「宝塚大劇場の入場者、過去最多119万人(2017年度)」の記事と「決算報告」から思う~「明日海さん・望海さん」への期待度大~
先にお断り申し上げます。
さいたまんぬは、「決算報告書の読み方」を分かっておりません。
超初心者で、勝手に解釈して妄想している事と、間違いについてはご容赦下さい。
少し古い記事(朝日新聞デジタル2017年5月17日)です。
「宝塚大劇場の入場者、過去最多119万人 連日の立ち見」
宝塚大劇場の入場者、過去最多119万人 連日の立ち見:朝日新聞デジタル
(概要)
・歌劇100周年の14年度の118万人を上回った。
この後の記事が気になりました。
・雪組と宙組でトップスターのサヨナラ公演とお披露目公演が相次ぎ、連日、立ち見が出るなど盛況だった。
・この日発表された阪急阪神ホールディングスの決算では、好調だった公演として、雪組「ひかりふる路(みち)」「SUPER VOYAGER!」、花組「ポーの一族」が挙げられた。
そこで、「阪急阪神ホールディングズ」の決算報告書
(IR情報:2018年5月15日平成30年3月期 決算短信)を見てみました。
①【平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)より引用】
(エンタテインメント・コミュニケーション事業)
スポーツ事業については、(略)
ステージ事業については、歌劇事業において、雪組公演「ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜」・「SUPER VOYAGER!」、花組公演「ポーの一族」等の各公演が好評を博しました。また、演劇事業においては、三島由紀夫が戯曲化した江戸川乱歩の「黒蜥蜴」等、話題性のある多彩な公演を催しました。
(下線はさいたまんぬが気になった部分)
ついでに② 2018年3月期 決算補足説明資料(2017年度)の
「Ⅱ.2018年度(2019年3月期)業績予想 」
も気になりました。
・コミュニケーションメディア事業において増収を見込むものの、 宝塚歌劇が高稼働であった2017年度を下回ること等により減益。
(2018年度通期予想が2017年度通期実績より営業利益が11億円減の予想)
「朝日新聞デジタル」は、宝塚大劇場について述べています。
「阪急阪神ホールディングズ」の決算報告の「宝塚歌劇事業」は、宝塚大劇場公演だけでなく、東京宝塚劇場等、他の劇場も含まれていると思います。
「朝日新聞デジタル」は、入場者数増の原因として、「サヨナラ公演とお披露目公演が相次いだこと」を言及しています。
盛況だったのは、事実です。でも、ここ数年、「サヨナラ公演とお披露目公演」は、よくあることと思います(涙)。。
なので、それに加えて、人気作品が連発していた事を挙げており、その根拠として、「決算」を引用したのかなと思います。
大劇場入場者数については、資料を見つける事ができませんでした。
本旨ではないので省略。
さいたまんぬが気になったのは、①決算報告書の下線部です。
「歌劇事業」においては、「サヨナラ公演の作品名」が挙げられておりません。
明らかに、雪組サヨナラ公演「幕末太陽傳」は売れ行きが良かったと思います。
「IR」は「投資家向け情報」ですよね。
「サヨナラ公演とお披露目公演が好評でした。」と書く方がファンでなくても分かりやすいです。
ただ、事業として頑張った感がないので、企業努力で、好評作品を連発できた成果を伝える事にしたと仮定。
よって、サヨナラ公演を除き、作品の具体名として選ばれた2作品
・雪組公演「ひかりふる路」
・花組公演「ポーの一族」
確かに人気がありましたが、実際数値の表記がなかったので分かりません。
月組「All for One」は?
東京公演はいつも満席な印象なので、宝塚大劇場で差がついたのかな!?
さいたまんぬも、雪組公演と花組公演はハマり、通った為、予算オーバーの赤字公演となりました。
ただ、雪組公演は、大劇場では追加で取れました。
月組は宝塚大劇場へは行けずじまいで分かりません。
そこに、②の「宝塚歌劇が高稼働であった2017年度を下回ること等により減益」という予想の記載です。
くどいですが、「IR」は「投資家向け情報」ですよね?
宝塚歌劇事業が「阪急阪神ホールディングズ」において、主幹事業ではないと思います。(イメージとしては主幹事業と思いますが、金額面ではまぁまぁ。。)
なので、「減収見込み」に対して、厳しく経営改善を要求する事はないと思います。
ただ、さいたまんぬが、ヅカファンではなく、客観的に読んだ時に、思うこと。
・2017年度は作品が良かったのに、2018年度は減収見込みなら、どんな作品が受けがいいか分析して、改善しなよ。
・なんで、この2作品が人気があったの?
もし、そう尋ねられたら、
「原作漫画のファン層を取り込むことができました。」
「花組と雪組のトップスターさんの人気も一因かと思われます。」
と答えるでしょうか!?
それなら、さいたまんぬが経営権を握っているか、発言権が強い株主なら、
「ヅカファン以外のファン層を取り込む作品を作りなさい。」
「花組と雪組のトップスターさんには、引き続き、頑張っていただきなさい。」
と、言います。
という妄想から、結論として、2019年度も「明日海さん」と「望海さん」は活躍されるかなぁと期待してしまいました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
というより、劇団がお二人を離さないかな~と思いました。
蛇足ですが、演劇事業で具体名が挙げられている話題作品が「黒蜥蜴」です。
観ていないのですが、これが一番人気作品だったのでしょうか!?
「営業利益」は売上原価や販売費を差し引いた金額らしいので、衣装代やら色々考慮されると、単純に人気だけで、利益が決まるわけではないと分かってます。
でも、「黒蜥蜴」かぁ。
と、疑問がよぎったので、サヨナラ公演の作品名を挙げなかったり、もし「忖度」があるならば、この妄想も「有り」かな!?と思いました。
ちなみに今年2018年度は、月組「エリザベート」(再演により衣装費用などのコスト初演より低そう)は確実に、人気がありそうなのに、減収見込みなのですね。
確かに、2017年度は、インパクトの強い公演が多かったです。
上級生で、トップ在任期間が短くなる傾向にあるので、お二人には頑張っていただきたいです。
(他組に対しても同じ想いですが、今回は新聞記事からお二人を挙げました。)
ただ、最初に戻り、宝塚大劇場も以前より、チケットが取りにくくなっているのは実感します。(先週末の花組大劇場公演の先行販売に苦戦。。)
さいたまんぬ