ついに来た!「日経エンタテインメント2018年8月号」ミュージカル特集!!
「宝塚歌劇」については、ほぼ触れられていません。
ミュージカルが「本格ブーム」到来ということで、
今をときめく若手ミュージカル俳優さんがてんこ盛りで紹介されてます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
女優さんについては、ちょい少なめ。
ミュージカルは年々、興行収入を上げているようです。
「宝塚歌劇」、「劇団四季」は安定的な伸び率ということで、特集の注目は「モーツァルト!」や「レ・ミゼラブル」など、帝国劇場などで上演されるグランドミュージカルに出演している、「若手ミュージカル俳優」さん。
専門誌「ミュージカル」や「歌劇」よりは、初心者向けです。
所属事務所の影響力がちらつく気はするものの、一般的な「注目株」が分かります。
インタビューに登場するのは3人
・浦井健治さん O(≧▽≦)O
・古川雄大さん O(≧▽≦)O
・柿澤勇人さん (。TωT)/゚・:*【祝】*:・゚\(TωT。) (個人的推し)
活動の拠点をミュージカル界(舞台)へ移行した過程や、想いが綴られています。
(柿澤勇人さんは、劇団四季デビューなので、ミュージカルが出発点かな!?)
私は、「宝塚歌劇」「劇団四季」以外の舞台を、意識して観始めたのは、さいたまへ転居してからなので、お名前の判別がつくようになったのは、ここ最近です。
比較的よく観るのは、B席がある「帝国劇場」「日生劇場」「小池先生作品」です。
「浦井さん」「古川さん」は、「小池チルドレン」。
「エリザベート」のルドルフ役が、登竜門であると語っておられます。
「古川さん」は、特に「小池チルドレン」色が強いので、「モーツァルト!」を次の登竜門として挙げてます。
確かに、古川さんは4人目のヴォルフガング。
前3人は、いずれも、すでに中堅スターとして、活躍中です。
「小池先生作品」を観ると、出演メンバーが大体、似ております。
なので、ちょっと「宝塚」の「スターシステム」っぽいピラミッドが描けます。
「劇団四季」は、浅利慶太先生が「スターシステム」を嫌ったので、ここでは論外。
帝国劇場・日生劇場・小池先生作品を中心に観ていると、「浦井さん」「古川さん」より、「柿澤さん」はやや「売れっ子」度が低く感じます。
(個人的感想です。)
ただ、3人の中では、一番好きです。
「歌」がいい!!ついでに「芝居」もいい!!
なので、「注目株」3人の一人に入り、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と喜びました。
勿論、私が人気度合いを知らないだけで、引けをとらないかもしれません。
「フランケンシュタイン」で胸キュンして以来、そっと見守っております。
「メリーポピンズ」のオリジナルキャストに選ばれ、ガッツポーズ!!
「デスノート」は、予算上「宝塚」を取り、悔いが残っております。
「柿澤さん」、実力もあり、結果もバッチリ出されるのに、なぜか、ダブルキャストの作品では、「主」でない感があります。
そこが歯痒く、ブレイク待ちです。
(偏見かもしれず、柿澤さんファンの方、ご容赦ください。)
そして、「小池先生」の作品にも殆ど出演されていません。(ロミオ位!?)
「小池先生」作品は、宝塚で上演された舞台を東宝ミュージカル版にアレンジされているものが多いので、出演される男性俳優陣も、「王子様」っぽいです。
そこが最近の、2.5次元ミュージカル人気と重なり、ミュージカル(舞台)人気へと繋がっているのかなと、勝手に推測。
そして、注目なのが、最近ミュージカル界への進出が著しい「ホリプロ」。
「ビリーエリオット」、「メリーポピンズ」と、大作を輸入し、且つ「デスノート」などオリジナル作品を輸出して、精力的です。
「ホリプロ」の「堀社長」のインタビュー記事も掲載されています。
「ホリプロ」は、元々ミュージカルは、スター育成と世代間の知名度拡大から始めたとの事。
「スター重視」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「柿澤さん」も「ホリプロ」所属。
今後は、「ホリプロ」作品も注目です。
そして、初めて知った用語「U-35俳優」(35歳以下)
この、微妙な区切り・・・。
確かに今、「売り出し中」、「売れっ子」をまとめれば、この数値がしっくりきます。
「平方元基さん」「佐藤隆紀さん」「海宝直人さん」が紹介されています。
広告のようになりましたが、「見応えあり!!」の特集です。
私の応援する俳優さんのお名前が登場しなかったのは、少しがっくりきましたが。。
それはさておき、単に広告したかったのではなく、インタビュー記事で気になる箇所が心に響いたので、それが言いたかったのです。
前置きが長過ぎました。
一言で表すと、
『ミュージカルで一番大事なのは、「芝居」だと思う。』
「柿澤さん」と、特集外のページで「井上芳雄さん」が仰ってました。
勿論、お二人は、歌の評価が高いだけに、基礎ができている上での言葉です。
歌やダンスは表現手段なので、役が生きてこそ、歌も情感がこもり、心を打つということでしょうか。
「宝塚」を観ていると、最初から技術的に上手な方と、後から上手くなっていく方がいらっしゃいます。
後者の方が、技術面で劣っていても、「上手い!」と思うのは、歌に「芝居心」が加わっているからかなと、思うことがあります。
言葉に語弊があるかもしれませんが、「情熱で、押し切る」。
でも、この「歌」が好きです。
「芝居」とは違いますが、サヨナラ公演で、銀橋を渡るスターさんが、卒業をにおわせるようなメロディで歌う時、歌の技術は関係なく、感動します。
そのスターさんへの想い入れだけではありません。
そこにあるのは、「感情の込められている歌」。
ミュージカルを初めて観た時は、
なんでその場面で歌い出すのかな!?
時間ないのに歌ってる場合じゃないよ~と思っていました。
ハマると、「待ってました!」に変わりました。
これが、「ミュージカル」にハマるか、ハマらないか、の分岐点ですね。
まとまりがなかったですが、今回、伝えたかったのは、
・日経エンタテインメント8月号がお薦めなこと
・ミュージカルで「お芝居」が大事なこと
(歌とダンスはできていることが前提!?)
「宝塚」の場合、「歌」が時々、残念過ぎる場合があり、悪目立ちして印象に残ってしまうので、つい、「歌大事」と思うのですが、「芝居」が「肝」だと、肝に銘じさせる記事でした。
さいたまんぬ