雪組娘役の現ポジションを思う~雪組公演「凱旋門」「Gato Bonito」を観て~
華やか過ぎる「雪男様たち」に目を奪われがちの、今回雪組公演。
でも、さりげなく、娘役さんたちも、様々な場面で活躍されています。
なので、「この人が次のヒロイン!!」と分かりにくいです。
まず、「凱旋門」。
ジョアン(真彩さん)の次に目立つ役は、フランソワーズ(美穂さん:専科)。
印象的な役は、ユリア(彩みちるさん)、ルート・ゴールドベルグ(朝月希和さん)。
台詞と場面が与えられ、意図的に目立つのが、「潤花さん」「星南のぞみさん」。
準ヒロイン役は、ユリアです。
ただ、金髪が美しくて目立ち、印象に残るのは、ルート・ゴールドベルグ。
「彩さん:99期生」研6、「朝月さん:96期生」研9は、新公ヒロインも経験済。
しかし、今回、新公のヒロインは「潤さん:102期生」研3。
「星南さん:98期生」研7は、新公では、ルート・ゴールドベルグ。
新公のユリアは「希良々うみさん:100期生」研5。
本公演で、準ヒロイン役でも、学年が上がると、トップ路線から外れていくことも多い娘役さん。。
本公演で「準ヒロイン」清潔感溢れる役の「彩さん」、いつの間にか研6です。。
「朝月さん」は目立つのですが、「女役度」が高い役です。研9です。。
先日バウヒロインを務めた「星南さん」も「女役度」が高く、「真彩さん」の同期。
新公も、同じく女役度の高い「朝月さん」の役。
目立つ「女役度が高い役」も、トップ路線から外れていく傾向にある気がします。
その点、「潤花さん」の本公演は、少年役。
ヒロイン候補の本公演での路線役です。
「歌劇」誌の座談会で「ショー」の登場メンバーは、
娘役さんは「真彩さん」と「朝月さん」(と「梨花さん」)。
ショー「Gato Bonito!!」の、「第2夜」ピアニスト「彩風さん」の相手役で、超目立つのが「朝月さん」です。
フィナーレ前に「永久輝さん」を挟んで、3人で銀橋を渡るのは、
多分、「彩さん」「星南さん」でした。
焦点を定めにくい見所満載のショーだったので、娘役さんが、はっきりと目立つ場面をもらっていたのは、ほぼ「真彩さん」。
次が「朝月さん」(第2夜)でした。
最近の状況を知らない、さいたまんぬが観て、「真彩さん」の次に目立ってたのは、
お芝居を含めて「朝月さん」でした。
わざわざ、ブログネタにしたほど「朝月さん」が目立っていたので、疑問が生じたわけです(失礼)。
「朝月さん」の花組から異動されてきた位なので、劇団も何らかの意図はあるのでしょう。
しかし、学年と、前トップ娘役「咲妃さん」と同期。
なんとなく不利感漂います。。
なので、新公ヒロイン、バウヒロインを見てもイマイチ分からない2番手ポジション。
トップ男役さんが交代時、トップ娘役さんは抜擢されることもあり、最初の頃は娘役さんの2番手が、分かりにくいことはよくあります。
はっきり分かる組は、今、ないかも!?
少し前(トップ男役さん退団前)は、次期娘役トップとして、異動してきたり、分かりやすかったのですが、落ち着いたので、今、模索状況なのでしょうか。。
100期生時代の幕開けか!?
それとも、
花組に逆転ホームランを放った「仙名彩世さん」が輝いていらっしゃいます。
「雪男様たち」に目を奪われてしまいがちですが、「雪女様たち」も悩ましい立ち位置です。
今後の雪組は、やはり「要経過観察」です。
さいたまんぬ