「愛月さんに足りないもの」に思いを馳せる

「2019年宝塚卓上カレンダー」から「卒業」されただけなのに、すでに悲観モード全開です。

なので、悲観的思考に走りがちな者の、個人的感想であることをご了承ください。

 

今年の個人的3大激震

「彩凪さんショック」「鳳月さんショック」「愛月さんショック」(現時点)

今年の漢字「一文字」、さいたまんぬヅカ版は、「惜」。

これは、来年も使いそう。

いえ、毎年使う漢字です。

「惜」・「祝」・「驚」。

ヅカを愛する者として、世代交代や切ない人事はつきものなので、受け容れております。

 

ただ、今回は「彩凪さんショック」と感覚が似ています。

トップ路線を走っているのに、「一抹の不安」を感じる感覚。

でも、「愛月さんショック」の方が大きい。

贔屓度の強さではないです。

 

繰り返しますが、まだ何も決まっていません。

単に「卓上カレンダー」を「卒業」されただけ。

失礼極まりないです。

でも、さいたまんぬは、ルドルフ皇子のように、葛藤と苦悩を抱えております。

 

「芹香さん」は、トップスターの座に「王手」をかけています。

「愛月さん」は、贔屓目を加えても「一抹の不安」を感じます。

元々「愛月さん」は好きで、今は「芹香さん」も好き。

とは言っても、第3次ブーム以降は、ハマるジェンヌさんはおりません。

  

どちらも「好き」で、少し思い入れの強い方が「愛月さん」。

思い入れが強いのは、たまたま注目した時期が早くて、長く観ていたから。

(大劇場のみですが・・・)

このたまたまが、「運」や「明暗を分ける」こともある「ヅカの世界」。

 

劇団にとっては、たまたまではない事が多いので、ファンは見守るのみ。

(時に、ファンが大きな力となり、動かすこともある!?)

 

「芹香さん」がたまたま、同期「愛月さん」がいる宙組へ異動してきたのか、

異動時から、すでに決まってしまっていたのか、ともかく「不安」の始まりです。

トップ「芹香さん」を支える2番手としては、「愛月さん」すごくいい!!

でも、その先が見えないので「不安」。

 

「愛月さん」がトップスターになるのに、足りないもの。

関係ないものを挙げると、
 ①組替え経験(歴代の宙組トップは組替え経験者揃い)

 

どうしようもないものを挙げると、

 ②運 ⇒ これは「切ない」度、MAXです。

  言わずもがなです。(「95期」時代到来と「世代交代」の現実)

 

「一抹の不安」で要因と思われるものを挙げると、

 ③足り過ぎていること

 ④持ち味

かなと思います。

 

③足り過ぎていること

 熟した、味のある渋い男役が似合う「愛月さん」。

 そして、心を打つ演技の上手さ。 

 芝居をぐっと引き締めて、よりよく見せて下さいます。

 ・・・「補完力」が高すぎる。。。

 高すぎると、「補完役」に回ってしまう可能性のある、危うい能力です。

 

④持ち味

 こちらは、「運」と関連している気がします。

「愛月さん」がトップスターになるとすれば、④が時代に合うことですね。

(他組のトップスターさんとのバランス:違う個性のトップスターを求める理事長)

 個人的に、「愛月さん」は、「いぶし銀」のような魅力の方です。

 「芹香さん」が「太陽」なら、「愛月さん」は「月」の魅力。

 どちらも輝いていて、輝き方の違い。

 トップスターさんは、組と時期によって「太陽」か「月」か選ばれます。

 「月」は、「太陽」が出てる時は、目立ちにくいです。

 「太陽」型の「芹香さん」、今、勢いがあります。

 「太陽」の明るさで、キラキラ眩しく輝いてます。

 しかも、「月」にもなれそうな意外な一面を見せ始めました。

 「太陽」型の人が「月」の魅力を持つと、より輝きが増し魅力的に見えます。

 そして、「太陽」型の方が、魅力が分かりやすい気がします。

 なので、「芹香さん」はトップスターに「王手」をかけている感を抱きました。

 分かりやすい「華」がある方です。

 でも、これ、「宝塚のトップスター」としては、最強の武器と思います。

 

 「愛月さん」は、「芹香さん」と同期。

 更に、すぐ近い学年に「劇団推しの95期王子様」が控えているのが、「不利」な点。

 そして、今、劇団と宙組が求めているトップスター像が、「芹香さん」なのかなと。

 これは「運」です。。

 

 すっかり、悲観的な妄想になってますが、まだ何も決まってません。

 「愛月さん」は、作品を引き締めるのに、欠かせない存在。

 花組「瀬戸さん」のような「別格スター」としても充分輝けます。

 「ファン」なら、やはり「トップスター」になってほしいです。

 ただ最近、「別格スター」の活躍が目立ち、劇団も認識して扱いを大きくしてます。

 

 あとは、「トップスターとしての資質」

 「分かりやすい人」と「分かりにくい人」なら、「分かりやすい人」の方が「トップスター」にふさわしいです。

 でも最近、どなたが就任するか分からない状況の時もあります。

 就任後は、そこそこ納得するので、やはり、組の状況と時期という「運」ですね。

 

 結論を、「運」という曖昧なものにしてしまいました。

 ただ、誰にも文句を言わせない、「華」のある「スター」は、滅多にいません。

 「愛月さん」は残念ながら、現時点で、その域には達していないかもしれません。

 かといって、下級生が現時点で「愛月さん」より相応しいかどうかも、疑問。

 ただ、「真風さん」トップスターに就任したばかり。

 まだまだ、先の話です(多分)。

 結局、なってみないと、分からないです。

 でも、簡単に、なれるものではないんです(涙)。

 というのが、現時点での感想です。

 

 個人的感想ですので、ご容赦ください。

 

 さいたまんぬ

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