『笑う男』日生劇場:感想① 笑えない涙の作品(ざっくり感想)

。・゚(T_T゚)゚・。切ない、切なすぎる。・゚(゚T_T)゚・。

・・・初観劇で、ハマりました。

 

『レ・ミゼラブル』の原作者「ヴィクトル・ユゴー」の作品

音楽は、フランク・ワイルドホーン氏

脚本は、ハマった作品『マリー・アントワネット』演出のロバート・ヨハンソン氏

 

☆.。.:*・゚☆期待を抱かずにはおられない豪華なスタッフとキャスト陣☆.。.:*・゚☆

「レミゼ前夜祭」のように楽しみにしておりましたo(*▼▼*)o

 

2回観た時点でのざっくり感想。

(。TωT)ノ☆・゚:*:レミゼ好きならハマる、音楽も良い作品:*:゚・☆ヾ(TωT。)

というわけで、良かったですd(≧▽≦*) !!

初観劇から、ラストに泣き、2回目は、冒頭から泣きました。

ハンカチ(ティッシュ)必須の作品!

 

舞台全体が終始、暗いので、

初観劇時、第1幕は少し地味な印象・・・。

 

フランクワイルド・ホーン氏の音楽は、

高らかに歌い上げて盛り上がる曲が、劇中に1曲は入っている個人的イメージ。

それが、第2幕で2曲あるため、第2幕で一気に盛り上がりました。

「浦井さんグウィンプレン」が歌う「世界を変える」「目を開いて」。

 

現時点での個人的感想なので、ご容赦ください。

 

「貧困層」の人間は、「特権階級(貴族)」によって抑圧された生活から、

  脱却することはできない・・抗っても変えられない「生まれ」による運命。

  そんな、救いのない切なさを感じる作品。

 

諦観の境地にいる大人の「山口さんウルシュス」

疑問を抱き、立ち向かう若者「浦井さんグウィンプレン」

この2人の、置かれている貧しい環境に対する、

心の在り方の違いが対称的に描かれていて、それぞれに共感し、切ない(TmT)・・・。

 

「ウルシュス」は、年の功から、貧しさの中で生きる運命を受け容れ、

「グウィンブレン」に対して、説教じみている台詞や、

「デア」と二人を実の子のように育てる愛情深さが、純化され過ぎている。。

「盲目のデア」は、汚れた世界が見えない、「美しい心の象徴」天使のような存在。

汚れた世界と無縁で純心な「デア」、貧困の中、よく育ったなと思ってしまいました。

 

作品全体に、泥臭さを感じず、純化され過ぎているように感じたり、

起伏が小さく、地味にまとまっている小作品の印象・・・でも、いい作品 (*TーT)b

 

地味(しつこい)だけど、泣いてしまういい作品、いい音楽に涙・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・

登場人物が少なめで、話の展開が分かりやすくて、地味だけど、いい作品。

ひねりがない、ストレートで、誰も報われない切ない話ですが、胸に沁みる作品。

・・・けなしてるつもりはなく、

やや純化し過ぎて且つ、荒削りな感じなのですが、涙なしでは観られない、いい作品!

 

豪華キャストの中でも、

特筆すべきは、

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【山口祐一郎さんウルシュス】*:・゚\(TωT。)☆.。.:*・゚☆

・・・素晴らしい (*TーT)b

割と、位の高い役や紳士役のイメージなので、貧民親父・・・個人的に意外 w(゚o゚*)w

この「ウルシュス」がいいおじさんやねん (TmT)ウゥゥ・・・

偶然、育てることになった「グウィンプレン」「デア」へ注ぐ愛情深さが、半端ない、善人の塊のような人。

元々は、そんないい人でもない普通のおじさん(多分)が、二人を育てていく過程で、

愛を知り、生まれ変わった設定!?かは不明ですが、愛情を注ぐ姿に、涙涙涙。

 

2回目観た時は、二人と出会い、「ウルシュス」が歌う場面から、涙が流れました。

「山口さん」に、「パパ」のイメージはなかったので、今回ひれ伏しました。

 

次に、意外性と印象的だったのは、「朝夏さんジョシアナ公爵」!!

色気を漂わせる役柄で、色気は、あまり感じなかったのですが、

「歌」に色気と艶っぽさがあり、「女」を感じる (゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆

ヅカ退団後、初めて拝見しましたが、更に歌が上手くなって、伸び代を感じる方!!

今後のご活躍が、とても楽しみ☆彡

また別の舞台を観たいと思いました (゚∇゚*)(。。*) 。

「ジョシアナ公爵」は魅力的な役なので、もう少し色気が漂えば・・・とだけ少し。。

 

イケメンぶりと見事な歌唱で、新たに要チェック人物となった「宮原さんデヴィット」

見事な歌声、佇まいの美しさに、目を奪われました ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

 

腹に一物抱えてそうで、ミステリアスな人物。

手堅く巧い「石川さんフェドロ」(*`д´)b・・・いいねいいね!!

 

そして、「醜い見た目」に説得力がない「浦井さんグウィンブレン」ヾ(≧∇≦)ノ"

センターが似合う・・・華があって整った顔立ちに見惚れました (*゚.゚(゚.゚*)☆゚・*:.。.☆

・・・歌唱も剣さばきも、前回拝見した時より向上してる (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪!!

現時点では、

置かれた環境への心の葛藤や、「デア」に対する気持ちが分かりにくく、

特権階級へ立ち向かう時の力強さが、少し弱めに感じたものの、目を引く存在感。

品の良さが漂う雰囲気で、王子様風の衣装がしっくり似合い過ぎて「醜くない男」。

開幕したばかりの時点での印象なので、変わっていきそうです。

第2幕のソロ3曲(立ち向かう決意系の歌)が、とても気に入り、好きな場面。

なので、この場面で、力強さが欲しい・・・。

(上から目線で失礼します。でも「浦井さん」いい人そうで、好き。)

 

盲目の少女「デア(夢咲さん/衛藤さん)」は、涙を誘う存在。

現時点での印象は、

「衛藤さんデア」の方が、幼くて「妹」のよう。

 か弱くて守るべき存在・・・「グウィンプレン」とは、兄妹に見えました。

 声が澄んでいて、透明感があり「天使」のよう!!

 儚さも感じて、個人的イメージの「デア」でした。

 

「夢咲さんデア」は、少し大人びていて、しっかりしている面も垣間見える印象。

「グウィンプレン」に対しても、恋心を感じて「恋人」の関係に見える。

  ただ、「デア」は「美しい心の象徴:天使」のイメージなので、

  恋心に少し、人間臭さを感じました。

 

「アン女王」内田智子さんが、迫力と威厳がありインパクト大 w( ▼o▼ )w !!

 

「フィーヴィー」宇月颯さん「ヴィーナス」清水彩花さんは、コンビのように登場。

  二人の場面は少ないですが、魅力的で、「いい人」なお二人。

「宇月さん」はダンスがカッコイイ!!

「清水さん」は歌ソロ、短いけど印象的!!

 

  子役「グウィンプレン」は3名。

  私が観た日は、「大前優樹さん」と「下之園嵐史さん」。

  最近、子役さんのレベルが高い w(*゚o゚*)w・・・歌上手!!

 

  開幕したての時に観た、ざっくり感想です。

  どう変化していくか・・・豪華キャストも作品も魅力的なので楽しみです☆゚・*:.。.☆

 

  さいたまんぬ

 


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