雑誌「ミュージカル」のベストテンに思う~『ビリー・エリオット』2020年夏再演決定でよぎったこと

慌ただしいと、ミスが多くなり、ぼやきも多い今日この頃。

いい事もあるので、プラスマイナスゼロですね。

 

『ビリー・エリオット』の再演が決まったニュースを見た時に頭をよぎったこと。

これ、以前、ミュージカル通の方に尋ねた時「大人の事情だから」という回答に、

「そっか~、(*゚.゚)(*。。)ウンウン」と同意したものの、納得がいかないまま、今に至る事。

なので、またぼやきです。

 

2か月に1回発売される雑誌「ミュージカル」

毎年楽しみにしているのが、「3、4月号」の「ミュージカル・ベストテン発表」

選考委員が演劇評論家系(専門家)で、10項目位の点数を総合して決まるもの。

買ってないので、細かいことは記憶ないです、ごめんなさい。

(言い訳:さいたまの一部の図書館に置いてあるねん)

「作品賞」「男優賞」「女優賞」をチェックします。

(ジェンヌさんは「女優賞」。・・・書かなくていいですが。)

 

「ミュージカル」作品は、全然網羅してないので、順位に異議を申す訳でもなく、「宝塚歌劇」の作品が入ってたら、嬉しいな~、位で留まる程度のささやかな楽しみです。

でも、ジェンヌさんがランクインしてたら、誇らしくなったりします。

 

でも、知ってる作品がベストテン内に多い時、ツッコミたくなることもあります。

・小池先生作品は、毎年「常連」で、「えっこの作品?」な時もあり・・

もっと、昨年はいい作品(例:上田久美子先生作品)あったよ~

とか、この辺りは個人の好みと、専門家の方々の選出なので、仕方ないです。

一般投票にすれば、ジャニーズ作品などに偏りが生じるので、仕方ないです。

 

でもね、『ビリー・エリオット』が2017年の作品ベスト1位に選ばれた事はいいです。

気合の入った宣伝で、主役のビリー役の選考と稽古期間が長くて厳しかった事、お金もかかってそうな作品。

開幕後、徐々にチケットの売れ行きが伸びた事からも、いい作品だったんだなぁ~と思いました。(私は、それ程ツボではなかった。)

 

私は「柚希さん」版を観ました。かっこいい女の先生で、良かったです。

残念ながら、ベストテンの女優部門では、Wキャストの「島田歌穂さん」がランクインされてました。(多分)

Wキャストは、やはり両方観るべきだと、思う瞬間です。

 

それはさておき、ショックだったのが、男優部門。

ベストテンに、「ビリー子役5名」が一括りでランクインしてました∑( ̄[] ̄;)

ひとくくり!?

他の男優さん、女優さんは、説得力あるコメントと共に、多少、〇〇入ってても、それなりに説得力はあります。

少ない「ミュージカルを評価する雑誌」。(評価はベストテン発表号位ですが)

ここでの評価は、演劇賞よりは、一般人の目に比較的触れやすいので、影響ありそう。

演技の優劣は、付け難いとはいえ、「5人一括り」は、ちょっとないでしょ~。

それじゃ「努力賞」だよ~。

5人は、別個体だよ~。

みんな、違う演技だよ~。

そうなると、他のベストテンまで、うさん臭く見えてくるよ~。

と思い、『ビリー・エリオット』が大好きな、前述した方に尋ねた次第です。

 

選ばれた5名の子役さんは、確かに頑張った事は確かで、評価されてもいいと思います。ダンスは素晴らしかったし、経歴も目が飛び出る程、すごい人たちでした。

でも、「一括り」にされたら、『頑張ったで賞』にしか見えない・・・。

 

東京公演はビリー役が4人で、大阪公演で一人加わって5人になりました。

新たに加わった人は、演出家の評価が高くて、加わったはず。

 

それ以来、見る目が少し曇ってしまった、「ベストテン」。

「大人の世界」とはいえ、子どもを一括りにしたらいけない。

ここは厳しく、「個人」を評価して良いと思う。

選考委員の方々全員が、あの多いキャストパターンを網羅したとも思えない。

(これは想像なので、ダメですね。)

この「一括り」によって、他の男優さんと女優さんの評価まで、うさん臭く見えてしまう。

⇒ ここ、一番思ったことです。

 

という、思い出の『ビリー・エリオット』。

でも、きっと観に行くと思います。

私が尋ねた方は、初演をロンドンまで観に行かれ、大阪公演との舞台装置の違いに、不満があった模様で、東京公演の装置について尋ねられました。

・・・「コア」すぎて、分からん。

「ビリーのパパ役」の違いも語っておられて、あぁ、Wキャスト観れば良かった・・

と、悔いた記憶もあります。

熱い語りを聞くと、観たくなります。

・・・オリンピックと時期が重なる??

 

やっぱりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った再演。

と同時に、思い出した「ミュージカル・ベストテン」でした。

 

それでも、見ずにはおられない、やっぱり楽しみな「ミュージカル・ベストテン」。

そういえば、騒いでいた『フランケンシュタイン』も2020年1月の間違いでした。

こんな先の予定まで、決まってるミュージカル公演。

ヅカの公演予定も決まってるはず・・・。

ぼやきでした。

 

さいたまんぬ

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