花組『CASANOVA』宝塚大劇場~ラストカーニバルへ再び~
「また来た」
えぇ、その言葉、また聞きました。
「ついこないだ来なかったっけ?」
えぇ、その言葉、ついこないだ、聞きました。
「もしかして、また来るん?」
えぇ、その言葉は、また聞くでしょうよ(月組)。
説明しても、理解できないでしょうよ。
財布は傷んでも、その言葉には傷つかない、人には譲れないものがあるのです。
「ついこないだ」の期間(東京公演)も
「また来た」の期間(宝塚公演)も、
長い年月をかけて作り上げられた「極上の美」が、とびきり輝く時なので、
この目で観ておきたいのです。
「非常事態宣言」をして、
(。TωT)/゚・:*【再び、花組『CASANOVA』週間】*:・゚\(TωT。)
というわけで、久しぶり?『CASANOVA』観ました。
今日は、音楽学校の卒業式・・・知らずに帰宅しました。
☆゚・*:.。.☆第105期生の皆様、ご卒業おめでとうございます☆゚・*:.。.☆
皆様一緒に、新たな「始まり」が待っていますね☆彡
こちらも、「非常事態宣言」で・・・乱発は厳しそう。。
今は、頭をグルグル回っている、
「行かなくちゃ、桜の花びらが・・・散ってしまう前に(涙)」(星組)
「諦めては、ダメ~、ダメ~、ダメ~」(花組(コンスタンティーノ))
に集中です。
前回観た時は、初日に近かったので、舞台は変わっているかな・・・
・・・変わっていました。
個人比で、感じた印象なので、ご容赦ください。
気になる「柚香さんコンデュルメル」が、「変化」より「進化」して見えました。
「楽しい」作品であることには変わらないですが、
「柚香さん」の「コミカル度」が下がり、葛藤を抱えている人物に見えました。
化粧がやや薄くなり、「目のとんがり」度が薄まってました。
化粧で人物像を強調しなくても、芝居に深みを感じ・・・内面の葛藤が深刻そう。
(失礼ですが、褒めてます!)
「柚香さん」が変化すると、作品の印象も少し変わりました。
今日は「コンデュルメル夫妻のこじれてしまった愛」が印象に残りました。
「柚香さんコンデュルメル」が、「夫人」に対する複雑な感情を抱いているのが、
伝わったので、「鳳月さん夫人」との場面が、切なく胸に響きました。
「鳳月さん夫人」のやりきれない想いを、
「夫」も同じように複雑に感じていて苛立っている、
そんな、夫妻の「すれ違い」が印象に残りました。
「鳳月さん夫人」の終盤のソロは、さらに魅力を増して、圧巻ですが、
「すれ違い」で、より鮮明に心に響きました。
という訳で、
「柚香さんコンデュルメル」の「カサノヴァ」を追いかける姿の背景に、
「コンデュルメル夫妻の関係」を感じ、コミカル度がその分、下がって見えました。
久しぶりの観劇で個人的に感じた印象です。
そして、良かったです(*TーT)b(語彙力が少ない)。
まだ、語りたい方が沢山いますが、とりあえず悔いなく観ます。
さいたまんぬ