月組「エリザベート」役替わり日程について思うこと
①東京公演の役替わり日程
②宝塚大劇場のポスター
東京公演が終わったばかりなのに、もう、次の公演の広告するなんて、商売熱心というか、「去る者追わず」という感じで冷たいような。。
とはいえ、劇団の思惑通り、「エリザベート」公演に向けて、準備しております。
さて、「役替わり日程」の発表
「おい、みんな、ビッグニュースがあるぞ!」(「エリザベート」より抜粋)
というほどではないです。
宝塚大劇場公演と同じく、「暁ルドルフ」が「風間ルドルフ」より多いですね。
公演日数(上演回数)を休演日を除いて、数えてみました。
(間違ってたらごめんなさい)
Aパターン:暁ルドルフ・蓮エルマー・風間シュテファン
Bパターン:風間ルドルフ・暁エルマー・蓮シュテファン
【公演日数(上演回数)(休演日を除く)】
Aパターン:宝塚大劇場公演:22日間(33回)、東京公演:17日間(28回)
Bパターン:宝塚大劇場公演:12日間(21回)、東京公演:10日間(16回)
【役替わり日程】
宝塚大劇場公演:A⇒B⇒A⇒B⇒A
東京公演:A⇒B⇒A
【新人公演日(★)】
宝塚大劇場公演:A⇒B⇒A(★)⇒B⇒A
東京公演:A⇒B(★)⇒A
これを見て、さいたまんぬが思ったこと。
その1:暁ルドルフがメイン。番手を配慮。(暁ルドルフが風間ルドルフより多い
本公演での配役、「エルマー」と「シュテファン」で差を付けてますが、回数でも差を付けてますね。
ただ、新人公演(新公)の配役によっては、別の解釈もできませんか?
「風間トート」の場合
⇒本公演の負担を減らす配慮。(「トート」のお稽古時間を増やす)
「暁トート」の場合
⇒暁くん、君こそが、月組の若手ナンバーワンだよ(と知らしめる)
だから、「今こそ立ち上がる時~」見事こなせれば君の地位は安泰。
「一皮剥けろ」という期待と圧力。
しかし、「暁さん」は、明るくて爽やかな若い少年~青年役が似合うので、苦悩の人「ルドルフ」は、国、いえ、畑違いの役。
もはや、お稽古中のご本人の苦悩を全面に舞台で出せば、「ルドルフ」にリアリティが出るかと。
そもそも珠城さんを始め、主要キャスト陣の皆さま、持ち味と違う感じがするため、皆で「苦悩」を分かち合えるので、絆が深まりそうですね!!
・・・生意気を言ってごめんなさい。
「風間さん」については、全くもって勉強不足なので、感想なしです。
強いていうならば、「暁さん」に忍び寄る「死」の影。(「トート閣下」)
「死」は失礼すぎる言い回しでごめんなさい。
ただ、危機感を抱かせる存在ではありますね~。
いずれにせよ、本公演2役と新公の役、あと代役も?となると、改めて、ジェンヌさんを尊敬します。
「エルマー」と「シュテファン」、もしかすると「トート」と「ルドルフ」は、登場場面が同じなので、頭が混乱しそうです。
さらに、もう1つ。
Aパターン(暁ルドルフ)の回数が、東京公演は、宝塚公演より多いですね(2倍近い)。
宝塚大劇場公演が、練習の意味合いを兼ねているならば(プレビュー公演的な感じ)、益々「暁ルドルフ」がメインですね。
その2:新人公演の日⇒出演者への劇団の配慮が感じられる
宝塚大劇場公演の新公は、1ターン目のA、Bの両パターンを演じた後、2ターン目の時。(A⇒B⇒A(★)⇒B⇒A:★が新公日)
少し力が抜け、舞台慣れしてきた頃に実施されますね。
劇団の配慮が感じられます。
(新公当日の本公演は「暁ルドルフ」の日。)
東京公演では、A⇒Bへと役替わりして、ちょっと慣れてきた時。(A⇒B(★)⇒A)
(新公当日の本公演は「風間ルドルフ」の日。)
大劇場公演ほどの配慮はないのは、日程の都合上、仕方ないですね。
ただ、新公当日の本公演のルドルフ役は、宝塚公演(暁さん)と東京公演(風間さん)とそれぞれが演じる点は、平等ですね。
しかし、新公の配役、気になる、気になる。
