制作発表の「パフォーマンス」の良し悪し~多忙さと急ごしらえが垣間見えた古川ロミオ.etc~
先日、「ロミオ&ジュリエット」の記者発表が当たった内容のブログを書きました。
そこで、「古川さん」の髪の毛が「真っ黒」だったと書いたのは、日本人でもそこまで「真っ黒」な人あまりいない・・・位、べた塗りな「真っ黒」でした。
Wキャストの「大野さん」は、個人的に見かけない(舞台やテレビ)事と、黒髪のイメージがなぜかあるので、同じ「真っ黒」でもあまり違和感はなかったです。
ただ、「古川さん」には、「真っ黒髪」の印象がないので、余計印象に残りました。
お二人のロミオが「真っ黒髪」だったので、
「今回のロミオのイメージなのね。」
で納得し、
「黒髪ロミオは、現代の世界観から真面目?白色の衣装と対比とは・・」
なんて考えつつ、
「あそこまで「真っ黒髪」は、古川さん似合わない・・不自然。今、別の劇で黒髪の役柄でもしてるんかな!?」
ともよぎり、
「黒髪ロミオ9.5割」:「別の黒髪役か仕事0.5割」
で帰宅しました。
いつもの間抜け度が翌日発覚。
翌日『マリー・アントワネット』のフェルゼン伯爵Wキャスト、「古川さん」Σ(|||▽||| )
(補足:私が観たのは田代さんフェルゼン。フェルゼンはWキャストという意味です)
(観に行く途中で配役確認。チケット獲得がゴールになっているここ最近・・)
で、フェルゼン伯爵は、勿論「真っ黒髪」・・・な訳ないです。
長髪ロン毛、暗いめ(フェルゼン比)栗色髪を束ねる、定番のヘアスタイル。
「真っ黒髪」だったら、カツラから少しでも、はみ出たら、超目立つから絶対ない黒。
オフ?の姿は知らないですが、少なくとも、あの「真っ黒」をオフでは使わなさそう。
(追っかけてないので、「オフ」は超黒髪の方ならごめんなさい)
記者発表は13時から始まりましたが、その日の18時公演は「古川さんフェルゼン」
「記者発表の場所」と「帝国劇場」はそこそこ近いとはいえ、記者発表は何時に終わったの?
あの「真っ黒髪」を隠して、18時公演に臨んだのかは「謎」です。
ただ、今の公演中に、隠すには手間がかかる色。
掛け持ちで、別の舞台は、無理そうな公演日程。
前日に、記者発表の練習をしたと仰ってたので(パフォーマンスで歌う)、急遽、黒色にした説が個人的に濃厚。
スプレーか、染めたかまでは、遠すぎて判別できないけど、遠目でも違和感な「真っ黒」。
そこから、「宝塚の制作発表」や「先行画像、ポスター」が前の公演最中に行われることを思い出しました。
1日2公演なのに、次の公演のイメージで、制作発表に臨む、切り替えの早さ。
すごいという尊敬の気持ちと、過酷さに気の毒な気持ちを抱きつつ、
期待を膨ませるための宣伝の「制作発表のパフォーマンス」が人によって、差はあれど、練習不足で中途半端なパフォーマンス(歌)にちょっと残念に思う事があります。
ビジュアルだけでも、かなり研究して本番に臨む役者さんたちなのに、両立すれば、やはり限界・・・ほころびが垣間見える。
忙しいスケジュールに慣れきっていたり、歌唱の練習も、元々上手い人や練習して上手くなる人で差はあります。「アドリブ」的に乗り切りが上手い方、見せ方上手な方も
いそう・・でも素質より経験からの「慣れ」が大きそう。
その「差」が皮肉。
「主役」で出番(曲目等)が多い人ほど、今演ってる公演でも忙しい。
ついでに、最近は若い人(経験数が少ない)が多い。。
だから、今回の制作発表4曲も披露してくれたけど、「合唱」なのか~と納得。
忙しく、若いメンバーが昨日、初めて顔合わせして、練習して臨んだなら「合唱」でもすごい!!
