「専科」は必要~「専科なしで公演」売りに思う~
帰省中&『エリザベート』期間は、全てがストップするので、情報遅いです。
今回の月組『エリザベート』は、専科からのご出演(助力)はありません。
専科出演がない公演の時、
「今回は専科からの出演がなく〇組のみで上演」
何らかの記事で見かける文言。
専科の助力なしでも、今の〇組は実力ある組子達で、上質な作品をお届けできます!!
という、自信や誇りが伝わってきます。
(個人的印象)
これまでは、「また「専科〇〇さん」出演されてる。確かに上手なので、甘えてしまうけど、組子さんを配役して、頑張ってもらいたいなぁ・・成長にも繋がるし。」
と、半分位、思ってました。
ただ今回は、「せっかく「専科」があるのだから、使うべき時は使ってください!」
と思ってしまいました。
これまで、「専科出演」公演に対して、
「おぉ頼もしいね」
「さすが、〇〇さんの演技は締まる」
と、実力と存在の頼もしさを感じました。
でも、
「専科の方がいたらなぁ・・・」
と思ったことは、失礼ですが、あまり印象にありません。
今回の月組公演は、「若い!」と思いました。
裁判官の「声」から始まるので、最初にその「声」を聴いて「若い!」と思いました。
「男役の渋さや味は年数を経て出てくる」とか、よく言ってます。
ありきたりですが、「声」大事ですね。
(そういう「新書」もありますね)
そして、今更ですが、演技は「声」だけでも充分、伝わりますね。
俳優さんの魅力は、年代によって、違います。
「宝塚」も、若手とベテランの魅力は違うものの、それぞれに魅力があります。
「味や深み」の魅力は、ベテランに分があります。
作品中で、年を経ていく人もいますが、最初から、年配の役もあります。
そして、今回、その年配の役を「専科なし」で「月組生」が演じてます。
あるお方について語ると、
「目立つ役」で、「劇団の注目株」を配役してます。
そのお方、私も「いきなり最近注目」して、好きです。
少し路線からは外れているかもしれないけど、「別格スター」にはなりそうな方。
舞台上で、オペラグラスなしでも目立つ、華やかさ☆彡
いいねぇ (≧ω≦)bと、個人的「注目株」は上がりました⤴⤴。
「老け役」は、「(別格)スター候補」としては惜しいかもしれない。
「95期」だし、推しておきたいし(劇団の思惑)、、、
でも、作品上「目立つ役」は、これ位かな、、なので、配役に納得感はあります。
でも、舞台の演技は・・・「若すぎた」
渋味と深みが「老け役」にしては物足りず、「若すぎた」。
「目立つ役」で、もう数年、経験を積んだら、間違いなく良かった!
と思う、元々演技巧者な印象に「スター性」も感じるので、「推し」に文句なしです。
ただ、「配役」が現時点では・・・「若すぎた」(TmT)ウゥゥ・・・
歌も芝居も悪くなく、ただ「若すぎた」だけが惜しい。
でも、これ、役としては重要なだけに、複雑・・・。
「急激推し」や「抜擢」は、「役」を選んだ方がいいかと。。
そこで、「あぁ、専科の方が演じてくだされば・・・(TmT)」と思いました。
「専科」の存在の偉大さ、「影の功労者」「縁の下の力持ち」を実感。
先日雪組ライブ中継で、「梨花ますみ」さんを認識した途端の「異動」は驚きました。
組によって、ジェンヌさんの学年層や持ち味が違います。
「お気に入り」の方の「専科」異動は、複雑です。
長年、その組を見守り続けた組長の「専科」異動は、もっと複雑。
「梨花さん」については、異動経験が割と豊富なようですが、それでも「組長」の存在の喪失感は大きいです。
でも、やっぱり「専科」は必要で、色々な組を助けてほしい存在と痛感。
「次期雪組組長」が発表されない疑問も抱きましたが、「ちょい出し発表」には、慣れなくても、「またか」と思う順応性は身に付いてきたかも!?
最後に「あるお方」は、エリザベートのパパ「輝月ゆうまさん」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
今後の活躍が楽しみです。
さいたまんぬ