「涙の挨拶」に涙した「月組至宝の娘役さんお二人」のご卒業~月組『エリザベート』東京千秋楽ライブ中継
昨日と、作品の印象は、同じだったり違ったり。。。
でも今日は、東京公演千秋楽。
心に残った、新組長「光月さん」の挨拶、
そして、
卒業される、「月組至宝の娘役さん」
現組長「憧花さん」、トップ娘役「愛希さん」の挨拶を含めて、
感動の余韻を書き残します。(前組長!?)
心に沁みる言葉が多すぎた割に、記憶が曖昧な部分が多すぎます。
よって、間違いはご容赦下さい。
宝塚大劇場の千秋楽と、挨拶(紹介を含めて)が変わってました。
そもそも、両劇場の「千秋楽」見るのは初めて、「違い」を考えたことなかったです。
まず、上に挙げた3名の方、涙を流してました。
一緒に、やっぱり泣いてしまいました。
「愛希さん」も「泣かないっって言ってたけど、泣いちゃいました。」
と、仰ってました。
映像に映っていた中で、最も涙を流していらっしゃったのは「光月さん」。
涙の量や、涙を流すことが、感動や感傷等と比例するわけではないです。
言いたかったのは、
「光月さん」の卒業者の挨拶が素晴らしかったこと、
長年お二人を見続けてきたからこそ、言える言葉だなぁと、感動したことです。
「宝塚大劇場千秋楽」の時は、緊張気味でした。
今日は堂々として、挨拶は何も見ず、すらすらと述べ、頼もしい「月組組長」としての挨拶でした。
(千秋楽へのお礼と、サヨナラショーの紹介、今後の月組の予定.etc)
「愛希さん」のサヨナラショーの内容は後述(内容はほぼ同じです)
そして、最後の卒業者の紹介です。(印象的な箇所の概要で、順不同)
「憧花さん」(今日は「すーさん」と呼ばせていただきます。)
「すーさんは、組長になられてから、私(たち)は、すーさんの涙を見たことがありません。組長としての責任感を大変お持ちの方でした。ただ、1回か2回、泣くところを見ました。その時、私たちは、すーさんが私たちのこと、月組のことを一生懸命に想って下さっているということをとても感じました。(以下略)」
「愛希さん」
「ちゃぴは、月組みんなのアイドルでした。役に悩んでよく泣いていました。そんな彼女も、舞台上では堂々としていて、その姿に魅了されました。今や立派な宝塚を代表する娘役さんとなりました。同じ時代を過ごせて感無量(ここまで言ってたかな!?)・・・私たちは彼女にとても影響されました(色々なものをもらいました??以下略)」
記憶が曖昧。主旨です。
すごくあやふやですみません。きっと他の方が語られていると思います。
私が感動したことを伝えたかったのですが、聞き漏らすまいと聞いてた割に、忘れてますね。。
「光月さん」がお二人の姿をずっと見続けてこられたこと。
同じ月組生として、過ごした時間を振り返りながら、感じたことを涙ぐみながら語られておられました。
これまでずっと一緒に頑張ってきた先輩、後輩を見送る、「祝福」と共に送り出す側の「寂しさ」が詰まった言葉を、個人の想いと同時に「組の代表」として代弁しておられ感動しました。
(19年、10年近く!?)
そして
「すーさん」の挨拶
「私が配属された時、「真琴つばささん」の退団公演でした。「真琴さん」の「今日の反省は明日への希望」の言葉を胸に今まで進んでまいりました。(以下略)」
「清く正しく美しく」という言葉も仰ってました。この方が仰ると引き締まる気持ち。
役に葛藤されたことや「組長」としての責任の重さを感じていたことなどを語っておられました。
「月組生」として配属された時の、当時のトップスターさんの言葉をずっと、心の支えにして、今まで進んでこられたことが印象的でした。
雑誌などで「インタビュー記事」を読むことが多いです。
やはり、経験されてきた人の言葉は重みがあり、深いです。(「宝塚」に限らず)
人格者だなぁと思うこともあります。
「トップスター」や「組長さん」は、組の代表としての「責任」を背負いながら舞台に立たれていることが垣間見える「言葉」が心に沁みることも多いです。
そのことが頭をよぎりました。
(⇒後に続く伏線①)
「愛希さん」の挨拶
「今日まで、何度も壁にぶつかり、その度に沢山の方々に支えられて、ここまでなんとかやってこられました。今日は泣かないって思ってたけど、泣いてしまいました。(以下略)」
最初にもらった大役の「ひとかけらの勇気」という言葉を心に留めていたとも仰ってた・・・入団したての頃に心に刻まれる言葉「初心を忘れず」ですね。
この方は、言葉より、体現されているので、
サヨナラショーが「愛希れいか」という「娘役さん」を語ってました。
蛇足ですが、驚いたこと。
・「すーさん」に花束を渡したのが、同期生は、月組OG「城咲あいさん」!!
