「綾凰華さん」に思ったこと~「歌」の人になるか!?~
『ファントム』新人公演主演の「綾さん」のインタビュー記事を読みました。
スポーツ報知(2018年11月8日配信の記事)
綾凰華、「ファントム」の新人公演で2度目のセンター 7年間の集大成見せる!:宝塚歌劇:スポーツ報知
「綾さん」については、雪組に組替えされてから、存在を認識したので、雪組大劇場公演の舞台しか知らないです。
なので、「綾さん」の印象は、
「公演毎に、綺麗になられて、華が出てきて、勢いがある方」
止まりです。
(『凱旋門』大劇場と東京公演で見違える程、綺麗になられてて驚いた方。)
大劇場公演は、若手スターさんの「ソロ」場面が少ないので、ご容赦ください。
記事の内容よりも、思ったこと。
「綾さん」の新人公演主演級は、3回共「望海さん」の役。(『凱旋門』で「級」)
「望海さん」歌が上手い ⇒「歌」が多い役 ⇒ 新人公演で「歌」が鍛えられる
⇒ ⇒ ⇒「綾さん」は、「歌」を得意とする「スターさん」になる?
歌が上手い「ジェンヌさん」は、大きく分けると2パターンかなと思います。
(分け方がやや曖昧で、語弊があったら失礼します。)
・「元々、技術的に上手い」(歌に定評がある)+ 経験を積んで、更にアップ
・経験を積んで、上手くなられる方 + 経験で「技巧」もアップ
「技巧(と表現力)」が際立って目立つと「歌上手い」が冠につくイメージ。
「元々上手い方」は、素質や「歌が好き」で、新人時代から、評判になってそう。
(声質もあるので、若手だと、娘役さんの方が多い?)
ただ、練習と経験でもある程度、身に付く「技巧的な上手さ」
また、「芝居心」からハートで歌を聴かせる「表現力の上手さ」
「超絶技巧派」は、横置きして、
いずれも、「経験を積む」と気づけば、歌上手くなってる!!と思う方、多いです。
新人時代は、「歌は課題」って言われてた気がするけど、上手いやん!!系の方。
伸び代は、個人差があると思います。
ただ、経験を重ねる程、「歌」は上手くなる印象があります。
ある時期を境に、いきなり「歌上手いやん!」と印象変わる人、結構多いです。
きっかけは、「歌を要求される役」を演じてる時か、その後の公演から。
で、あまり知らない「綾さん」。
新人公演も観ていないので「歌」の印象がないです。
「ショー」で銀橋を歌って渡る場面位?
ただ、新人公演で3回連続「望海さん」の役で、「歌が要求される役」を経験する方。
記事にも3作連続で「師事する」って書いてありますね。
「綾さん」が実は「クリスティーヌ」!?
とりあえず、「歌」は猛特訓されてそう。
⇒「歌が上手いスター」として定評を得ることになるのかな!?
と思いました。
まだ、新人公演学年なので、若手です。
今後、伸びていく可能性は大きいです。
歌が特に定評のあるトップスターさんが、新人公演主演の役で、連続して、歌が特に定評のあるトップスターさんの役を経験された方。
・・・私が観た範囲内なので、すごく少ないです。
位です。
(下線部:歌以外も上手いけど、歌を挙げられることが多いイメージ)
新人公演を連続主演して、且つ、「歌に定評のある」トップスターさんが本役。
⇒ 物理的に、人数が少ない印象。
観た範囲内の記憶と、個人的感想(主観)なので、ご容赦ください。
「歌上手」が最初にイメージで浮かぶ「トップスターさん」をあまり知らないです。
(涼風真世さん、姿月あさとさん)⇒ 新人公演の本役さんは「歌の人」でもない印象。
「香寿たつきさん」「北翔海莉さん」は、バランス型で「歌特化」の印象はないです。
(歌はうっとり聴かせて下さるものの、芝居もすごくいいので、総合力が高い印象)
「安蘭さん」だけだと、
結論は、
「ご本人次第」で「新人公演の本役」は関係ない。
となりそう。
でも、「歌が要求される役を経て上手くなった印象がある」と矛盾する・・・。
個人的データが少ないだけに、
「綾さん」の新公3回「望海さん」役は、インパクトがあります。
「歌が要求される役を経て上手くなった印象がある」は、本公演の役で、かなり大きい役をもらった場合が多い。(例:海外ミュージカル作品)
⇒ かなり、番手が上がっている印象。
「暁さんルドルフ」は、個人的に「歌唱力急向上」に驚き(失礼)、新公学年なだけに、次の公演が楽しみです。
というわけで、「綾さん」の「歌唱」が気になっています。
公演毎に(って認識したのは雪組に来られてからですが)、美しくなられて、
「華」が出てきた印象だけに、「歌」は持ってて損はない、貴重な武器。
新公は観れないので、次の本公演が楽しみです。。
(余談)
記事を読んでて、思ったこと。
『ファントム』との縁を運命的にするには、こじつけに無理矢理感がある・・・。
(記事の一部引用)
入団時の12年、組回りで当時の花組トップ・蘭寿とむに世話になった。
その前年、蘭寿が初めてトップとして大劇場に立ったのが「ファントム」だった。
今回、「綾さん」が大ヒットを飛ばせば、「伝説の再演」決定
若手キャストの名前もチェックですね。
まだ、『ファントム』伝説作りは始まったばかり。
嫌味ではなく、良作を新公で演じられるのも「運」。
「幸運」をモノにして、更に飛躍してほしいです。
さいたまんぬ