轟悠さん主演雪組公演「凱旋門」~18年ぶり驚きの理事凱旋公演に「何で?」満載~

観劇バブルが弾け、次回の観劇は宝塚大劇場雪組公演までお預けです。

雪組凱旋門」は他の作品で、脳内比重が軽くなってましたが、そろそろ予習の時間。

「轟さん」主演かぁ。。

ネット記事を検索しても「主演」って書かれているものが多いです。。

以下のつぶやきは、決して「轟さん」に対する誹謗中傷ではありません。

単なる個人ブログのぼやきですので、スルーしてください。

 

①何で轟さんが「主演」?

②何で今の時期?

③何で「凱旋門」?

④何で雪組

⑤何で大劇場公演?(他の劇場でもいいのに)

 

「轟さん」は男役道は大学院(専科)も修了され、神格化への階段を上られていらっしゃる「理事」なので、「ツッコミ」は「すみれコード」かもしれません。

とはいえども、さすが「理事」

説得力の「オーラ」があります。

年齢不詳どころか、年々若くなる研ぎ澄まされてゆく美しさ。。

質問できるなら、

「美しさを保つ秘訣(食と睡眠)は?」

「春日八千代さんの後継者とはいえ、どうして絵画まで究めていらっしゃるの?」

位です。

ただ、それ以上に説得力を見い出せない「何で?」尽くしです。

ホントに質問したいのは、①~⑤の「何で?」です。

 

「轟さん」の雪組トップスター時代の作品は、ほとんど記憶がありません。

 よって「凱旋門」も記憶なし。

 なので、名作度合いを理解しておりません。

「再会/ノバ・ボサ・ノバ」の方が憶えています。

なので、「凱旋門」がなぜ、今、雪組で、轟さんの主演で、大劇場公演で、再演されるのか、が疑問です。

すでに、発表時点で皆さま思われているので、旬の過ぎた疑問を、今更すみません。

いくら妄想しても、昨晩の「花組衝撃ニュース」のように、結局無意味です。

有意義なのは、費やした時間、ヅカに想いをはせることができた自己満足感です。

でも、これ大事。このブログを始めたきっかけでした。

なので、ボケ防止のためにも、妄想は続けようと思いました。

 

①何で轟さんが「主演」?で「凱旋門」?

 「凱旋門」この作品は、

  ・「轟さん」が文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞された作品だから。

  ・「轟さん」が同じ役じゃないとダメ。

②何で今の時期?

  これが、一番謎です。

  妄想として有力なのは、

  ・小川理事長の希望

  ・「轟理事」が「春日野八千代さん」の後継者である事の認知度アップのため

  かと。後ほど③~⑤で補足します。  

③何で雪組

  これを自分に納得させるのに、時間を割きました。

  2つの妄想仮説

  その1:小川理事長の望みが「望海」と「雪組」だったから

  その2:他組を見渡して、一番無難なのが「雪組」だったから

 

その1:小川理事長の望みが「望海」と「雪組」だったから

 「凱旋門」制作発表における小川理事長の発言を一部抜粋します。

 小川「まずこの『凱旋門』を2000年に観た時に、本当に素晴らしいと思いました。それで雪組トップが望海になって、「あ、時が来たな」と思いました。この『凱旋門』がやれる。轟もこうして男役を頑張ってくれている中、雪組でやれる時が来たと思ったので、ここで再演したら良いと思いました。(以下略)

(宝塚ジャーナルより一部抜粋)

宝塚ジャーナル : 轟悠主演で18年ぶりに蘇る名作と望海風斗のイメージで創られる新作ショー 宝塚雪組公演かんぽ生命ドリームシアター『凱旋門』『Gato Bonito!!』制作発表会見レポート

  「望海さんがトップになってやれると思った」

  「雪組でやれる時が来たと思った」

  で、主演が「轟さん」というのが解せないです。

  2番手役「ボリス」にピッタリなのでしょうか?

  他の作、演出家先生方の言葉も気になります。

  柴田先生のメッセージ:雪組トップの望海が友人ボリスをやるにあたり、役を膨らませ、ナンバーなども増やす予定です。

  謝先生のインタビュー:初演との一番の違いは、ラヴィックの友人であるボリス役を、今回は、雪組トップスターの望海風斗さんが演じるということです。ですから、ボリスという役をふくらませることが一番の変更点で、柴田先生も脚本を書きかえていらっしゃいますし、歌も増やす予定です。(歌劇団HPの演出家インタビューより抜粋)  

  下線部はさいたまんぬの注目箇所です。

  小川理事長と作・演出家先生方の温度差が違いません?

