「5組は違う魅力」~次期トップスターに求められるモノ~
最近、「礼さん」のことについて、よく書いてました。
題名を考慮して考えると、「難しいな~」と思うからです。
現在の5組のトップスターさんは、見事に「魅力」が違います。
でも、次世代にバトンタッチされる日がくるのは、必然・・・。
以前「小川理事長」が仰っていただけで、毎年違うテーマなら、これ、もう過去の話。
でも、「5組の魅力」の違いを楽しめるようにするということは、想定されてそう。
「花組」は、「明日海さん体制」でも「花男様」の豊富さで華やかなのが魅力の1つ。
今後も、『花より男子』から、なんとなく「花男売り」かな、と勝手に想像。
「月組」は、「珠様」が、どっしり安定感で、しばらくは在任されそう。
「珠様体制月組」は、「珠様」と「個性派スターさん揃い」。
「珠様」の魅力は、他の組と被らない。
「個性派なスターさん」が揃っている辺り、「超二枚目正統派路線売り」はない!?
(「月城さん」となると、「?」)
「雪組」は、今は「トップコンビの歌」が「売り」の組。
引き続き、「歌ウマコンビ」が売りの組・・・「彩風さん」では、なさそう。
「宙組」は、「真風さん」(影のある大人な男)と「芹香さん」(太陽)の魅力は、
割と正反対。
「売り」は「大人っぽさ や群舞やコーラスの迫力!?まだ2作で真風さん体制の印象が定まらない 」
なので、一見、変わりそう。
「彩風さん」と「芹香さん」は、個人的イメージ爽やか系でした。
ただ、最近の「芹香さん」は、
『オーシャンズ11』のポスター見ても、「大人の色気系」が強くなっている感じ。
「星組」は、「紅さん」、「お笑い」も売りの1つですが、
個人的には、「宝塚らしい男役のビジュアルのトップコン美」と思っています。
NHKのBS放送で、お正月から放送されたのは、「笑い」が封印された「ショー」。
公演日程の都合もあると思いますが、「宝塚の顔」として、テレビに登場。
そして、「紅さん」とは、反対の持ち味の「礼さん」。
「礼さん」の魅力は、良い意味で「宝塚らしくない」、「歌」と「ダンス」。
というわけで、
「次世代のトップスターさん」の「魅力と率いる組」に、どんな違いが出るのか、
想像できないだけに、楽しみ o(*▼▼*)o ワクワク・・
組の雰囲気は、トップスターさんによって変わるし、組の違いは出ると思います。
でも、現時点で、今程に「違い」が浮かばないので、「意図的に出す」のか、疑問。
外せなさそうなのが、「正統派二枚目男役トップコン美」と「歌ウマコンビ?」。
(「広告塔」と、「歌ウマ」で『ファントム』が大成功している「実力重視」の実績。)
(トップと2番手男役さんがコンビっぽくなる場合もありそうなので「?」)
「明日海さん」人気と、「タカラヅカ (らしさ) 」を存続させることは、別。
一組位、「相手役不在」でも、よさそうなのに(過去あった)、そうしなかったので、
「トップコンビ制度」は、しばらくは続きそう。
(私が観てる時代の範囲内です。かなり以前の事は知識不足です。)
原田諒先生( 『ファントム』演出補 )の記事に思う~雑誌「悲劇喜劇」2018年9月号~ - 清く、貧しく、美しく ~宝塚歌劇を糧に生きる~
以前に書いた、「花組だから」で個人的に思った、
「革新的に見えて伝統的(保守的)にも見える花組」だから、なかったのかも。
(これも私が観てる範囲内での印象です。「華さん」は「明日海さんの相手役」として就任。)
「花組だから~」考~「柚香光さん」に思う~ - 清く、貧しく、美しく ~宝塚歌劇を糧に生きる~
以上のことから、
「次期トップスターさん」の持ち味と魅力は、興味深いです。
流れをただ、見守ればいいけど、気になるものは気になる。
「意図的に組の特徴(売り)」を出すのは、各組にも、歴史があるので、
突然大きく変わらずに、混ざりあいながら変わる。
(早霧さんと望海さんでは、魅力と売りが違うけど、組全体の雰囲気はそう大きく変わっていない印象)
「キーパーソン」は「トップ娘役さん」と思うのに、そこを「曖昧」にしている劇団。
それだけに、気になります・・・
成り行きは気にせず、舞台だけ楽しめばいいけど、舞台を観たら、
気になる仕組みになっている「タカラヅカ」の世界。(個人的経験)
妄想して「やきもき」させるのも、劇団の戦略!?
と思いながらも、ファンになった時から変わらず、今に至ります。
というわけで、「礼さん」に注目してました。
でも、他の組も同じく、気になるので、結局どこの組も同じ状況。
これが「飽きさせない」=「離れられない」魔力魅力・・・
「組」と「次期トップスターさん」の「売り」については、只今、熟考中。
色々なところで気になる気になる・・・
個人差があり(個人の中でも「時期」や「熱」で差がある)、
印象も含めて、個人的な感想なので、ご容赦ください。
さいたまんぬ