月組「エリザベート」ポスター公開!で思ったこと。
ついに、月組「エリザベート」のポスター画像が公開されましたね。
先行画像で、最初に思ったこと。
・愛希さんのエリザベートのチーク
「チークをダーク色で濃いめに入れて、病的にやつれた感を出してる。」
でした。
頬を細く、顔立ちをシャープに見せるには効果的な技だと、宝塚からメイク術を、また一つ学びました。
ただ、愛希さんやタカラジェンヌは美形であることを心に留め、あくまで参考程度。
さいたまんぬが取り入れるのは無謀✖。
ただ、ちょっと濃すぎです。
「エリザベートの苦悩感⇒やつれる」を意識し過ぎかな~なんて思いました。
今回の画像更新で、こちらの画像が、ポスターに決定のようですね。
つい、エリザベートのチークを見てしまいました。
前回より、薄く、自然になってます。
こちらの方が、好み。
逆に、珠城トートさんの、(チークによる)頬のこけ方が気になりました。
そして、何より、ポスターで注目したのが、
「潤色・演出/小池修一郎」
です!!
過去の記事:「エリザベート」と小池修一郎先生についての考察③
で、書いた、さいたまんぬが気になっていたことの「答え」が出てました。
前回の記事の以下のところです↓
今回の演出で小池先生が取ると予想されるパターン
①前回の宙組公演同様、後進へ道を譲る
(演出は若手へ委ね、総監督の位置づけで要所のみチェック)
②マンネリ感を抱きつつも、意外と乗り気で、キャスト鍛え上げにかかる
まだ、分かりませんが、ポスター上では、他の演出家の名前がありません。
前回、宙組公演のポスターでは、
「潤色・演出/小池修一郎 演出/小柳奈穂子」
とありました。
まだ、分からないですし、理由②の可能性は、薄いものの、直接携わるなら、そこはプロなので、完成度が高く仕上がりそうですね。
もちろん、前回宙組も良かったです。(フォロー)
ちょっと、邪推もよぎりました。
小柳先生はお気に入りで信頼度が厚いけど、台湾公演の演出でスケジュール的に無理。
演出家にも、派閥があるのかなぁ、、なんて。
「夢の世界」を愛し、深読みし過ぎて、現実の世界を見るなんて本末転倒✖。
素直に、ポスターを鑑賞して愛でることにします。
【『エリザベート』上演記録】
があり、過去の上演ポスターが見れます。
ちなみに過去の配役一覧表も掲載されています。
リンクOKなのか、ブログ初心者には、著作権の問題など、分からないので、やめておきます。
ただ、過去のポスターを眺めていると、
「トート像」「トートとエリザベートの関係性」
が、表れています。
過去の作品で、勝手な後付け解釈ですが、違いが面白いです。
基本的に大きく2つに分かれ、
①トートが主役と分かりやすく、トートがアップ(大きい)
②対等な大きさで並んでいる
ただ、共通するのは、カメラ目線は「トート」ですね。
今回のポスターは②ですが、やはり「珠城トート」がカメラ目線です。
そして、過去9回と違うのが、「トート」の雰囲気。
【珠城さんトート】
「黄泉の世界へ誘うような妖艶さ」、「閣下の風格」、「いけない世界へ誘惑する感」
がない。。
ポスター裏面では、少し「閣下の風格」があるかな。。
初見の印象なので、変わるかもしれませんが、今の時点では、
「ロン毛のロック系兄ちゃんが、恋をする」って感じ。
「死」の年齢不詳感が残念ながら、表れておらず、青春が漂ってます。
言うなれば、「若き日のトートの恋」。スピンオフ作品みたい。
「ロン毛」と言えば、毎回話題となる、「トート」の「髪の毛」に注目。
「ウェーブ」系、且つ、カラーはグラデーションありで、凝ってますね。
一般論として、ロン毛は、顔が小さい方が似合うけど、ストレートよりウェーブの方が小顔効果がありますよね。
中々、良いチョイスだと思います。
グラデーションが上部が黒く、下へ行くにつれ、金髪の割合が増えてます。
「BADDY」の黒髪単発ウェーブが似合っていたので、首から上はよくお似合いで、デジャブしました。珠城さんは、黒髪が似合いますね。
【愛希さんの「エリザベート」】
ネックレスに違和感がありました。皇室の正装時に付けるアクセサリーにしては、ちょっと数珠っぽいというか、安っぽいというか、、、、
「心ここにあらず」感は伝わりました。
あと、ポスター裏面で、期待通りのスタイルの良さにうっとり。
【美弥さん「フランツ・ヨーゼフ」】
そのまま「うたかたの恋」に出演できそうな、若さと儚さがありますね~。
過去のポスターと比較してみると、フランツ役の方々の年代設定は様々(髭の有無)なので、自由度が高そう。
とりあえず、「フランツ・ヨーゼフは美形」設定ですね。
若き日の「エリザベート」が恋に落ちちゃったのに納得。
【月城さん「ルキーニ」】
いいね、いいね、格好いいね(拍手)。
角度といい、痩せ具合が、荒廃感漂ってて、いいね。
無精ひげが自然で、カッコいい人だからこそ似合う無精ひげっぽさが、いいね。
【暁さん・風間さん「ルドルフ」】
写真から、お二人の雰囲気が違うので、違うルドルフ像が期待できそう。
ルドルフが、パパに反発して崩壊していく過程も違いそうな感じが、写真だけで表れているのがいいね!!
両方観たくなります。
「暁さんルドルフ」は、正統派でおぼっちゃま。
周りに利用されて担がれ、革命に参加しちゃった感じ。
「風間さんルドルフ」は、反抗的。
現体制に不満を抱き、自発的に革命を起こした感じ。
最後に、ちょっと気になった「主な出演者」
「美園さん」は載ってないですね。
でも、宙組も「星風さん」載ってなかったですね。
チラシだけで、すでに「エリザベート」の世界へ、かなり漬かっております。
愛希さんが退団されるので、楽しみだけど、楽しみでない。
複雑です。。
さいたまんぬ