雪組『ファントム』~「望海さん」「真彩さん」の歌唱と楽曲の相性~(追記あり)
『ファントム』の楽曲、過去の公演での記憶は、さっぱり抜け落ちてます。
自分でも、疑問に思うものの、忘れたものは仕方ないです。
「歌いやすい曲」「覚えやすい旋律」だと、
後で、ぼそぼそ、歌ったりするので、より記憶に残ります。
公演をリピートして、どんなに魅力的な曲で気に入っても、歌えないと同じ。
記憶が抜け落ちるのは早いです。
「君には音楽の才能がないんだ」(エリック調)
と思うので、『マリー・アントワネット』もすでに歌の記憶は、抜け気味。
あんなにリピートしたのに (TmT)ウゥゥ・・・
作品の記憶と楽曲がすごく良かったことは、鮮烈に残ってます。
あくまで、私個人の資質と感じたことなので、ご容赦ください。
前置きが長かったですが、今回の『ファントム』は、頭で楽曲がグルグル回ってます。
しばらく、家では、「私の叫びを聴いてくれ~♬」で使うと思います。
記憶に残りやすいメロディ。
「台詞」調の歌詞で、曲調がやわらかい?(総合的に)ので、歌と共に台詞がじんわりと胸に沁み込みます。
そして、「高らかに歌い上げる曲調」が多いです。
(徐々に盛り上がっていきクライマックス!!という感じ)
この曲調・・・作曲家「フランク・ワイルドホーン氏」の楽曲を彷彿させます。
すごく好きです☆彡
『ジキル&ハイド』『スカーレットピンパーネル』『NEVER SAY GOODBYE』
CDを買って何度も聴きました。
(案外思いつく作品数が少ないことに気付くΣ( ̄ロ ̄lll))
作品のテーマソング(メイン曲の1曲)の盛り上がりが、感動的で印象に残る感じ。
『ファントム』は、人によって、好きな曲が分散しそうな位、
どの曲も「テーマソング!?」
っぽく、「高らかに歌い上げて終わる曲」が多い印象です。
(インパクトが大きいからそう感じるだけかもしれません。)
この「高らかに~曲」、個人的に「望海さんの歌」では、最も好きです。
トップスターさんの「高らかに~」の歌は、
曲の好き度は違えども、どの方でもすごく魅了されて感動するので、
私の好きなツボと思います。
どんな曲を歌われても魅力的な「望海さんの歌唱」
その中で特に、個人的「望海さんツボ歌」が、「高らかに歌いあげる曲」なのです。
例えば、『エリザベート』のどの楽曲も見事に歌われると思いますが、
「私だけに」
が「望海さんには魅力的!!」と思うイメージが、私の「望海さんツボ歌」です。
「フランク・ワイルドホーン氏」の楽曲で忘れてはならない、すごくハマった作品
『ひかりふる路』・・・良かったです☆゚・*:.。.☆
という訳で、
「望海さんの高らかに歌い上げる歌が何曲もある。」
「役の感情が伝わり、胸に沁みる曲が多い」
これを圧巻の歌唱で歌われるので、舞台に手を合わせて感謝してます゜☆ヾ(TωT。)
そして、「望海さんツボ歌」と、再度実感 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
一番好きな曲は・・・悩み中(選べない)。
⇒ 2幕の「キャリエール」に出て行ってくれと言った後に歌う曲
「初めて頬に触れた~」みたいな歌詞。
ただ、パンフになく、「リプライズ」かもしれないので、調べ中。
(「Where In the World」のリプライズ!?)
(追記)結局分からずじまい。公式HPの初日舞台映像(3:42辺り)の歌。
⇒「新曲」でした。(宝塚グラフ2019年2月号」のトークより)
『エリザベート』の「リーヴァイ氏」等、いろんなテイストの音楽のミュージカル作品があります。
ただ、『ファントム』のような少しクラシカルなテイストの歌が「望海さん」に合っていると思いました。(個人的感想です)
「望海さん」の「歌唱」が『ファントム』の楽曲のテイストに合っている相乗効果
これが「望海さんエリック」(演技含む)と『ファントム』の魅力かなと思いました。
「真彩さん」については、観劇後半になるにつれ、歌がやわらかくなり、ピュアでちょっと儚げな「クリスティーヌ」になられて、個人的には、好きな感じです。
本来の持ち味(カラッと明るい印象)とは違う印象はあるけれど、役としてはしっくりきます。
「真彩さん」の『ファントム』内での「歌唱」は、
・「クリスティーヌ」の気持ち(感情系の度合いが強い)
・「オペラ座」(ビストロ)で歌う「オペラ」(技巧系の度合いが強い)
この2種類を、歌い分けて、どちらも圧巻なだけに、やはり舞台に手を合わせてます。
前にブログで書いた時より、『ファントム』の後半の母性が強く出る歌が、やわらかくなり、魅力的です。
とはいえ、「真彩さんクリスティーヌ」の歌で、一番好きな曲は、
「Home(私の夢が叶う場所)」
です。
感情を込めて歌う曲なら、この歌が魅力的で、共感して感動します゜☆ヾ(TωT。)
最近は、後半の歌「My True Love(私の真の愛)」にもすごく感動します。
(「感動連発」で安売りしてすみません)
先月帰省して観た時より、より「クリスティーヌ」になってる「真彩さん」⤴⤴⤴
(個人比)
「真彩さん」については、「トップ娘役さん」に就任されるまでを知らないので、
どんなテイストの歌が似合うのかは、分からないです。
でも、歌い分けている辺り・・・改めてすごい ☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆!!!
情感を込めて歌う曲も「オペラ」も魅力的な「真彩さん」。
どちらもしっくりきます。
「真彩さん」の変幻自在な歌唱は『ファントム』の楽曲も見事にこなせる。
という訳で、
『ファントム』は、本来のお二人の「歌唱力」に加えて、
「望海さんの歌の魅力」が引き出され、より素晴らしい舞台になってると思いました。
そして「真彩さんクリスティーヌ」なしでは「望海さんエリック」は生まれないです。
現時点での個人的感想なので、ご容赦ください。
さいたまんぬ