宙組は水戸黄門時代!?~芹香「助さん」愛月「格さん」のオセロ対決~「シトラスの風」より

一緒に観劇した「社長」。

「ショー」の醍醐味を伝えた後、

翌日は「ショーに免疫ができた」「大丈夫」と言ってました。

「免疫!?」

大丈夫、「免疫力」付けてまで、無理して観なくていいよ

そもそも、ヅカファンは、観劇中に、宿った「宝塚ウィルス」が無意識に体内で増殖して、あっという間に「ヅカ熱」に侵されるので、「ワクチン」不要、手遅れです。

それはさておき、ショー「シトラスの風」

やはり、幕開けは華やか°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

衣装の彩りのセンスの良さ。

清潔感にあふれ、心が洗われます。

最近、テンポが早くて、駆け抜ける感じの勢いのあるショーが多かったので、「レビュー」って、じんわり沁みますね。

娘役さんたちのスカートが優雅に揺れたり、日常生活では見かけない「軽井沢」が似合う「お帽子」の多用に、「懐かし感」が漂いますが、古臭さではなく「品の良さ」があります。

座談会で、岡田先生が「シトラスが実っていく上で最終的に真風さんがピンクになる」と仰ってました。

・トップスターの色は「紫」じゃないの?

シトラスは柑橘系だから実ったらオレンジか黄色では?

・真風さんはピンク色より紫色が似合うのになぁ

と思いつつも、配色の美しさにウットリ。

さいたまんぬにとって、本日の観劇は、宝塚大劇場で堪能して一応修了していたので、「棚からぼた餅」公演。

もう、好みの方向をガン見です。

今回の宙組公演、さいたまんぬの注目は 、

「芹香さん」VS「愛月さん」。さいたまんぬは、額田王になりきっております。

・「星風さん」なんでもできちゃうすごいお方☆彡「舞台度胸の良さ」満点☆彡

・「星条さん」を見納め(涙)。

宙組は「芹香さん」「愛月さん」の助さん格さんコンビが楽しみです。

お二人の纏う雰囲気は

「芹香さん」が「太陽」なら、「愛月さん」は「月」

正反対ですね。

ただし、この「例え」は今、世間ではビミョーなので、

「芹香さん」が「白」なら「愛月さん」は「黒」

にしておきます。

ショーは「オセロ対決」のようでした。

「芹香さん」の場面で白が増えると、「愛月さん」の場面で「黒」に返す。

正反対の魅力、且つ、実力も互角なので(主観です)、面白い°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

お芝居は、「愛月さん」の方に軍配が上がるものの、「ショー」は互角。

2番手を見せつけるかのように「芹香さん」の場面が多かったですが、「愛月さん」も存在感では負けない。

二人同時に登場する場面は、目が泳ぎました。

今回のショーで個人的に印象に残った場面。

それは「星条さん」が「アマポーラ」を銀橋を渡りながら歩く時、後ろで娘役さんに囲まれた中心にいる「男役さん」のキラキラ度が眩しくてフレッシュ過ぎる°✧˖°。

プログラムを見て、「芹香さん」と判明。

「芹香さん」好きなら気付くやろ!!っとツッコミが入りそうです。

ただ、あのシチュエーションでは、若手ホープさんが配役されると思い込んでいたので、「ホープさん見つけた!!」って思ったのです。

もう2番手だから、「ピン」で登場すること多いですし。。。

白いオーラのキラキラ王子様°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

これ、トップスター候補の「鉄板」資質ですよね。

歌、ダンス、芝居、どれも大事です。

しかし、圧倒的な「華」は、それらを吹っ飛ばす破壊力です。

「芹香さん」はそこまで大輪の「華」ではなく、大きな蕾がちょこっと開いた状態。

大輪の花を咲かせてくれそうな予感がします。

それに対して、実力派で攻める「愛月さん」

とはいかないのが「ミソ」。

「愛月さん」も「華」があるんですよね~。

スペインの「マタドール」のような「華」。

「芹香さん」が「白いユリ」なら「愛月さん」は「紅のバラ」ってイメージです。

今は、真風「水戸黄門」様がお二人の間に君臨されております。

ただ、いつの日かお二人の時代が来たら作品が面白くなりそう・・・と、真風さんのお披露目公演に不謹慎ながらも思ってしまいました。

「キキツキ」コンビ・・・「キツツキ」コンビの方が言いやすい。

話は「シトラスの風」に戻ります。

宝塚大劇場の時と印象が少し変わった場面「ノスタルジア

三人の気持ちが、仕草がより大げさになることで、分かりやすくなっていました。

もちろん良い意味です。

大劇場の時は、ちょっと惹かれ合う前にお互い気になるな~的な期間があった気がしました。

それが、東京公演では、挨拶した瞬間、恋に落ちたと分かりました。

この場面のストーリーをよく知らないのですが、軍服姿の真風さんはどの程度偉い方なんでしょう?

大劇場時は、かなり地位が高そうだったのに対して、東京では、謙虚にお辞儀してたので、位が下がったのかな?

とか考えて観てました。

芹香さんは、「Wikipedia」によると「星風さん」のパトロン役とありましたが、こちらもまた、どの程度の地位なのでしょう?

最後に芹香さんがハンカチ?を投げ落とし、決闘を申し込む時点で、真風さんは東京公演の方(地位低め)がしっくりきました。

衣装が、「真風さん」の「軍服」の方が、立派なので、軍服を脱いで、ようやく対等に見えました。

で、公平な三角関係の構図に見えて素敵でした☆彡

あの場面は、宝塚の「古典」ですね。

「星風さん」も大人っぽく見えて、歌も高音が響いて余韻があり、「お嬢様」ではなく、「若め貴婦人」に見えました、しっとりしてて、綺麗♡☆彡

初演時「明日へのエナジー」のインパクトにすっかり忘れていた、名場面です。

そして、「明日へのエナジー」。

大劇場では、特に後半からの「美風さん」歌唱でコーラスに厚みが加わり、鳥肌が立つほど感動して涙が出ました。

ただ、東京公演では、「美風さん」のマイク音がやや絞られたのか、声が目立ちにくくなっていたのは気のせい??

と、疑問が頭をよぎった分、鳥肌は少し減りましたが、やはり名場面ですね。

「星風さん」、お芝居のユーリでは、歌があまりなかった分、歌いまくられて、とても上手な方だと感心しました。

まだ若いので今後が楽しみです。

ただ、残念だったのは、先にデュエットダンスを踊り、その後、男役群舞になる展開。

「真風・星風」コンビの、銀橋での「お辞儀」がなく、コンビのお披露目公演なのに残念でした。

宙組は、組長・副組長と最上級生もショーで大活躍して、層が厚いですね。

「星条さん」、ポスト「轟さん」、いえ、少し雰囲気が似てる?ので「影武者」として活躍していただきたかったので、改めて、ハンカチ握りしめ、見納めました(涙)。

芹香「助さん」と愛月「格さん」の「キツツキ」コンビについては、別の機会に語りたい位、熱く見守りたいお二人です。

今月は、現代日本から、フランス革命飛鳥時代大化の改新)、そしてヒッタイトへ跳び、世界中で闘い、席に座っていただけの「足軽」ですが、疲れました。。。

「足重」です。

いかんいかん、飛鳥時代に大事な忘れ物を取りに戻らなくては!! 

「明日海さん中大兄皇子」、楽しみです。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

さいたまんぬ

 

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