役で、存在感があるお二人は魅力的 ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃
すぐ発火する気性の激しさを前面に押し出す「渡辺さんティボルト」が赤い炎なら、
熱く激しい情熱を内に封印し、恐いオーラが漂う「廣瀬さんティボルト」は青い炎。
「廣瀬さんティボルト」の怒りが表に現れる時、非常に恐ろしかった・・・。
眼光の鋭さと迫力とオーラが半端なく怖かった・・・。(赤い炎に変わる感じ)
東京公演時の感想と同じく、「渡辺さん」は個人的に優しいイメージがあるので、
今回のティボルト像は意外で、新たな魅力発見!歌唱も良かった!!
でも、凄みを感じる怖さの迫力は・・・「廣瀬さん」。
「廣瀬さん」、拝見する舞台が比較的多いですが、どの役でも印象に残る方☆彡
とはいえ、どちらも魅力的で、お二人共も再び観たい「ティボルト」と別の舞台!!
⑤ 死
「宮尾さん」の「死」をもう一度観たい・・・。
「大貫さん」の「死」と少し振り付けが違う印象・・・それ止まりの記憶。(失礼)
何か違う?(゚_。)?(。_゚)?・・・と考えつつ、主要キャストへ目移りしてしまった無念。
「大貫さん」はカーテンコール(日によって違う模様)でも、観た日は目立っていて、
印象は変わらず・・・「忍び寄る不気味さ」が素晴らしかった (*`д´)b !
そして、外せない、熱く激しいモンタギュー組とキャピュレット組のダンス!!
楽曲が魅力的ですが、ダンスミュージカルとしても魅力的な作品。
再演が、より近未来的になっていたとしても・・・観たい!!
徐々に薄れゆく記憶の中でも、熱い感動はいまだに蘇る公演☆゚・*:.。.☆
ラスト「罪びと~エメ」で最高潮に盛り上がり、涙で終わる感動 (TmT)・・・
次世代のミュージカル界を担う若手の方々が中心の舞台。
今後のご活躍が楽しみな方々が粒揃い・・・やっぱり熱い☆彡
(古川さん、「ロミオ」はもう卒業ですか・・・?)
さいたまんぬ