再び『ファントム』の世界へ~宝塚らしい華麗な新『ファントム』は「素晴らしい」に尽きる~

今日から、再び『ファントム』の世界・・・宝塚へ帰省(遠征)してます。

「また来たん?」と鬱陶しさの滲む母の言葉は、スルー (-_-)。

 

前回は『蘭陵王』が当たった「予定外」で、今回は計画通りの『ファントム』帰省。

今年最後の舞台と大劇場。

心置きなく観て、たとえ力尽きても、年末なので問題なしです。

 

今日は「阪急すみれ会」の立て札と机が、劇場入口付近にありました。

見間違いでなければ、「あ~さ」「た~わ」の立て札もついてる・・・

「た~わ」が分からない ?(゚_。)?(。_゚)?

 

たわいない話ついでに、以前(曖昧)より、大劇場のスタッフが増えた印象。

その中に、多分一番偉いと思われる、背が高い素敵な紳士の方がいらっしゃいます。

「支配人」かな!?

いつもいらっしゃるので、お姿を拝見すると、素敵さに、少しドキドキして、勝手に「彩風さんキャリエール」に重ねてます☆彡

 

前置きが長かったですが、本日は初観劇。

前回観た時も、舞台とトップコンビの歌唱.etc とにかく「すごい」と思った舞台。

舞台装置の豪華絢爛さは変わらないですが、キャストは進化して、より素晴らしい舞台になってました (゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆

こんな軽いノリじゃなく「格調高い」舞台・・・素晴らしかったです☆゚・*:.。.☆

 

再演とはいえ、舞台セットと斬新な映像、演出が華やかで現代風に一新されているので、新『ファントム』という印象を受けます。

前回までの公演の記憶は「薄い」と、以前書きました。

でも、こんなに斬新で「現代風」な印象はなかったです。

芝居の流れはおそらく変わってないけれど、ダンス場面が多く「ショー」らしさが散りばめられ、「群衆劇」っぽく見える場面もあり、何より舞台が華やか°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°!

 

オペラ座の怪人』は作品が違うものの、華やかさの中に、少し暗い印象もあります。

そこが作品の良さで、あとロングランミュージカル(いい意味で古い作品)だから!?

(最近観てません。観た時にいつも思ってた印象です。)

 

今回の『ファントム』、「エリック」はオペラ座の地下に潜んで暮らしているけれど、舞台は、華やかな印象が残ります。

 

エリザベート』も初演(1996年)から20年以上経っても、色褪せない魅力がある作品ですが、こんなに斬新にセットが一新した、記憶や印象はないです。

だから、今回の『ファントム』は「海外ミュージカル」でも、「華やかさ」は、限りなく「宝塚」らしい舞台だなぁ、と思いました。

「今風」且つ「宝塚らしい華やかさ」があり、より洗練された印象!!

なので、「海外ミュージカル」と同時に「宝塚の舞台」を観てる気分になり、このアレンジは、個人的にとても好きです・・・生まれ変わった新『ファントム』

 

そして、キャストの進化がすごい・・・やはりトップコンビが素晴らしい (*゚▽゚ノノ゙☆

このお二人の「歌唱」が今回の再演に繋がったのは、もう納得納得です。

 

「望海さんエリック」は、より歌に感情が込められ、高らかに歌い上げる見事な歌唱、「本領発揮」で全力投球の勢いを感じる圧巻の舞台

「僕の叫びを聴いてくれ~♪」と歌い出されると、

「はい、聴きます~ヘ(≧▽≦ヘ)」という感じで、とにかく惚れ惚れしました。

感情の起伏の激しい「エリック」の心が、切実に伝わる歌。

エリックが「僕」と言うのが印象的で、精神的な幼さとピュアな心を感じる「僕」

フィナーレの銀橋で歌われる時は、同じ曲でも、軽い曲調で歌われ、緩急自在・・・。

 

「真彩さんクリスティーヌ」、前観た時より、共感できました!!

やはり「1幕」の明るい夢に向かって歌う姿やオペラを歌い上げる場面が、可愛らしくて魅力的です。でも「2幕」の演技と歌唱に、「エリック」への「愛」を感じ、少し印象が変わりました

良かったです⤴⤴

まだ、初観劇ですが、前回「共感できないこと」を強調して書いたので、先に「真彩さん」の良い変化と、改めて歌唱の素晴らしかったことを書くことにしました。

ただ、前回も個人的な印象なので、また変わるかもしれません

今日は、かなり共感できました

これは、舞台がより良く見えた理由の1つと思います。

 

今日は、「Aパターン」。

「彩凪さんフィリップ伯爵」正統派2枚目°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

「朝美さんアラン・ショレ」ちょい悪だけど憎めない、そして結構目立つ

目立つと言えば、「舞咲さんカルロッタ」インパクト大です。

「彩風さんキャリエール」も、包容力と優しさで、銀橋の歌唱もすごく良かったです。

 

あまりにも豪華絢爛な舞台で、見所が多い美しい舞台に、「オペラグラス」なしで全体に魅入りました。

勿論、時々「オペラグラス」で観たものの、

銀橋の父子場面は、今回もぎりぎり入らないお二人(TmT)ウゥゥ・・・

席は、前回とほぼ同列だったので、距離がきっちり決まってる!?

 

前回、細かい部分に萌えたつもりで書いたのですが、誤り箇所がありました。

失礼しました。

あまり細かく書くと、違ったと、次観た時に思うのですが、ツボなつもりなだけに反省。。(演技が変わってる時と間違えてる時があると思う。)

 

もう前回でネタバレしてますが、

ラストの場面、最後の最後、「エリック」が「父さん」と言ってた Σ( ̄ロ ̄lll)

前回の感想では、「言わない辺りがエリックいい!!」と書いたので憶えてます。

最後の最後に、言ってる・・・ごめんなさい。。

話には影響しないですが、この瞬間、自分のブログが蘇り反省しました。

最初、言わない場面のインパクトで、聞き漏らした模様。

と、記憶も曖昧な感想です。

個人的感想なのでご容赦ください

気を付けようと心に留めました。

 

また明日観て、改めて、今日思ったことを反芻してきます。

とにかく、新『ファントム』、あらゆる点で豪華絢爛な舞台に感動しました。

 

さいたまんぬ

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