「ロレンツォ(芹香さん)中心のルネサンス」に見える作品 ~「宙男様」ポジションからの妄想と「100期時代」?~
宙組公演『異人たちのルネサンス』の主な配役一覧を見ての感想です。
メディチ家当主「ロレンツォ(芹香さん)」、いい男ですね (≧∇≦) ♪
政治力はあり、民衆からの支持も厚く、芸術家のパトロンとして「ルネサンス文化」を築きあげ、人間的に魅力溢れる人物°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
前回「ラムセス」役に続き、「おいしい役」だなぁ~~。
多少、女性関係が派手でも、ご愛敬 ヘ(≧▽≦ヘ)
そんな「ロレンツォ」の妻「純矢さんカトリーヌ」
ローマ(よそ者)の名門家出身、当時のフィレンツェは人文主義(神中心より人間性重視)とは、そぐわない信仰深い女性。
気難しくて、「ロレンツォ」とは気が合わない・・・「純矢さん」に説得力ある配役。
愛人を侍らせて遊ぶ「ロレンツォ」・・・名門一族の若きおぼっちゃま。
・・・当初の予想より若い印象です。
ポスターの年齢位の美貴公子でええ感じ☆彡
「余に手に入らぬものなどない!」と「星風さんカテリーナ」もゲット (*`д´)b
「星風さんカテリーナ」は美貌で見染められ、一身に寵愛を受けた女性というより、一時の気まぐれで、側に置かれている感じ。
妄想は膨らみます o( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)o
金で買われた愛人で、謎めいた微笑は「愛人になるまでの経緯の悲哀」!?
「芹香さんロレンツォ」は、前回公演「ラムセス」とちょっとキャラが似てます。
仕事ができて、チャラ男だけど、人間的魅力があり、女好き。。
「真風さんダ・ヴィンチ」と「カテリーナ」を巡る三角関係よりは、友人関係(パトロン)の印象が強まりました。
前に書いた、「超路線スター」には「悪役をやらせない」説が再浮上⤴⤴
でも、悪役がいないと、作品が面白くない (-_-)ウーム
史実では、ローマ教皇(寿つかささん)と有名な「パッツィ家の陰謀」(凛城きらさん)が、ロレンツォの敵です。
こちらの方々は、正統派「悪役」っぽいです。
ここで、気になる「愛月さんグイド司教」
ネットで調べても、それらしき人物が見当たらないです。
名前だけ近い人物で、本名が「グイード」という絵画「受胎告知」で有名な画家の、「修道士フラ・アンジェリコ」がいます。
でも、天使のように善良な人物だったらしいです。
失礼ながら、真風さん、芹香さん、愛月さんが「好人物」だったら、なんか、ドラマに面白みが欠けません?
