花組公演宝塚大劇場「BERAUTIFUL GARDEN」①~世代交代による軸が定まらない感~
初観劇です。
抽象的に書いてますが、ネタバレになってるかもしれないので、スルーしてください。
個人的感想で、初観劇なのを、ご了承ください。
主題歌は、あと2,3回聴いたら口ずさめそう。
サブタイトル「百花繚乱」はぴったりで、花組の男役女役さんの層の厚さを実感。
スターが多すぎて、役不足感もあるのに、下級生の「スター育成」にも精力的な、肉食系の組。(活気があるという、良い意味です。)
初回観劇で思ったことは、
・「世代交代」色濃すぎ Σ(・□・;)
そして、世代交代によって「明日海さん花組」が「伝統的?ダンスの花組」へ戻ろうとしている、と思いました。
「伝統的?ダンスの花組」は、さいたまんぬが観てきた時代の「花組」です。
その間にも、違う雰囲気のトップスターさんはいらっしゃいましたが、「男役のダンスを魅せる組」のイメージです。
そのイメージの継承者は、劇団は「柚香さん」に期待し、「水美さん」「瀬戸さん」は、すでに体現されている感じがします。
今回の「ショー」は、
①「明日海さん体制の花組」
②(今後、予定されている)「ダンスの花組」
の両方が堪能できました。
文字通り、「豪華で満足度は高い」のですが、①と②で、かなり雰囲気が違うため、焦点を絞れておらず、「軸がない」感がありました。
1つ1つの場面は、とても良いのですが、全然、雰囲気が違うため、
「BEAUTIFUL GARDEN」には違いないですが、万国博覧会みたい。
「日本庭園」の次は、「イングリッシュガーデン」、次「ハワイ」みたいな感じでした。
違和感を感じたのは、
①「明日海さん」の受け持ち場面
②「柚香さん以下、次代の花組を担う方々」の場面
には、それぞれ統一感がある点です。
①は、ノーブルな場面、トップスターらしさがあふれる場面。(他組でも違和感ない)
②は、スタイリッシュで、「花男」っぽさ。
もちろん、全員登場する場面や、時々、互いが同じ場面に立つ時は、その違和感はないです。
ただ、基本的には、2つに分かれてる感じがしました。
それぞれの「個性と魅力」を引き出した結果だと思います。
ただ、改めて見ると、「明日海さん花組」は、「スタイリッシュな花組」という固定観念イメージからは外れていたんだなぁと、実感させられる感じの「ショーでした」。
その「違和感」以外は、適材適所で良かったです。
ただ、今は「明日海さん体制花組」で魅力的なので、違和感を感じさせるまで②を挿入しなくても・・・と思いました。
ただ、確実に、ポスト「明日海さん花組」は、②でさいたまんぬのイメージの花組になる予感はしました。
「仙名さん」は、①側にいらっしゃいました。
「柚香さん」「水美さん」は、②側にいました。
「瀬戸さん」は不明。(どっちにいても違和感ない)(いいポジションだなぁ)
「凰月さん」は、①側にいる方がしっくりしてました(複雑)。
ただ、昨日書いたブログの予習の想定内な、活躍ぶりの「水美さん」☆彡
存在感、抜群でした。
あと、「有望株」娘役さんたちを含め、②の魅力°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°など、色々思う事があったので、②へ続きます。
さいたまんぬ