「礼真琴さん」の相手役(と2番手)が思い浮かばない

大劇場公演しか観てない中での印象なので、個人的感想なので、ご容赦ください。

 

前にブログで、似たようなことをぼやきました。

「礼さん」は、宝塚っぽくない「歌唱」、そしてずば抜けた「歌唱力」、切れ味がすごい「ダンス」がとても魅力的、

が私の印象です。

「シンガー」「ダンサー」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。

 

「歌」の方が、彼女ならではの「個性的さ(いい意味)」が、「特長」なので、魅力的かな?

と「ロックテイスト」が入った「個性的な歌唱でも抜群の歌唱力」が魅力。

最近目を瞑ると、「柚希さん」の声にも聴こえる・・・

それはさておき、「男役っぽさ」が加わって、益々「かっこいいロック調シンガー」

(褒めてます)。

 

とはいえ、「ダンス」も「台湾公演ライブ中継」で見た時(目が回った位高速に見えたけど)、より磨きがかかっていて、群舞を率いて踊っていても、切れ味抜群。

やはり目立って上手い。

 

どちらも、同じ位に魅力的です。

 

「クラシカルな男役」よりは「現代的に見える、歌とダンスが魅力の男役」

 ⇒ 「ショースター」で「エンターテイナー」に見えます。

 

 そして・・・お一人でも完結?魅了できる「エンターテイナー」

(「礼さん」に感じる個人的魅力なので、褒めてます。)

 

「紅さん」に使用される「エンターテイナー」とは、全く違う意味と資質です。

なので、「トップコンビ」や、相性の良い「2番手さん」が思い浮かばないです。

 

劇場で「礼さんが」というと、大概先に言われてしまう、彼女の魅力。

ふさわしい「相手役さん」も、其々にお名前が違い、「具体的な名前」でなく「〇〇〇ができるような娘役さん」(〇〇〇も違う)が多い印象。

(数少ない聞き取り?データなので、ここもご容赦ください。)

 

「相手役さん」「2番手さん」は、基本的には「トップスター」を盛り立て、より輝かせるサポーターだと思います。

特に「相手役さん」。

「2番手さん」は、「次期トップスター候補」として、存在していることもあるので、「トップスター至上主義」とはいえ、「相手役さん」より、「トップさん」との相性への配慮は少し薄い印象。

 

個人的には、3人のバランスが取れていれば、お芝居が面白くなると思うので理想的です。ついでに、見映えのバランスも・・・と全て揃うのは無理。

 

何より、実際に観てみないと分からない。

「意外性」や徐々に馴染んでよくなっていくので、想像は妄想で終わり、大概「予想外に良かった」パターンです。(例外あり)

 

ただ、「礼さん」の「歌」と「ダンス」は、「デュエット」より、「個」に魅力を感じます。(現時点)

だから、「相乗効果」以前で、思い浮かばないです。

「トップ娘役さん候補」は、ひしめきあっているのに、思い浮かばない・・・

 

強いて思いつく、良さそうなタイプは、

同じ持ち味の娘役さん(自立していて芸達者:一人で輝くタイプ)。

でも、「コンビの良さ」とは、ずれている。(技術を見せ合う舞台のイメージ)

なら、「寄り添い系」で「芸達者」な娘役さん。

 ⇒ 中々、「礼さん」の個性に、寄り添うタイプが思いつかない。

  そもそも寄り添う「コンビ」の形がしっくりこない「礼さん」。

 

「礼さん」のコンビ芝居(対娘役さん)を観たことない範囲内での感想なので、ご容赦ください。

 

「歌」と「ダンス」が突出し過ぎてて、且つ「宝塚っぽくない」のが個性で魅力。

というのが、宝塚に特徴的な「コンビ」や「2番手さん」がしっくりこないお方。

 

「トップコンビ」で売り出すイメージが思いつかないお方。

(ミュージカル作品の似合うコンビ!?)

(可愛らしくて、歌とダンスが上手な「娘役さん」・・そこから先が進まない。。)

 

「芝居の人」のイメージがあまりないので、芝居での「持ち味」が、ピンと来ない。

「持ち味がない」は、「クセのない透明感でどんな役でも違和感が少ない」

とは、少し違います。

多分、ここが、私の中で「思い浮かばない」一番の理由かと思います。

「芝居」は「一人芝居」以外は、「相手」が存在します。

「個」の魅力が強い印象は、「芝居の人」のイメージがないところから、より強くなってる気がします。(個人的感想です)

そして、「バウ公演」(芝居)を観てない点が残念。

「芝居」での「持ち味」が分かれば、しっくりくる「相手役」のイメージ位はできそう。。

大劇場公演では、トップさんに合わせて配役される事が多いので、役柄が限られる印象(組差あり)。

 