現役でも通用するスタイルと美しさに驚き、同期生であることに、時間の流れを感じました。
・「珠城さん」がカーテンコールで、「月組恒例のジャンプ」で締めくくるのに「小池先生からダメ出し」があったと仰ってたこと。
細かいけど、さすが小池先生!そして・・・面白い。
(「ジャンプの仕方」の指導)
【愛希さんのサヨナラショーで印象的だったこと】
純白のドレスで、大階段の真ん中から振り返った瞬間の「透明感ある輝き」が一番印象的でした。
7年もトップ娘役をされていたとは思えない、風格はあるけれど「新鮮さ」を失わないのが「愛希さん」の真骨頂だと思いました。
そして「華」。
やはり「華」のあるお方。
大階段で一人で存在しても、空間は充分に満たされてる。
「旬」を失わないまま卒業されていく、そして「無垢」「無邪気」がぴったり。
とはいえ、月組は、彼女に振り回された(いい意味)7年だったなぁと思いました。
最後の英語の合唱で、同期と肩を組むだけでなく「美弥様」ともハグしておられたのも、絆を感じました。
いいもの、見せてもらった気分♬
(⇒後に続く伏線②)
そして、締めくくりの「珠様」の挨拶が、変わってました!
失礼ながら、大劇場公演の時は、通常公演のような当たり障りのない挨拶だった記憶。
今回は、「トップスター」として、「組の代表」としての挨拶でした。
「今回の公演で、私たちは役者としてだけでなく、人としても成長することができたように思います。(印象的だったところ)」
「珠城さん」の挨拶に感じました。(伏線①)
「トップスター」として、「組の代表」としての「包容力」「責任感」オーラが漂ってました。
個人の「包容力」の持ち味から、「組子」を守る立場へと成長されてる感じがしました。えらそうな言葉しか、語彙力不足で見つからず、すみません。
そして、最後の最後のカーテンコール。
皆様、宝塚大劇場公演千秋楽時登場された舞台の「下手側」に注目されたのでは!?
(私だけ?)
舞台の「上手」から、トップコンビが登場されました。
珠様の「どう?」
から始まるのは変わらなかったです。
ただ、
愛希さん「(珠様に向かって)本当にお世話になりました。ありがとうございます。」
珠様「(愛希さんに向かって)お世話しました。いえいえ、こちらこそお世話になりました。ありがとね。」
愛希さん「予科生のヒョロヒョロの頃からお世話になって、、、」
珠様「うんうん、いやいや、お疲れさま。こちらこそ、お世話になりました。」
が続く。
この辺りが、一見さっぱりしてるように見えるコンビの中に、長い時間を過ごしたからこそ醸し出す空気と絆を感じた、温かい光景でした。(伏線②)
(「さっぱり」は、仲良くないという意味ではないです。言葉で説明しにくいけど、いい意味で使ってます。)
始終、涙を浮かべている「愛希さん」、
組長らしい姉御肌っぽさ(でも涙ぐみ)の「すーさん」
月組の支柱の「娘役さん」お二人の卒業は、やはり祝福しつつ、泣きました。
温かく見守る「美弥様」、感慨深げな「月城さん」、拍手がバチバチの「暁さん」、映っていた範囲内ですが、月組生も千秋楽と卒業のお見送りで、感慨深いでしょうね。
どの組も、そうですが、千秋楽は「退団者」がいると、帰り道、しんみりします。
宝塚大劇場公演千秋楽が私の中で、「卒業」と思ってしまうのですが、
やはり、最後の舞台は東京宝塚劇場公演千秋楽。
挨拶も感慨深いものがありました。
改めて、ご卒業おめでとうございます。
鼻ズルで帰宅し、「風邪?」と聞かれました。
よく「泣きました」を連発してますが、「舞台」、「動物もの」、「家族愛」限定で、動揺はよくしますが、普段は泣かないです。(怒ってる方が多い・・!?)
あと、年末のタカスペはさておき、来年から、新月組体制始動。
寂しいけれど、気持ちも新たに、月組の出航、楽しみです。
長すぎる備忘録でした。
感動を書き留めるつもりが、長くなってしまった。。。
最後までお読みいただいた方はありがとうございました。
さいたまんぬ