『レベッカ』:シアタークリエ~①ついに!念願の音楽~
☆゚・*:.。.☆(。TωT)/゚・:*【ついに聴けたあの音楽】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆
自己満足の観劇備忘録です。
初めての『シアタークリエ』!!
先日、ミュージカル『レベッカ』を観てきました。
今日は、2回目(別キャスト)。
『エリザベート』『モーツァルト!』を観て、楽曲がとても好きになり、
クンツェ&リーヴァイお二人の作品の新作として、知ったのが『レベッカ』。
2006年に発表された作品。
2005年に『モーツァルト!』再演があったので、その音楽に魅了されていたので、
当時早速、輸入盤CDを買いました。
(その後『マリー・アントワネット』も2007年に大阪で観て、輸入盤CDも買ったのにピンと来なかった。)
ドイツ語なので、歌詞はさっぱり分からないけれど、『モーツァルト!』を彷彿させる
メロディライン。当時はずーっと聴いてました。(ハマるとしつこい)
『レベッカ』は、ダフネ・デュ・モーリア原作のサスペンス小説を基に作られたミュージカル。
小説も面白かったです。
ただ、スケール感の大きい2作品とは、違う雰囲気の作品。
なぜ、この作品を新作に選んだのか、疑問に思いつつも、音楽を聴きながら、
小説の場面を想像してる中で、特に「1曲」気に入って、後半はその曲を繰り返し
聞いてました。
(『エリザベート』の「私だけに」だけ、ひたすら聞くイメージ)
日本で上演されていることを知ったのは、前回の再演(2010年)だと思います。
チケット代が高いし、サスペンスドラマだしな~と見送りました。
(華やかな「ミュージカル」が好き。一応、予算により、優先順位あり。)
その後、すごく後悔したことは憶えてます。
今回の再再演も同じように悩みました。
サスペンスだから結末を知ってるし・・・やはり敷居が高いチケット代。
(『ラブ・ネバー・ダイ』も買ったし・・・)
特に気に入った「1曲」を生で聴きたい、というスタンスだったので、悩んだ結果、
(散財してますが)観に行きました。
結果は・・・大満足な歌唱と音楽\(*T▽T*)/良かったです☆゚・*:.。.☆
熱心に聞いていた頃から、随分時間が経つし、曲名もドイツ語だったので、
どの場面の曲か分からず、忘れかけてたので、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! でした。
2分半位の曲です。
主役「わたし」と「ダンヴァース夫人」の「歌対決」的な曲。
(「わたし」がたくましく強くなっていく様子を感じ、元気になれる。)
キャストも、このお二人で選びました。
といっても、もう発売中で、限定されていたので、
「わたし」:「平野綾さん」
「ダンヴァース夫人」:「保坂知寿さん」「涼風真世さん」
「保坂さん」は、勝手に「劇団四季時代、ダンサーの印象」のままだったので、
歌唱に先入観がないため、楽しみ+ワクワク o(*▼▼*)o ・・
「涼風さん」も、やはりWキャストは外せないと思い、後からギリ入手。
話の展開を知っているので、
「役」(芝居)として注目なのは、影の主役「ダンヴァース夫人」
好きな曲とメインテーマ曲を歌ってくれるだけでなく、
ミステリアス感、威圧感と場の空気を凍らせるような迫力が重要な、
作品のキーパーソン。
「わたし」役も、夫人に負けない「歌唱」の方。
組み合わせは選べず、「平野さん」2回。(「平野さん」良かった!)
アタマは、「その曲」しかなかったのですが、
初回は豪華キャスト過ぎて、クラクラしました。
隙のない強力な歌唱の方々が揃ってる w(゚0゚*)w オォー w(゚⊿゚;)w オォー w(゚ロ゚;)w オォー
好きだった宝塚OG「出雲綾さん」も出演されていて、さすが、違和感のない歌唱。
どのキャストの方でも、歌い終わらないで・・・と思い、
念願の音楽に生で触れられて感動 \(*T▽T*)/ の舞台でした。
(長年しつこく聞いていたので、個人的に耳馴染みと思い入れがあるため、
他の曲に比べて、絶賛してしまう点はご容赦ください。)
好きな曲は、第2幕の「それは私よ」(わたし/ダンヴァース夫人)です。
他の曲も改めて聞くと、どの曲も魅力的☆゚・*:.。.☆その割にすっかり忘れてました。。
「ミュージカル作品」としては、題材から、小劇場が合っていると思った通りでした。
話の展開は、知っていても、キャストの方々の芝居は、魅力的 d(≧▽≦*)
「わたし」:平野綾さん
平凡な人で、上流階級の中で居心地悪くおどおどしてる感が小説のイメージ通り!
気弱な様子で歌う場面から、マキシムの妻として、強くなっていくにつれ、
歌も力強くなり、情感がこもった透明感のある歌唱がとても魅力的でした。
「マキシム」(「わたし」の夫になる上流紳士):山口祐一郎さん
佇まいだけで、目を奪われる「さすが」な方。
「山口さん」に個人的に抱いている「ミステリアス感」(訳ありそう)がぴったり!
歌唱は、素晴らしいものの、個人的には耳馴染みがある感じ(山口さん歌唱)。
(CDの歌唱が頭にこびりついている)
とはいえ、年齢的にも、貴族らしい雰囲気の佇まいからも、この役をできる方は、
他に中々思いつかないです (゚∇゚*)(。。*)ウンウン。
「わたし」と「Ben」役以外は、上流階級の品を漂わせているので、
主に、大邸宅マンダレイで繰り広げられるドラマは、上質感が漂う静かな舞台。
豪華キャストで、近寄り難い、場違いな気分の「わたし(さいたまんぬ)」。
「イケメン紳士」俳優陣には、惚れ惚れしましたが、佇まいだけじゃなく、
歌唱も芝居も素晴らしいだけに、
「キャストに隙がない上質な舞台」(*TーT)b
元劇団四季出身の俳優さんの実力と活躍ぶりにも、改めて感服 (*゚▽゚人゚▽゚*) ♪
(出演者に占める割合が多い!)
ついにパンドラの箱を開けてしまった気分。
お財布の蓋が開いたままになっているのが不安な気分。
一気に時間が遡り、再びCDを聞いて、場面と照らし合わせて余韻に浸り中です。
「すごい」「上手い」「上質」しか言葉が出てこない公演。
クンツェ&リーヴァイ作品でも、やっぱり「ドラマ」で、前2作品とは違う雰囲気。
それでも、やっぱり「ドラマチックな音楽」のミュージカル☆゚・*:.。.☆
手を拡げないようにせねばと思いながら、キャストをお一人ずつチェックし、
頭と行動が全然一致してません。
もうすぐ、千秋楽で良かったです(強制終了)。
舞台を観れたことで、CDに場面が浮かび、より鮮やかな音楽になりました☆゚・*:.。.☆
先日は、「保坂さんダンヴァース夫人」(今回初出演)⇒ ハマってた!!
今日は、「涼風さんダンヴァース夫人」楽しみです。
キャストの感想は、お二人の違いが一番気になるので、また別の機会に。。
さいたまんぬ