月組『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲 』宝塚大劇場①~初日ざっくり感想 ~

☆.。.:*・゚☆(。TωT)/゚・:*【やっと月組 / 第106期生初舞台】*:・゚\(TωT。)☆゚・*:.。.☆

また来てしまったよ、宝塚大劇場。

台風モヤモヤにより、再び当日移動。

7か月ぶりの「月組」。

『赤と黒』組は観れなかったので、「珠様」もっとお久しぶりでございます。

コロナ劇場休止期間の退団発表の傷はいまだに癒えません・・・深い(涙)

ご本人様は「皆様どうなさっているか気になっていました、ってそこ、笑う所ではないです(笑)」

この「サバサバ爽やかな語り口」、お懐かしゅうございます(T-T) ウルウル

そして、遅れた春がやっときた「第106期生」初舞台°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°】

公演再開後、最後のスタートとなった、7か月ぶりの「月組公演」。

「雪組」で長く滞在して、間もないだけに、帰省は言い出しにくい。

という訳で、今回は超短期。

 

劇場内ロビーには、小川理事長(黄色ネクタイ)と植田先生(黄色ヅカ布マスク)!!

 

開演前から、「涙ハンカチ」準備して、

先に日本物レビュー『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

月組で「和物ショー」は久しぶり?

と思った・・・最初、すぐに判別がつかなかった方々ちらほら。

さておき、

「和物ショー」といえば「チョンパ」の幕開け!

「チョンパ」は、テンション上がる・・・上がったチョンパきた━━━━(゚∀゚)━━━━!!

暗闇からいきなり、パッと「豪華絢爛」で華やかな舞台 (*TーT)b!!

外してほしくない「定番」、美しい彩り豊かな舞台☆.。.:*・゚☆

 

その後にある、令和初の初舞台生の口上。

1公演お二人ずつ

初日は「華世京さん」「湖春ひめ花さん」

『第106期生 文化祭』の衝撃と感動(お顔憶えた)。

「スター誕生」の瞬間に立ち会えたような高揚感が忘れられない「華世京さん」

「組配属」が気になったまま・・・7か月(涙)。

月組公演は「口上涙用ハンカチ」必須。

 

さて「日本物レビュー」・・・短く感じました(45分)。

その中に「初舞台生口上」があるので、本編は「あっという間」感。

テーマソングは、すぐ記憶に残る。

聴いたことがあるような、ヅカメロディに、

「WELCOME WELCOME TAKARAZUKA ♬」連呼で、

帰り道、口ずさめる、まさに、「それが それが 宝塚 ~ ♬」な歌詞。

 

「チョンパ幕開け」から「初舞台生口上」までは、「ザ・宝塚」な定番展開。

(それでいい)

その後の場面。

和物ながら、スタイリッシュな舞台・・・カッコイイ(*゚▽゚ノノ゙ィィネ☆.。.:*・゚☆

ベートーヴェン「月光」や「くるみ割り人形~花のワルツ~」.etc

超有名な西洋クラシック音楽(聴いたことあるある)で紡がれる「和物レビュー」

音楽がより近代的なアレンジ。

(「黒燕尾」(厳か)でも合いそう)

「和物Revolution!」な場面の連続に

「斬新、カッコイイヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃」

と思ってる間に終わってしまった・・・めちゃ早い。

 

「斬新さ」で、印象に残った主な場面。

①第3場「雪の巻」

ご卒業される「松本悠里様」の場面2つの内、1つめはとても幻想的。

厳かさに緊張しながら観る(⇒全身筋肉痛)

黒基調(闇夜)に伏見稲荷神社のような赤い「千本鳥居」が幻想的。

「暗い」とは思わない不思議な空間(幻想的)の舞台。

 

3名の「幻」(「静」な動きがカッコイイ)との絡みに、切ない物語が伝わる場面。

「幻」判別つきにくい・・・まぁ気にならない場面。

一切のムダを削ぎ落し、シンプルで、スタイリッシュ(2回目)。

宙組『白鷺の城』(2018年)で、「ドラえもんのような機械音声に違和感~」などと失礼な発言を、反省しつつも、ハラハラしていたら、美しいカゲソロ。

聞き惚れるカゲソロが、舞台に相乗効果!!

(幕間にカゲソロ歌手をチェック「白雪さん」)

「白雪さん」は、エトワールといい、最近ご活躍が目覚ましい( ゚▽ ゚)( 。_。)ウンウン

 

②第4場「月の巻」A

「雪」の群舞バージョン。

「設定」は全然違うけれど、雰囲気が「雪の巻」と似ていて、「幻想的」。

(語彙が乏しい)

「ポッと表れて去る」が淡々と繰り返される辺り(無表情だからか?)が、静かな迫力(エネルギー)を感じて、カッコイイ。

(「暁さん」組 ⇒「鳳月さん」組 ⇒ そして中央に「珠様」)

浮かぶ三日月が、場面が進み、エネルギーが増すと共に、満月へと変わっていく。

美しい月夜・・・秋でも似合う作品。

 

③第5場「花の巻」

「月の巻」の群舞にいない・・・「月城さん」「風間さん」の場面。

「歌」や「台詞」はない、「パフォーマンス」。

初見では、舞台の意図は掴めない(私)。

(パンフを読まなければ、分からないままだと思う(私))

鏡を見て自分を確認する「花の男」(月城さん)。

キザですか?デート前?

