トップスターが目立つように作ってほしい~「陰陽師」は影の存在、地味を念頭に~(辛口です)
再び辛口で失礼します。
辛口最後・・のつもり。
『白鷺の城』での「疑問」と「ツッコミ」の一つ。
トップスターが「陰陽師」という影色が強い設定上、仕方がない?地味な色の衣装。
でも、「ショー」なのだから、改善の余地がありそう。
トップスターが目立つ作品を充て書きするのがオリジナル作品。
「真風さん」に少し影のある「陰陽師」はすごく似合う°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
そして「地味な色の衣装」でも、底から突き上げるオーラを感じる「青い炎」。
一方、「芹香さん」は華やかな「陽」が似合う方。
それだけに、配色(配役)を間違えると、微妙な構図になってしまう。
影のある「陰陽師」を軸(主演)にするなら、周囲は慎重な配役(配色)が必要。
平安時代の場面、上皇が黄金色衣装で登場しますが、それだけで目を引きました。
(上皇役の「凛城きらさん」の魅力もありますが・・)
それだけ、「衣装」は目を引き、強力な武器になると実感。
ネタバレがあります。ご了承ください。
日本物作品の一番の魅力は、豪華な「チョンパ」。
冒頭、「真風さん」は、地味な色合い(黒系)の装束で登場。
(更に少し前の「桜木さん」&「寿さん」のちょい場面はここでは省略)
銀橋で歌って去りますが、衣装関係なくトップスターオーラが滲み出てます☆゚・*:.。.☆
真風さんが去った後に、「チョンパ」
「チョンパ」で定番の感嘆のどよめきが起こる、大人数で豪華絢爛な場面。
華やかな衣装群で、一際華やかな「真紅」の装束でセンターに立つのは「芹香さん」。
じゃじゃーんと登場し、歌いながら、銀橋を渡る姿は、まるで・・・のよう (-_-)ウーム
個人の魅力オーラお一人(地味色装束) VS 大人数を引き連れた真紅の装束でセンター
・・・出方は反対の方がいいのでは!?
その後「愛月さん」も同様に歌い、姿も美しく、歌ウマで、目立ちます☆彡
⇒次の場面と間違えてました、失礼しました。(追記)
・・・ただ「紫色」装束が「真紅」より少し地味。
でも「真風さん」「芹香さん」程のインパクトの差は感じない。
それは、ポジションによる違和感が大きい「チョンパの登場の仕方」。
「衣装」差と「出方」の差は、大きい ∑( ̄[] ̄;) !! と感じました。
その後、腰掛けにゆったり座って、地味色装束で再登場「真風さん」がセンターへ。
でも、「チョンパ」の出は、インパクト大です。
元々華やかな「芹香さん」、真紅の装束が更に華を添え「おいしい」w(゚o゚*)w
ここは、「芹香さん」と「愛月さん」が左右にしゃがみ、舞台後方からセンターへ、バーンと「真風さん」が登場する方が、「待ってました!!」感ないですか!?
やはり「陰陽師役」重視ですか (T-T*)・・・?
「芹香さん」「愛月さん」は殿上人なので、平安装束で華やかな「チョンパ」登場。
(「星風さん」も登場しない。)
『白鷺の城』で、通し役は「陰陽師真風さん」と「玉藻前(狐)星風さん」。
他の方々は、色々な役を時代によって演じられています。
通し役の方が主役らしいのに、「陰陽師」役と衣装で、時に地味に見えてしまう。
オーラがどんなにあっても、基本「スターさん」は華やかなので、派手色衣装を纏われた「スターさん」は、かなり強者になられます。
戦国時代は、「真風さん」は軍師役、そして「芹香さん」は上司の武将役。
戦国装束は、上司且つ武将なので「紅色」と再び華やかな「芹香さん」。
対する軍師で「地味な紫色」の「真風さん」。
・・・軍師だから上司の登場は仕方ないかな。
なら、せめて登場するのは「華やかな色装束の芹香さん」でなくてもいいのに・・
と思う反面、短い時間の「ショー」出番が限られるので、出られるよね(。・・。)(。. .。)ウン
基本「陰陽師役」の通し役で地味色衣装なら、「華やかな色の衣装で華やかさを増す芹香さん」の配置は、微妙。
トップスターと2番手が同じ場面に登場するのは、見応えがありますが、トップスターが目立つような設定の方が多い気がします。
それが、「真風さん」の魅力と、「陰陽師」役設定で、難しい。。。
いや、華やかな装束が似合う「スターさん」を同場面に登場させることに問題あり?
もう少し、配色や役柄・場面を考慮した方が良さげだと思いました。
しかもラストは、「お祭り場面」で「えっ終わり!?」とあっけない感じで「陰陽師感なし」。めでたしめでたし、という場面と思うものの・・・
やっときた!明るい場面で、「真風さん」は、周囲と同じ「青天」民衆衣装(平凡)。
「馬子にも衣装」でない「芹香さん」なだけに、超目立ちます。
「芝居」の衣装も、やはり「真紅」の「芹香さん」に対して、落ち着いた色合いの多い「真風さん」。
役とは、ずれているものの、衣装に上質感があり、「真風さん」の気品と色気が滲み出て、似合う色の上品な衣装。
とはいえ、「真紅の衣装」はやはり目立つ。
充て書きのオリジナル作品で、トップスターの持ち味(魅力)を引き立てるのは、2番手役の持ち味まで考慮すると、難しいことが分かる作品でした。
「芹香さん」の方が華やかさで目立つなら、それこそ「スター」でしょう、という感じではない、構成上の問題。
「真風さん」は、風格ある「トップスター」で、「陰陽師」としての魅力も感じるだけに、惜しい感ありです。
最も風格があったのは「松本悠里理事様」でしたが、ここは何も言いません。
地味を連発して失礼しました。
「落ち着いた色」が適切ですね。
まだ開幕したばかり、感想は変わります。
現時点での個人的感想なのでご容赦ください。
さいたまんぬ