月組『夢現無双』宝塚大劇場①~ざっくり初印象と「主なキャスト」~
いきなりですが、
失礼ながら「脚本」が惜しい・・・(TmT)ウゥゥ
あくまで個人的な感想なのでご容赦ください。
でも、
Very! (* ̄▽ ̄)d【キャストの芝居はとてもいい!!】b( ̄▽ ̄*) Good!!
「MY初日」から、あまり変わらない印象です。
原作を読まず「初観劇」後、
登場人物の多さに、疑問符が飛びまくったので ?(゚_。)?(。_゚)? 、
とりあえず、「Wikipedia」で、漫画『バカボンド』等を予習して、再度観劇。
原作と『バカボンド』は、読みたい!と思いましたが、
読んだ後に観ても、最初の一行目の感想は、変わらない気もしました。
(変わったら、斎藤先生、ごめんなさい。)
冒頭はいい!!
音楽も親しみやすく、プロローグは期待が膨らみ、カッコいいヾ(≧∇≦)ノ"
登場人物が多く、
脇役まで「過去を知りたくなるような」魅力的な人物として、
舞台上で生きているキャストの方々・・・上手い (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
「人物」に魅力を感じるのは、
キャストの方々の「芝居力」だけではなく、
勿論「斎藤先生」の、原作と「宮本武蔵」への愛を感じます。
それだけに・・・惜しいねん (TmT)ウゥゥ
「宮本武蔵」の「成長」と「修行の旅」を描くと、時間的に仕方がないのかな・・・
と思う位、「場面転換」が多い (-_-)
「えっ、もう終わり!?」
次々と場面が変わり、「珠様」は走り去られ、「美園さん」は追いかける w( ̄Д ̄;)w
「魅力的なキャスト」も過去は語られずに、存在するので、気になる ??(・_・*)(*・_・)??
でも、気にしている間もなく、あっさり、駆け足で、話は進んでいく・・・。
起伏(盛り上がりや山場)がなく、平坦な印象で、
最後まで・・・最大の見せ場と思っていた「宿命の対決」の場面。
「佐々木小次郎」の最期まで、かなりあっさり w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w ーーー!!
あくまで、個人的印象です。
私としては、「ベルばら」の「アンドレ」程、長くなくてもいいですが、
「宿命の対決」場面は、長めに時間を割いてほしかった。
でも、「珠様」に「美弥様」が「撲殺」されたら、嫌だな・・・と思っていたので、
かえって良かったのかもしれません。
「武蔵」が、「無双」への道を一筋に突き進み、答えを探し求める「成長物語」。
「宿命の対決」も「人々との出会い」も「道のりの過程」に過ぎないのかな!?
「魅力的な人物」が多いだけに、焦点が絞り切れなかったのか、
キャストが、「役」を「魅力的に膨らませた」結果なのか、分からないです。
とにかく、キャストの方々が魅力的だっただけに、
「描かれ不足(出番含む)」で、
「ミステリアス」度がより高くなっていた方々は、
勿体無い感があり、惜しい (TmT) 。
現時点での「主なキャスト」のざっくり印象。
① 一番最初のディープインパクトは、「白い鳥」(天紫さん)!!
今回の作品にも「黒(鳥)」が登場しますが、
「白い鳥」に目が釘付け (*゚.゚(゚.゚*) ♪
②「珠様武蔵」
「おじさんって言うな」の台詞が似合う、トップスターって希少かも。
ジェンヌさんが演じる「剣豪」だと、「麗しさ」が漂いそうなのに、
「珠様」は「逞しくて雄々しい」武蔵・・・似合っておられる。
朴訥として、まっすぐで、不器用なお通への愛、
ヅカでこのキャラがハマるのは、
今なら「珠様」!!と、納得のヒーロー (*`д´)b
「武蔵(少年)」が似ていて、驚いた「香咲蘭さん」。
③「美弥様小次郎」
「孤高の剣士」、完璧で非の打ち所がなく、精神まで「美」に昇華されている・・
洗練されたお姿が、「珠様武蔵」と「対照的」で際立っていました。
「孤高の姿」が「役」とはいえ寂しいですが、
「美しく散る儚さ」の美は見事でした。
ただ、無口な役柄とはいえ、描かれ方が少し薄めなのが、残念で未練。
④「美園さんお通」
個人的に「声」が好きですが、健気で「芝居」も「歌唱」も魅力的 (゚∇゚*)(。。*) 。
切々と恋心を訴える台詞に、うるっときました。
⑤「月城さん又八」
作品内で、「成長する姿」が、「武蔵」並に描かれ、且つ、分かりやすく、
より説得力がありました。
「憎めない愛されキャラ」で、人情味に溢れる「いい人」に共感できる辺り、
やはり「上手い」と思うお方 (゚∇゚*)(。。*)。
そして、ちょっと「情けない」けど、「美しい」で赦される・・・お美しい。
⑥「暁さん清十郎」
個人的ディープインパクトその2。
着流しの着物姿が新鮮で、道場の当主にしては、ミステリアスな人物。
その姿に至った経緯を、もっと描いて欲しい!!と、未練が多すぎるお方(涙)。
「又八」とは、対称的な魅力の人物でした。
反対の方が、しっくりきそうな役柄なのに、あえてこの配役が、良かった d(≧▽≦*) !!
「叫ぶ」台詞は、改良の余地ありですが、勢いが増していると感じるお方 (*`д´)b
ざっくりのつもりが、挙げたらキリがないので、まずは「主なキャスト」。
脇は手堅く、強者揃いで、印象的なキャストの方々。
(太字は特に印象に残った方々)
「光月さん沢庵」「紫門さん新免無二斉」「響さん柳生石舟斎宗厳」
「千海さん本阿弥光悦」「夏月さんお杉」
「叶羽さん朱美」「白雪さんお甲」「海乃さん吉野太夫」「風間さん宍戸梅軒」.etc
(「海乃さん」は一部休演のままで残念)
意外に、目立っている方。(失礼)
「夢奈さん伝七郎」
美しくて、目に留まった方。
「きよらさんりん弥」
魅力的なキャストが多すぎるので、散漫な印象の出番に、勿体ない感が残りました。
(2回目)
作品の「主題」、「無双」への答えを探し続ける「珠様武蔵」の「去り際」。
カッコいいのですが、こちらの方が「サヨナラ感」の演出に感じて、複雑。
後からじわじわ、「いいね」と「惜しい」がこみ上げる作品。
なので、感想は、変わりそうです。
さいたまんぬ