鏡に映る姿が「鏡の男」(風間さん)⇒ お二人の舞。

「雪」と「月」とは場面の雰囲気とは違って、明るいけど、やはり「不思議」な空間。

 

「和物レビュー」で、オリンピックを意識して、「ザ・定番(何が?)」を想像していたので、良い意味で裏切られた、「斬新さ」と「美しい舞台」。

「坂東玉三郎さん」の舞台を拝見したことがないだけに、「監修」がこの「斬新な舞台」を創りあげられたのなら、とても興味がある・・・魅力的°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

見惚れたからか、時間が実際に短いからか、束の間の夢のような舞台でした。

 

芝居は・・・予習で見た「人物相関図」に注目

気になった矢印:ジャック「珠様」⇒(惹かれていく)⇒シャルル「月城さん」

シェイクスピア作品ベース、と伝統的ながらも、ショーとは別の意味で「斬新」。

悪い人が基本は出てこない、終始楽しい、気持ち良い後味の作品。

アドリブが増えたり、日に日に磨きがかかって、どんどん面白くなりそう!!

主要キャストは、皆、個性豊か(クセがある)で、魅力的°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。

(『I AM FROM AUSTRIA』と、役の設定が似ている方が多い気もする)

やや役不足と上演時間不足で詰め込み感がある位、魅力的な登場人物。

「珠様にしかできない役柄?」と思った(笑ってしまう)。

 

最初にチラシを観た時、「珠様」のカッコよさにトキメキ、ガン見で驚く(失礼)。

そして、パンフの写真を見て、ガン見で再度驚く(失礼)。

「チラシ」を貫いているオォ-(゚ロ゚屮)屮・・・見惚れる「珠様美ジュアル」。

(何度も見直した・・・注:「珠様」好きなので嬉しい誤算?です)

舞台上の「珠様ジャック」(チラシの衣装)は、ほぼ踏襲で「素敵」。

「ヴィクトール」は、スラっと背が高く、「軽めの紳士っぽい色男(基本誠実)」ぶりが、キマッテいる w(゚o゚*)w!!爽やか美青年。

(「っぽい」は役柄込み)

「作品内ピカイチのイケメン設定」 オォ-(゚ロ゚屮)屮

⇒ 設定から驚くけれど、実際かなりカッコイイからこそコメディが成り立っている。 

「設定」なので、動き(仕草)が加わると、笑う。

歯が浮く台詞をさらっと口にするイケメン「ヴィクトール」に対しても、起こる笑いには、「珠様が真面目にキザな台詞(*゚ロ゚)エッ!!」分が加わってそう(私)。

「ジャック(男装女子)」は、男装せざるを得ない設定なので、仕草や口調に、時々、うっかり素(女)が出る役。

「素(ジャンヌ)」の少女っぽい仕草や口調の方が、無理してるかのように見える「珠様」・・・「未熟なオスカル」のような「ジャック(ジャンヌ)」役。

しなっとしている姿や、内股気味で、「~だわ」.etc か弱い少女の一面が出てくると、その不自然さに、笑いがこみ上げる。

「珠様が・・・」分多めになる笑い(2回目)。

 

・・・「本人は大真面目で笑いを誘う」コメディは似合っている!

(前にも別の方で使った言葉)

不自然な「ジャンヌ」仕草でも、日本物の「しな(科)?」よりは、やわらかく見えました(失礼)。

 

「珠様」を熱く語ってしまった、「珠様」注目な作品。

後はざっくり。

「月城さんシャルル」:悪物に見えて、実はいいおじさんへと変化する結構面白い人。

登場人物の出番配分、歌配分(!)でも多いし、巧い、インパクト大な重要人物

「赤い血が~♬」の歌は、印象的。「歌」をよく歌っている印象。

 

「美園さんガブリエル」:大人の貴婦人似合うなぁと改めて思う。「歌」が少ない。

「鳳月さんウィリー」:ずれてる人柄が憎めない・・・笑ってしまう「おじさん」。変わらず、魅力的(T-T )( T-T)。 

「暁さんレオ」:役柄としては、作品上で活躍する人物でない役不足なダンサー。

でも、見どころ満載な「ダンス」場面(多い)で存在感を示し、天晴れ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

「風間さんボリス」:雇用者(ウィリー)に振り回されて、大真面目に仕事する「姿」だけでも、かなり笑える場面多々あり。やはり巧い。

「天紫珠李さん」「海乃さん」枠に入ってきた活躍ぶり。

 

書き足りない、魅力的な個性的キャラ陣・・・面白い!

歌が少なく、配分にやや偏りあり。

長すぎるけど、ざっくり感想。

 

カーテンコールは、総スタンディングの拍手。

「声」の代わりに手を振って、熱意と謝意を伝える「舞台」と「客席」。

「2階席の皆様も見えますよ~そこ(2階席)のご婦人、お帽子素敵ですね、ちゃんと見えてますよ~」と笑いを取る余裕のある挨拶ぶりが板についてきた「珠様」。

真ん中が似合うバランス、いい感じ。

月組スターさんは、今の序列で安定感(私)

 

「夢と希望を与えます!」(概要)が頼もしい、体育会系部活の部長っぽい「珠様」。

ドキドキ初日、全身筋肉痛になりそうでも、懲りないです。

 

さいたまんぬ