  温度差といえば、特別協賛の「かんぽ生命」からは、作品への熱意はあまり伝わってきません。「かんぽ生命」といえば「望海さん」推しですよね。。

 

  とりあえず、小川理事長が「凱旋門」上演を熱望していた事は分かりました。

  でも、「望海さん」について、何がぴったりなのかは、よく分かりません。

  「雪組」でやらなきゃいけない意義もよく分かりません。

  「2番手役を望海さんの為に役を膨らませ、歌を増やす」演出修正。

  名作を加筆修正したら、作品のバランスが崩れませんか?

  加筆修正の度合いにもよりけりですが。。

  「前夜祭もしなければ!」と開催する旨を小川理事長は宣言されておられました。

  とにかく、素晴らしい作品であることは小川理事長のお墨付きですね。

  小川理事長の就任以来、観客動員数が増えているので、そのお方のイチオシ作品。

  今回の企画はきっと成功しますね。

  さいたまんぬも、なんだかんだ言いつつ、観に行きますし。

  あちこちの記事で「名作」「傑作」と連発されると、刺激されますよね。

  巧いなぁ~。

 

その2:他組を見渡して、一番無難なのが「雪組」だったから

 花組:昨日、状況が変わりました。トップスターさんの状況が微妙!?

 月組:愛希さん退団により、娘役トップさんが交代するので時期的に調整難。

 星組:台湾公演と大役を担い、こちらもトップスターさんの状況が微妙!?

 宙組:こちらはトップ就任されたばかりでしばらく安泰なので、候補に挙がっていいと思う。

 そう、今上演するなら「宙組」でもいいと思うので、なんで「雪組」?

 結局観てないので、「望海さん」の方が「真風さん」よりボリス役に合うのかな?

としか想像できません。

 初演時、ボリス役の「香寿たつきさん」って歌もうまくて、実力や雰囲気が「望海さん」と似てません?(対「真風さん」比)

 

④何で大劇場公演?(他の劇場でもいいのに)

 これも謎です。

 博多座中日劇場もあるのに、わざわざ大劇場公演。

 トップスターを2番手役にしての再演。

 これも、

 その1:小川理事長の「轟さん」「望海さん」「雪組」でお観せしたい希望

 その2:「轟理事」が「春日野八千代さん」の後継者である事の認知度アップのため

 でしょうか?

 大劇場公演以外の公演は、ヅカファンや「通」の方が観に行く事が多いと思います。

 さいたまんぬも、ヅカ愛は強くても、お金がないので、観劇は原則「大劇場公演」。

 なので、「大劇場公演」に「轟さん」がご出演されたら、観る機会となります。

 以前、「轟さん」が各組を順番に回って主演した「降臨時代」がありました。

 でも、ここしばらく、なりを潜めております。

 専ら、他の劇場でご出演されております。

 そして、最近は、どの作品も中々好評で、観たいなぁと思う事が多いです。

 ただ、「お金があればね」で、二択なら、やはり大劇場公演です。

 と、いう方々やヅカ初心者にも、「春日野八千代さんの後継者」は宝塚の教科書として、「観ていただかなくては!」という配慮かな?と思いました。

 春日野八千代さんの後継者」として体面を保つためにも、大劇場の真ん中に立って認知度を上げる必要があります。

 「文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞されたお方」、「傑作」と聞けば、すごい風格が漂います。

 「いつやるか?今でしょ!

 余談ですが、「優秀賞」は過去にも、宝塚歌劇団は受賞してます。

 ただ、「組」での受賞が多いです。

 「個人」では、新人賞が多く、現役では花組「明日海さん」ですね。

 (平成27年度「新源氏物語」の光源氏の演技に対して)

 過去は「柚希礼音さん」「霧矢大夢さん」「春野寿美礼さん」、、説得力ある顔ぶれ

 (調べ切れず、他にもいらっしゃるかも。。間違ってたらごめんなさい。)

 よって、「新人賞」より上?の「優秀賞」を個人で受賞される事はすごい!?

 「文化庁芸術祭賞」の凄さレベルは分からないです。

 ただ、「文化庁」ってだけで、お国が認めた芸術に関する評価って感じがします。

 

 一応、「何で?」を自分なりに説得させてみました。

 ただ、「凱旋門」への熱い再演希望より、

 「轟理事」が「春日野八千代さん」の後継者である事の認知度アップ戦略

 の「幕開け」で「後継者お披露目公演」だった場合は、、、、複雑。

 とりあえず、「百妄想は一見に如かず」ですね。

 

 さいたまんぬ

 

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