ただ、前回の公演、この「3大スター」に、悪役はいなかったものの、作品は、悪役もいい感じで登場して、成立しておりました。
なので、分かりません。
作品は、「真風さん」と「星風さん」の愛を描くのが主軸です。
ただ、あらすじにわざわざ、「芹香さん」がローマ教皇と対立を深めつつあることが書かれています。
メディチ家と対立していたパッツィ家が、当主ロレンツォ達の暗殺を企てるのが「パッツィ家の陰謀」。
「パッツィ役」も登場するので、この事件は舞台で起こるはず ヘ(;゚ロ゚)o-(▼▼メ)○
でも、ローマ教皇とパッツィ2人では、人数が少ない・・・
裏で操る人物がいたら、面白いのになぁ ( ̄ヘ ̄;)ウーン
その人物が、「愛月さん司教」だったりしたら、いい感じ (*▼_▼) b
「愛月さん」の悪役が上手すぎて、花組「鳳月さん」状態になったら、さいたまんぬまで致命傷を負うので、この妄想は、複雑です・・・。
ちなみに、この事件で命を落とすのが、ロレンツォの弟「ジュリアーノ桜木さん」。
美貌で名高い人物です☆゚・*:.。.☆゚
美人薄命じゃないですが、いい人そう。
「桜木さん」はやはり「御曹司」と実感 (゚∇゚*)(。。*)ウンウン
「注目株」の「和希さんクレディ」は、調べた限りでは「おいしい役」な人物。
ダ・ヴィンチと影響を与え合った画家・彫刻家「クレディ」
クレディの描いた「カテリーナ・スフォルツァの肖像画」が「モナ・リザ」に似ているそうです。
作品の副題「ダ・ヴィンチが描いた記憶」と、謎の微笑のカテリーナ⇒「モナ・リザ」
たとえ、出番が少なかったとしても、公演全体に関わってきますね。。
他に名前を知っている中堅&若手「宙男様」は芸術家、ダヴィンチの仲間たちかと思いました(ロレンツォから恩恵受けてる人たち)。
イタリア史の勉強結果を説明しているような文章。
ただし、当時、同じ名前が多いので、妄想多々ありです。
ただ、妄想でも、キャストへの注目度が分かりやすい配役。
さすが、オリジナル作品です ♪(* ̄∇ ̄)/
しかし、主要人物の「ロレンツォ」に絡み度が高い Σ(・□・;)
妄想とはいえ、「ロレンツォ」が作品で重要人物であることは、間違いない (-_-)ウーム
「注目株」の出番を増やすと、皺寄せで、恋物語の場面が少なくなってしまいます。
よって、「ロレンツォ中心のルネサンス」物語に見えてしまいました。
でも、びっくり人事と共に多いのが、びっくり脚色の演出 Σ(゚Д゚)
(例「異聞・天草四郎」)
楽しみです☆゚・*:.。.☆
気になるのは、「注目株」の「鷹翔千空さん:101期」が載っていない (ノω・、) ウゥ・・・
そして、前回も今回も載っているのが「愛海ひかるさん:100期」
「愛海さん」、前回の公演「ティト役」も子役ながら、目立つ役でした。
そして、新公では「和希さん」の役をされてました。
個人的に、「若手注目株」と思う、以下の「宙男様」
留依蒔世さん:97期首席入団。2012年:阪急阪神の初詣ポスターモデル
瑠風輝さん:98期生(研7)。3度新人公演主演(その中に「トート」役あり)
鷹翔千空さん:101期首席入団。2016年:阪急阪神の初詣ポスターモデル
やはり、前に書いたように「首席入団」は活躍される印象を受けます。
太字で書いたのは、今回の新人公演の主演を予想するにあたって、キーポイントかと。
新人公演卒業に花を持たせるべく、「瑠風さん」が「主演」するのか?
『エリザベート』登竜門はクリアされているので、後輩へ譲るのか?
「鷹翔さん」連続主演か?
もしや「100期生」初主演(男役)!?
「主な配役表」に名前が無くても、新人公演で活躍されることはあります。
新たに、片隅にインプットした、「愛海ひかるさん」100期生。
「歌劇2018年5月号」の楽屋取材で「気になるあの人」に載ってます。
ほんま気になるわ~。
前回、新公2番手役は「優希しおんさん」で100期生。
100期生は、すでに他組の男役さんも新人公演主演されたり、活躍が始まってます。
宙組100期生は、「星風さん」「天彩さん」と娘役さんの方が注目が早かったです。
「95期時代」の次は、「100期時代」でしょうか?
なら、その次は、5年後「105期」!?
5年の学年差があれば、リストラの不安が少なめですね。
とはいえ、宙組で一番気になるのは「愛月さん」の今後の行方です。。。
それだけに、謎な「グイド司教」なる人物が気になります。
「ロレンツォ中心のルネサンス」なら、「おいしい役柄」は期待できそう。
でも、「怪演」って微妙な誉め言葉の「おいしい役」は、この時期には不安です。
さいたまんぬ