「紅さん」の記事(ぼやきです)

「あえて明るく振る舞っているところが(紅さん)に似ている。合うと思う」

  と、演出家上田久美子先生が「霧深きエルベのほとり」の再演を持ちかけた。

 

「紅さん」のインタビュー記事の内容です。
 ~ 紅ゆずる、36年ぶり名作「霧深きエルベのほとり」で創立105周年スタートダッシュ ~
  (2018年12月25日17時23分 スポーツ報知より)

 

  恐れ多くも、同じ印象を「紅さん」に対しては、個人的に抱いているので、

 「端的で絶妙な表現!!」と思いました。

 流石、上田先生・・鋭い観察眼(審美眼!?)⇒ 自画自賛してるつもりはないです

 

 すでに、劇団公式ホームページの「上田先生が作品の魅力を語る(後編)」内で、

「紅さん」と「主役カール」の共通する部分として、触れられているので、

「今さら」な話題ですみません・・・

 

個人的感想なので、ご容赦ください。

 

 「紅さん」の「笑い」の取り方は、「サービス精神」満載。

 

 「紅子、ホントはすっごくすっごく人見知りなの」

   って、舞台で仰ってますが、ホントなんだろうなと思ったりします。

 

 記事等を読んでる時に、

  「すごく気遣いされるなぁ・・・。繊細だなぁ・・・。

  トップスターの任務だけでも大変なのに、偉いなぁ、しんどいだろうなぁ」

  

   と、(ご本人を知らないので)時々、勝手に想像して思ってます。

   勿論、他のトップスターの方々も、人間力や包容力を感じ「影の組長」と思います。

   単に、各々のお人柄で、「表し方の違い」です。

 

  「紅さん」の「笑い」は、

  「素」の部分もあるとは、思いつつ、

    関西人気質の「サービス精神」に長けた「笑い」が多いだけに、

 ご本人がしんどい時、エネルギー消耗するだろうなぁと、思います。

 

 あくまで、関西人さいたまんぬが感じる個人的印象ですが、

 関西人でも、

 「笑い」担当の人は、時々付けてる「仮面」を外せず頑張る人が多い。

 元々「人を笑わせて楽しませるのが好き」で「得意」な人が、

 気づけば「担当」になってる印象です。

 本人も「素と仮面」両方を、意識的に使い分けてることもなく、

 長年で身に染みついて、自然とやってしまうので、

 無理してるとも言い難い。

 ただ、しんどい時は、「仮面」が外せないので、しんどい。

 

 少しだけ、「紅さん」に感じるのが、この印象。

 

  トップスターさんは、皆様「カリスマ的存在」でも、

   親近感で慕われる系から、崇められる系まで、色々。

 「紅さん」は、

 「笑い」を交えて、場を和ませる辺りから、「親近感系」の印象です。

  

   前置きにしては、また長すぎました。

  

   トップスターの方々の、組子生への愛を、感じる場面があります。

   上級生になる程、また、在任期間が長くなるにつれ、慣れと余裕が出てくるからか、 

   段々と、発言や記事等から垣間見える機会が増えます。

 

   インタビュー記事の中で、

   退団される「七海さん」について、触れられていた言葉が、印象に残りました。

   これが言いたかった!!

 

  引用すると・・・ 

 「心のあるお芝居をする子で、星組にも私にも惜しいですが、良き思い出になるように

    やりたい。怒られても楽しく、みんなで『思い出、思い出!』と、いいふうに持って

    いってます(笑い)

 

  ここがツボでした(涙)。

 「紅さん」らしい組子愛の表し方で、組にも浸透していて、表れてる(涙)。

 

  トップスターさんは、

   体力面でも精神面でも大変な状況に置かれて、責務も大きい中、

   自分の事だけでなく、組子生の事まで目を配られてます。

 

   比較的、上級生が多いので、愚痴をこぼす同期生等がいなかったり、

   同じ立場の厳しさを共有できたり、支えとなってくれる存在が少なそう。

(想像です)

  

   誰よりも輝いてるのに、孤独な立場だなぁと思います。

  

   想像ですが、「七海さん」の存在は、学年も近くて大きいと思い、

   退団発表時、

 「紅さん」が在籍されている間は「七海さん」は傍にいて下さると、思っていたので、

 「七海さん」の退団ショックと同時に思った事です。。

 

   やっぱり、「笑い」に変えて、見送られるんだなぁ・・・(涙)

   と、「紅さん」らしさと「人間力」をまた一つ、垣間見た思いでした。

 

 「トップスター」は、「華」や「実力」だけでなく、

 「包容力」や「人間力」も、求められると思います。

 備えられている方がなられるのか、立場がそうさせるのか・・・

 

  ジェンヌさんはどの方も、精神力が強くなければ、生き残れない世界だと思います。

  その頂点に君臨する「トップスターさん」。

 

  在任期間が長くなるにつれ、円熟味や余裕が増し、新たな魅力発見もあり、

  組体制が充実することもあるのに、

  今、就任時期が遅いため、在任期間が短くなる傾向になり(それ以外の要素もある)

  慣れる頃には、退団されてしまいます。

(就任学年が遅い分、比較的、就任時点で上級生的な面の余裕はあるようにも思う。。)

 

 「若返り」は必要だし、メリットも多いと思う反面、

 「包容力」や「人間力」は、いきなり身に付く技術ではないだけに、

 「急な若返り」且つ「短い在任期間」なんてことなく、

   急ぎ過ぎず、徐々にシフトしてほしいな~

 

   と、激しい人事の変化に、

   頭と心が追いつかない、「何も持たない」人間のぼやきでした。。

  (「上から目線な物言い」も失礼しました。)

 

   まとまりのない「つぶやき」で、失礼します。

 

   さいたまんぬ

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