そして、得意というか魅力が、「歌」と「ダンス」両方なのも、難しい。

両方共、「礼さん」に合わせられるレベルでないと、ファンが満足しなさそう。

でも、「礼さん」より下級生で、「礼さん」と雰囲気が似合って、且つ両方の技術を兼ね備えた下級生・・・超難しい。

「歌」と「ダンス」が、「礼さん」はかなり突出且つ個性的(いい意味)なだけに、合わせるなら、「かっこいい娘役さん」。

これも、好みが分かれそうな姑(ファン)たち。

 

なんとなく、人気から「明日海さん」を彷彿させます。

ただ、「ストイックさ」は似ているけど、決定的に違う「芝居重視」と「学年」。

「芝居派」なら、たとえ、芝居を得意としない「相手役さん」でも、歌やダンスで、比較的サポートできそう。(余程の場合は別ですが。。)

「明日海さん」は、3人目の「仙名さん」に辿り着くまでに年月を経てます。

(人気がある程、ファンの受け入れ度はすごく重要・・・厳しい条件)

(3拍子揃った実力に加えて、「明日海さんの相手役」として「謙虚さ」に徹した点は、素晴らしいけど、学年故に身に付いたところも大きそう。)

そして「明日海さん」より下級生は物理的に多い。

 

という訳で、下級生で、「礼さん」の得意分野に合わせられて、且つファンがそれなりに納得する「娘役さん」は、難しい。

 

多分、「仙名さん」でも「ダメ」って方はおられそう。(「明日海さん」のこと)

万人受けは無理。

せめて、最小限のバッシングで、祝福される「娘役さん」いないかな・・・。

思いっきり、下級生で、「礼さんの包容力開眼」と「超お気に入り」がいいと思われます。(下線部は結構いいと思う。)

ただ「礼さん」について、大劇場公演以外知らないので、分かりません。

ただ、「池銀」の地元民の愛は強いので、無視できない・・・(個人的印象)。

 

「芝居」に戻すと、

個人的に良かったと思った、「徳三郎」役や「捲殘雲」役は、「相手役」に重きが置かれていない役。

(大劇場公演ではないけど、『ロミジュリ』の「愛」も魅力的・・相手役は「死」?)

「男と女の濃い芝居」より「エンターテイナー性」に魅力を感じる「礼さん」。 

 

その意味でも、「稀有」で「型破り」?な存在です。

「宝塚らしくない」は批判ではなく、「画期的」「革新的」(褒めてます)。

「新しいトップスター像」を作ってくれそうな点で、どんな「トップさん」として活躍されるか、興味があります。

 

いずれ、「トップスター」にはなられるのは、ほぼ確実なお方。

でも、今のところ、「相手役候補」と「2番手さん」が思いつかない「礼さん」。

普通なら、組内の「3番手さん」や「ヒロイン候補」が順当に就任されるはず。

でも、どの方もしっくりこない。

 

「ショー」は、お一人のパフォーマンスに、バックダンサーや、色々な娘役さんを絡めて、舞台が務まりそうな印象。

 

「礼さん」は、「宝塚らしくない( ⇔ 夢々しいレースふりふりの輪っかドレス)」カッコよさに、個人的には魅力を感じます。

その反面、伝統的な「トップコンビ」や「2番手さん」を絡めた三角関係のバランスがよい「宝塚独特のスターシステム」は好きで残してほしいところ。

この相反する2つの折り合いを、どう劇団が付けてくれるのか、楽しみです。

あくまで、現時点での印象です。

 

ただ、2番手なので、そう遠くない?未来。

『霧深きエルベのほとり』は、伝統的な三角関係のお芝居の印象(観たことない)。

「礼さん」の新たな魅力(「献身的な愛」を要求される役)が開花する気はします。

 

魅力の引き出しが沢山あったり、逆に未知数なのも魅力的。

「宝塚らしさ」は、個人的に好きなので重要。

でも、「現代っぽさ」で「宝塚らしくない」という新たな魅力を持っている「礼さん」の「個性」は活かされてほしい。

 

色々な「トップスターさん」を堪能できるのが、5組ある「宝塚」の良さ。

ただ、組子さんは活躍してほしいし、活用されてこそ、「スター制度」と「群集劇や群舞」が魅力的な「宝塚」。

 

一見オールマイティーに見えて、「優等生」の「御曹司」なのに、「個」でなく「集団」の中で考えると、結構、難しいお方。

「御曹司らしくない御曹司」の「礼さん」。

 

今は、独自のポジションを築いて、大活躍中。

今後の、劇団の采配が楽しみです。

長文最後まで読んでいただいてありがとうございます。

常々考えつつ答えが出ない。

いずれ、判明するので、考えても無駄なことです。

でも、気になる。

すごく個人的なつぶやきなのでご容赦ください。

 

さいたまんぬ

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