星組『霧深きエルベのほとり』宝塚大劇場~初観劇の第一印象:「56年前」初演のリメイク・・・~

今日から、ムラで「星組週間」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

上田久美子先生の思い入れが強い作品。

 

そして、

56年前初演の名作のリメイク作品

 

☆゚・*:.。.☆ヽ(*゚▽゚)ノ~゚・:*【霧深きエルベのほとり】*:・゚~ヾ(゚▽゚*)ノ☆゚・*:.。.☆

「水夫」が主人公なのは共通しているけど、「月組公演」と作風もキャラも全然違う~

 

「七海さん」の宝塚最後の舞台を目に焼き付けるべく、

帰省日程に、観劇を詰め込みました(いつもです・・が気負いが違う

 

初観劇の今日は、第一印象の感想と思ったこと(題名)について書きます。

(ネタバレしてないつもり

 

いつも、初観劇日の感想は、個人比辛口で、リピートを重ねる毎に、

上方修正していくのを、分かっていても、書くのは、個人的備忘録だからです。

 

後で見返して、懐かしむと共に、演者の演技の変化も思い出すので(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン

自分の受け止め方の変化もある。

 

あと、

第一印象は、割と「非ヅカファン的感想」かなぁ、

勝手に思ったりするので、やはり備忘録です。

 

個人的な感想なのでご容赦ください。

 

「名作」と言えば、思い出す『凱旋門』

・・・「名作」としての良さが心からは理解できなかった?(゚_。)?(。_゚)?

 

『異人たちのルネサンス』で痛感した理解力の低さ ?(゚_。)?(。_゚)? から、

今回は、「座談会」を熟読して、臨みました。

 

よって、

作品については「疑問」はなかったです。

良いストーリーで、涙が出ました。

 

「カール」(紅さん)も「フロリアン」(礼さん)も魅力的な男性で、

トップと2番手が、それぞれに別の魅力でいい役。

 

ちょっと、小難しい(文学的)「名台詞」も、いい男が言うからこそ、キマルね!!

最近、そんな台詞(言葉)、日常では聞かへんわ。

とは思うけど、胸に沁みる「名台詞」(1回で憶えられない)。

 

だから

「名作」として、繰り返し再演されていることに納得 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン

 

ツッコミはありましたが、

それは「タカラヅカ」で片づけられる範囲内、と範囲外。

 

第一印象は、範囲外のところで、すごく気になり、「もやもや」しました。

 

それは、

「Once upon a time in Takarazuka」これはいいです。

56年前初演の作品」を再演するに辺り「潤色された箇所が気になりました。

 

今回初めて観た作品で、初演も再演も知らないです。

だから、「潤色」された箇所かどうかは、自信がないけど、割とそうと思う・・・。

 

名作に対して辛口なことを言うのも気が引けるので、

和らげるため、私の「心の声」を「べらんめぇ口調?」で、綴ります。

 

幕開け「ビア祭」の「大階段を使った群舞」。

あれって、めっちゃ、「タカラヅカちっく」で、華やかな感じはするんだけどよ、

 

「フロリアン(礼さん)」が、中心となって、

派手な「ドイツらしい衣装」で踊ってる場面がよ、

「お芝居」と全然関係ないと、思っちまったわけよ。

 

ついでに、その衣装の色合いが、センスの悪い私が言っちゃなんだけどよ、

ちょっと、最近見かけなかった、色彩で、目がチカチカしちゃってよ

56年前の衣装にしては、新しい感じだけど、配色が、今風でもなくて、

なんか、かなり昔、ヅカ観て、衣装の色合いに目剥いたことを思い出しちまってよぉ、

まぁ、びっくりしたわけよ。

 

でさ、「あぁ、リメイク作品だったな」って思い出してよ、

「この部分かな」って思ったわけよ。

だってさ、その後から始まる「お芝居」の衣装や全体の場面の色調がさ、

「56年前の作品だね」と納得しちまう位「落ち着いた色合い」だったわけよ。

 