ただ、本来の歌ウマ人とベテラン度(と少しスケジュールが楽な人)が有利。
再演キャストも有利・・・ここは考慮してそうな印象。
公演が本番なので、それまでに仕上げればいいとはいえ、「制作発表」の記事は割と見かけるので、ここでの印象は大きそう。
なんか、忙しい中やりくりしてる割に、イマイチと思われたら、気の毒感・・・。
大変だったろうな、が感想になるのも、気の毒感・・・。
かといって、すごいパフォーマンス見せてもらうと、感動と同時に、あんなに忙しい中大変だなぁと、気の毒感をやはり少し抱く・・・。
個人的感想なので、失礼をご容赦ください。
今回のロミオ&ジュリエットで歌が技術的に評判の高い方は、個人的にお一人。
あとは、芝居上での歌い上げ方などで、差があるものの、それは公演まで分からない。
よって、1フレーズしかソロなくて、正解の「パフォーマンス」。
もし、制作発表見た後で、チケットが取れるなら、ファンでなければこれで選ぶ。
ミュージカルなら、歌が聴きたいから「歌唱」。
それ程、好きでもなければ、残念な印象を受けて、躊躇するか、獲得優先度(熱)が下がる、結構重要な「制作発表」の「パフォーマンス」。
実際、好きな人や観たい公演、現実的に入手困難な人気公演は、「制作発表」でチケットを選ぶことはないです。
「制作発表」見て、観たくなる人は、普段ミュージカルを観ないか、その公演に興味がある人。
その方々向けなら、「パフォーマンス」超大事。
最近、「制作発表」の模様は、動画でパフォーマンスが見れる時代。
だから、急ごしらえが見えてしまう場合は、「パフォーマンス」を無理してしなくてもいいのに・・・本領発揮の本来の魅力が伝わりきれず、残念。
ただ、「急ごしらえ」と分かるのは、好きだったり、状況が分かる人。
単純に興味を抱いて、「制作発表」の動画見て、チケット取るか決める人っているのか?
私はそのパターンではないので、想像できないですが、あまりいなさそう。
しかも、歌付き本格的「パフォーマンス」が付いてくる「制作発表」は、「若手俳優主演公演」と「宝塚歌劇」が割と多くて、そこで感じる「急ごしらえ感」。
(私の見てる範囲内で語ってます。)
「大型ミュージカル」(メリーポピンズ)とか、大々的な宣伝広告の場合は、「パフォーマンス」も気合入れて、調整してるのと、外さない感じの印象です。
高いけど、Wキャスト両方観ようかな~と思ったので、「パフォーマンス」の効果はやはり大きい。
こちらは、日本発上陸のミュージカル等で、知らない作品だと取り込み作戦重要。
納得できる「パフォーマンス」付き「制作発表」で、チケット販売の宣伝効果を感じました。
「宝塚歌劇」は特に思う、「パフォーマンス」付き「制作発表」は、話題性の宣伝狙いでチケットの売れ行きはあまり狙ってなさそう。
「話題作」で最初から完売が予想される公演にある「制作発表」。
今の宙組公演「制作発表」なかった気がする・・・。
劇団新幹線も、忙しそうな主演級が歌う「パフォーマンス」はない・・・
劇団新幹線は、ミュージカルじゃないか。。
「制作発表」の動画を見ることが少ないので、その範囲内で思ったことです。
役者は過酷になるし、コスパが悪いこともある「パフォーマンス」付き「制作発表」の良し悪しについて、個人的に思ったことです。
どんな作品の雰囲気か、知りたいので、公演が先なだけに、それまでの楽しみとして嬉しいプレゼントです。
別の見方(裏見?)すれば、あの「制作発表」から、ここまで、変わってすごい!!
と感動します。
でもそれは、チケット買った(買う)前提なので、宣伝効果的にずれてる・・!?
理屈っぽい個人的感想でした。
さいたまんぬ