配役次第で、心の負担は、経歴等を考慮に入れれば、平等ではない気がします。
(勿論、心の負担は、人それぞれ性格の違い等もあるので、役の大きさは関係なく、比較できるものではないですよね。)
ここまで、「トート」を「暁さん」か「風間さん」と仮定して書いてます。
「暁トート」の場合、「暁さん」の方が全体的に負担は大きいです。
「風間トート」の場合、本公演の日程や配役等で、新公「トート」に割ける時間が多い点で、「風間さん」への配慮が大きいですね。
この配慮の差は、「学年」と「番手による場数」で仕方ないですかね。
いずれにせよ、本公演「ルドルフ」で新公「トート」ならば、前回の宙組新公より、負担が各段に大きいです。
だから、もう全く違う人が新公「トート」かも・・。
分からんものは分からん。
「下手な考え休むに似たり」です。
今回、発表が早いので、「待て」時間も長くはなさそう。
その3:役替わり日程⇒お客様(遠征組)への配慮
以前、日替わりで役替わりが行われていた時期がありました。
遠征組にはありがたい配慮でしたが、演じる側が混乱する事と、その結果、舞台の質が下がるので、気付けば、今のパターンに落ち着きましたね。
遠征組としては、キャストが交代する前後に遠征したいのですが、役替わり初日の舞台は、演じ手にとっては初日で、緊張されており、公正な比較ができませんよね。
いえ、愛情深いヅカファンは「両方観たいという純粋な心」が第一で、「比較」なんて、そんな「小姑目線」を全面に押し出しては、俗っぽすぎますね。
話は脱線しましたが、役替わり日程。
宝塚大劇場の方が役替わり回数が多い!
宝塚大劇場公演:A⇒B⇒A⇒B⇒A
東京公演:A⇒B⇒A
2つの役を舞台で演じてこそ、発見があり、そこから演じ方が変わることもあると思うので、その変化を楽しむのも、ヅカファン並びに舞台ファンの醍醐味。
ヅカ在住なら、小銭をかき集めて、A⇒B⇒A⇒B⇒Aの内、せめて各パターン2回ずつ、計4回は観たいです。
何故に東京公演が、A⇒B⇒Aで終わってしまうのか、分かりません。
前述したように、宝塚公演は練習の場として、頻繁にパターンを変えて、舞台上で研鑽させるつもりでしょうかね!?
「A⇒B⇒A」なら、できれば3回、せめて2回と、観劇希望回数が減ります。
入手困難な東京公演のチケット争奪戦への配慮でしょうか?
この点も、分からんものは分からん。
「下手な考え休むに似たり」です。
ただ、「貧乏さいたまんぬ」が思う、チケット争奪戦への配慮その②.
関西から上京して感じたのは「東京は貧富の差が激しく、体力がある街」
でした。
どんどん、勝手な推測が加速してますが、
ヅカ資金力は、「東京>宝塚」
と、「貧乏肌の第六感」で感じました。
よって、遠征される方も、
「東京⇒宝塚」>「宝塚⇒東京」
であるため、今回の役替わり日程のパターンの差に文句を言うヅカファンの人数も、反対の上演パターンよりは少ないと思いました。
つまり、配慮その②は、
回数観たけりゃ、ムラへ来いよ。(「宝塚市誘致作戦」)かなと。
(宝塚市の活性化に貢献している素晴らしい精神を持つ劇団です)
<根拠の一例>
ある日、宝塚大劇場で観劇した際、周辺の座席から聴こえてきた会話の一部。
「あれっ?たしか一昨日位(東京から)来てなかった?」
「日曜日で、家族が家にいるから、一旦帰って、今日また来ちゃったの。
もう、面倒なことしてるでしょ~。」
他にもいくつか事例があり、批判を承知で、偏見ありな結論に至りました。
・・・また、長文になってしまいました、反省。
そもそも、「暁さん」が、すでに新公主演を卒業されていらっしゃるなら、この文章、即行で「削除」をクリックです
これだけ、想像できたら、学生時代、国語の成績、もうちょっと良かったかなぁ!?
いえ、きっと、時間切れと勘違いな解答で、変わらなかったと思います。
最後までお付き合いしていただきまして、ありがとうございました。
さいたまんぬ