まぁ、はっきり言えば「古臭い衣装(レトロ)」

「幕開けのビア祭」と「芝居」のギャップが大きすぎたわけよ。

 

そもそも「フロリアン(真面目)」は、あんな派手な衣装で踊り狂うキャラじゃねーよ。

って、ツッコんでしまったわけよ。

 

てなわけで、あの場面の色彩と、場面の存在意義に、疑問を抱いちまったわけよ。

ただ、存在意義は、「芝居」を見てると、分かる気も、私なりには、したわけよ。

 

私は、「上田先生」程、あの作品に思い入れのない、ただの一見客だからよ、

自信は、かなりねーよ。

ただよ、「芝居」の所々で、「ビア祭り」衣装系の「群舞」が登場するわけよ。

「芝居」とあまり関係ないのに「なんで?」、って疑問に思うけど、納得するわけよ。

 

それは、「芝居」に、割と作品に関係してくる「主要キャスト」が少ないわけよ。

全体に落ち着いてて、「しっとりしてる」と言えばいいんだけどよ、

悪い言い方をすれば、「こじんまり」してて、大劇場の空間が、余っちまうわけよ。

だから、「群舞で華やかにしてる」っちゅう感じに見える、「浮き方」なわけよ。

 

「上田先生」が脚本に魅了されたのは、分かる位、観客はしくしく泣いてたよ、

でもよ、その「群舞」には、あまり「上田先生」の意気込みが伝わらねぇんだよ。

 

作品(登場人物)は魅力的なだけに、あの「群舞」が余計気になったんだよ。

ただよ、「タカラヅカ」って、「華やかさ」が魅力じゃねぇか?

上演された当時の組子生の人数は知らないけどよ、

「今風」のアレンジに見えたわけよ。

 

群舞、好きなんだけどさ、「芝居」の途中で唐突に入ってくるのは、

『異人たちのルネサンス』で、慣れてっからさ、驚かないわけよ。

ヅカだねって感じ。

けどよ、やっぱり、今回の作品「56年前の作品」だと、違和感を感じるわけよ。

 

私だけかもしれないから、こんな口調で、書いたわけよ。

明日から、真剣にちょっと、意味考えてみるわ。

「芝居」の間はともかく、「最初の場面での群舞」が一番気になってんよ。

 

細かい部分もリメイクされてるとは思うわけよ。

ただ、「群舞」のインパクトが大きくて、

作品自体の上質さには、あまりいらんと思ったわけよ。

作品自体は、すごく、ええやん!!って思ってん。これホント。

けど、「Once upon~」がしっくりきたわけよ。

 

で、たまたま、隣のリュックのおばちゃんと、全然違う会話してたのによ、帰り際、

いきなり「お芝居、大劇場なのに、ちっこいと思わん?」って言われてん。

 

別にそれに図に乗って、書いてる訳ちゃうで。

あっ、そう見えた?

少なくとも、一人はいたと、思ったわけよ。

 

以上です。

 

「上田先生」の読まれた脚本には載ってなさそうな場面(群舞)。

だから「潤色」された部分と、思いました。

物語としては、ちょっと古い感じでも、すごく泣けるだけに、「疑問」が残りました。

 

「ショー」は、レーザー光?を多用して、劇場全体が夜空のよう!

「群舞」が多く、ジェンヌさんを「星々」にたとえているのがぴったり!!

  まさに「夜空にきらめく星たち」☆彡

  すごく華やかで、「群舞」が効果的!!

  衣装も今風で、色彩が綺麗で、カッコ良かった・・・「新作」。

  それだけに、「芝居」と「ショー」で、「56年の歴史(差?)」を感じました。

 

結論としては、

今の時代の、大劇場公演の作品として、リメイクされ方が微妙だったのか・・・

 

初観劇の個人的印象です。

 

さいたまんぬ

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平成最後の記念に・・・

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